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柱上高圧気中開閉器(PAS)とSOGについて
- 柱上高圧気中開閉器(PAS)とSOGについての要約文1
- 柱上高圧気中開閉器(PAS)とSOGについての要約文2
- 柱上高圧気中開閉器(PAS)とSOGについての要約文3
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質問者が選んだベストアンサー
問)P1,P2に電圧が来ないということは、SOG自体の電源も落ちるということではないのでしょうか? なのになぜ、開放条件が成立したと判断でき、PAS開放の動作ができるのですか? 回答) SOG制御回路の負担は小さく、当然のことP1、P2に電源がなくなっても機能を維持してSO動作できます。(全メーカー) ・SO動作は、SOG内のコンデンサーに蓄えられたエネルギーを使っています。 ・40年ぐらい前からSO動作機能はありました。 基板内の回路はメーカー公表していませんが、昔の機種は簡易な回路でした。 一度バラシテ自分で回路図を作ると勉強になります。 ・G動作についても2秒程度の電源喪失機能がついてます。 問)トリップコイルを動作させる電解コンデンサは、どこについているのでしょうか? SOG制御箱内です。 戸上電機製作所本社に技術担当(S殿)がおられますので、取説他熟読されて電話されると良いです。
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- aruhai
- ベストアンサー率80% (41/51)
電力設備の保守を行っています。 1)SOGはPASを開放(切)動作させる継電器です。 PAS内のZPD、ZCTにより電圧、電流信号をSOGに送ります。 SOGは零相電圧、地絡電流、位相により2次側地絡事故かどうかの判定を行います。 2次側地絡事故の場合は、トリップ信号(DC141V)をPASに送ります。 2)SO動作(過電流ロック検出、ストレージオーバーカーレント) a.2次側で短絡事故が発生すると図面のOCRが働き、リミットスイッチの接点を閉じます。 (過電流の磁力により鉄片を動かし→リミットスイッチ接点閉:分解して中身を確認すると良いです。) その信号は、Vb、VcによりSOGへ送られます。 b.短絡事故が継続すると、電力会社の配電線用遮断器がトリップします。 トリップにより高圧配電線が停電となりますのでPAS内のVTの励磁がなくなり、SOGへの電源 供給 P1、P2は電圧無し(無励磁)となります。 ※ P1、P2は継電器電源と電圧有無の判定を行う役目があります。 c.SOGは、P1,P2の電圧無しにより開放条件が成立したと判断します。 (短絡電流が流れていない) d.電解コンデンサに蓄えていたトリップ電圧をVa、VcにてPASに送り開放動作させます。 上記の動きは、過電流状態を検出させる。(PASは無動作) 停電になったことを検出してPASの開放動作をさせるのがSO動作です。 3)VT(制御電源用変圧器)は、SOGへの電源供給と高圧の充電状態の有無を監視してます。 常時電圧を供給するとSO動作はしません。 4)SOGカタログの方向性仕様に地絡方向検出位相特性図 一般的な非接地系統(静電容量)では零相電圧に対して地絡電流が進み90°となります。 ※ 電力会社では最高感度角 進み90°(動作範囲:進み180°~0°)の継電器を使います。 ・変電所新設、配電線1回線の様な場合はEVT3次制限抵抗の1次換算値に対して対地静電容量が小さいので地絡電流は0~90°の範囲です。 ・電力会社がB種接地抵抗値緩和の目的でリアクトルを設置した場合も位相が0°に近くなります。 以上のような理由でメーカーは、Lag60°~Lead120°で動作する継電器を作成しています。 以上 参考に記載しました。
- stardelta
- ベストアンサー率25% (293/1135)
質問者のレベルによって回答はさまざまになると思います。 私は3.だけ。 >PASがトリップしたら、この電源も落ち PASがトリップしたら役目は果たしているのでそれで良いのです。 ですが、不要の場合にトリップしたら・・・という問題はまた別でむずかしい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 2)SO動作(過電流ロック検出、ストレージオーバーカーレント)の動作についてですが、 >c.SOGは、P1,P2の電圧無しにより開放条件が成立したと判断します。(短絡電流が流れていない) P1,P2に電圧が来ないということは、SOG自体の電源も落ちるということではないのでしょうか? なのになぜ、開放条件が成立したと判断でき、PAS開放の動作ができるのですか? >d.電解コンデンサに蓄えていたトリップ電圧をVa、VcにてPASに送り開放動作させます。 トリップコイルを動作させる電解コンデンサは、どこについているのでしょうか?