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SOGの事故事例について
つい先日、自構内のSOG開閉器本体内部の短絡過電流により、電力会社変電所過電流による停電(近隣需要家約1000件)、再閉路供給再開(SOG開路動作後)という事象を経験しました。 今回、SOG開閉器本体の短絡事象というのが、非常に特異な事象のようにおもえましたので、同様の事故事例の経験、または事例データベース、又は不具合の情報等お持ちの方がみえたら、教えてください。 【故障開閉器】 三菱電機製、型式PST、型番2GLDU、品名:屋外用過電流ロック形ガス負荷開閉器耐水形(耐重塩)、1995年製。
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まず、PASのトリップコイルの絶縁測定について 停電時にトリップコイルにつながっている制御線をリレーから外してメガで測定するのがベスト 活線でもできなくはないです、過電流ロックさせて制御電源を切るとPASが切れますのでくれぐれも注意してください。 (上記の意味がわかるようなら活線でできます) *この方法はメーカーT社に聞いた方法です 事例について補足 鉄製で重耐塩塗装のPASで耐塩仕様でしたが取付時の塗装の傷から腐食した見たいです(メーカーの報告書より) PGSについて ガス入りで穴が開いたらガス圧低下で引き外しロックになりSO動作しないはずだし、水が入っていたならば穴が開いていたんですかね。 最後にM社は、よくじゃなくてたまにガス抜けで引き外しロックがありました。
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- dennko
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PASの内部短絡による事故は最近よくおきています。 各メーカーのホームページを見ると不具合の型式・年式の案内が合ったりします。 (どのメーカーと書きたいのですが、自主的に調査しているメーカーもあれば、短絡してから保守が悪いと言うメーカーもいるので、やめます) 経験では、本体上部のさびから小さい穴があいて、内部で結露して1線地絡から異相地絡、そして短絡で配変を1日に2回とばしたことがあります。 PASがGR動作したときに(配変動作OCR 1回目再送成功)絶縁がよかったので、もらい事故と思って送電して、3時間後に(配変動作GSR+OCR)き線事故でした。 PASはトリップコイルの絶縁を測定するとわかるときがあります。また、何年かに1回は上も点検したほうがいいと思います。
お礼
dennkoさん。 早速のご回答ありがとうございました。
補足
「SOGの事故事例について」ご回答ありがとうございました。 今回、ガス封入式のPASで、内部短絡したので「こんな事ほんとにあるの?」という疑問が強く質問させていただきました。 併せて「耐重塩」の筐体がステンレス製で、密閉も完全なはずが、なぜか内部からかなりの量の「水」も検出されました。 現在、メーカによる原因解析に送っています。 >PASはトリップコイルの絶縁を測定するとわかるときがあります。 について、これは内部の絶縁状態を通電(活線)状態で判断する方法の1つとして解釈してもよろしいでしょうか?ご教授ください。
お礼
追加回答ありがとうございました。m(_ _)m
補足
>ガス入りで穴が開いたらガス圧低下で引き外しロックになりSO動作しないはずだし そうなんですよね。不思議なんですが、リレーは「過電流」動作してました。 発生したときに、かなり大きな爆発音がして、過電流ロックが働き、電力会社停電になり、引き外しが働いたようです。 筐体は、SUS3mmくらいの鋼板かな。饅頭のように膨れ上がり、上蓋R相の位置あたりが黄色く焼けた跡がありました。 また、制御線端子(防爆栓)がぶっ飛んで、本体を構内柱から降ろしたら、中から水がジャ~って感じでした。 原因はなんだったんでしょうか? >PASのトリップコイルの絶縁測定について ありがとうございます。同機種使用のSOGが他事業所でもかなりありますので、予防保全として技術検討した上でやってみたいと思います。 (メーカの回答も早くほしいですが・・・)