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この字の読み方は…???
「封建」って読み方「ほうけん」、ですよね?? 子供が以前「ほうけん」と書いたら 先生から「ふうけん」と直された、抗議したけど聞いてもらえなかったと言って ずっと「ふうけん」と回答欄に書いているんですよ ちなみにうちにある国語辞典に「ふうけん」という単語は記載されていません 生まれてこの方(オーバーな)ずっと「ほうけん」と信じていたのですが 最近歴史学的とかで説が変わったりした、なんてことありますか? それとも我が子の勘違いかなー? どなたか教えてください!
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手元の『広辞苑第5版』,『日本語大辞典』,『学研漢和大辞典』,『新明解国語辞典第5版』とも「ほうけん」となっており,「ふうけん」は見当たりません。 語源は「封土(=大名などの領地)を分けて諸侯を建てる」意味だそうですが,この「封土」の読みを見ると,『広辞苑』のみ「ほうど」「ふうど」両方を挙げていますが,他は「ほうど」のみです。 その『広辞苑』も,「高塚を築き上げるために盛り上げた土」の意味でのみ「ふうど」を上げており,そこから転じて使われるようになった「大名の領地」の意味では,「ほうど」しかありません。 しかし,もしかしたら「辞書にこう載ってるよ!」といっても,「辞書だってありとあらゆる言葉を載せているわけではない」とか「辞書にも間違いはある」などと反論してきて, 聞き入れられないかもしれません(その主張自体はもっともなのですが)。 そこで,「ほうけん」のほうが筋の通った読み方であることを示しましょう。 そもそも,漢字熟語の読み方は,漢音なら漢音同士,呉音なら呉音同士を組合せるのが原則です(たまに例外もありますが)。 【補足説明。 呉音・漢音というのは,どちらも漢字の音読みで,中国での読み方がもとになっていますが,その時代や地域の違いによって,別の読み方になっているものです。 漢和辞典を見ると,「呉」「漢」といった印で区別しています。 仏教用語には呉音が多く,中国思想(儒教とか)の用語は漢音が多く使われます。】 「封」は呉音フウ,漢音ホウ。 「建」は呉音コン,漢音ケン。(仏像などの建立をコンリュウと読みますね) したがって,普通に読めば「ホウケン」,もし仏教用語風に読めば「フウコン」が自然な読み方で,「フウケン」では何だかちぐはぐです。 以上の理由から,「ほうけん」の読み方のほうが理にかなっているといえるでしょう。 抗議しても聞いてもらえなかったそうですが,もしそこまで「ふうけん」にこだわるのであれば,その根拠をきちんと子どもたちに説明する義務があると思います。 その言い方を世の中に出てから使って,他の人と摩擦を起こすのは子どもたちなのですから…。 なんだか,深いこだわりがあってそう読ませているというよりは,自分の数十年の思いこみを子どもに指摘されて,メンツをつぶされたと思って意地になっているような気がするのですが…。 (でも,誰にだって間違いはあるわけですし,それを素直に認める先生のほうが信頼されるように思います。。)
その他の回答 (12)
No.12を冷静に読み直すと、これはこれで、ちょっとやり過ぎですね。(^_^; この程度で免職なら、全国で5,000~10,000人規模の失職者が出そうです。 ( 始末書ぐらいは出させないと、示しがつかないと思いますが ) 子供にとっては、大人や大人社会は「絶対」の存在ですが、社会の理不尽さや不条理さを体験することで、大人が正義でも全能でもないことを学んでいくのだと思います。 むしろ、お子さんに「反面教師」という言葉を覚えてもらうよい機会かもしれません。(笑)
お礼
>子供にとっては、大人や大人社会は「絶対」の存在ですが、社会の理不尽さや不条理さを体験することで、大人が正義でも全能でもないことを学んでいくのだと思います。 もう中学生なのでその辺はよくわかっているはずなのですが こと勉強の事となると押し切ることのできない おバカな我が子です(笑) 確たる知識を子供に付けなくては! 丁寧にご回答いただきありがとうございました!
読み方はすでに結論が出ている通りですが、欠陥教師を弁護するコメントが多いのが気になります。 誤りは誰にでもあるのは言うまでもないことですが、それを認めようとしない姿勢は人間として如何なものかと思うし、教職に就くには不適格と言わざるを得ません。 私なら、教育委員会に陳情して、厳格な処分 (減給、諭旨免職等) を求めます。
お礼
いえ、あの、そんな過激な…(笑) やっぱり「思い込み」のなせる技かと思いますよ 教師として不適格かどうかはその一件だけでなく 色々な角度から判断するべきものかと思いますし、ね なんだか話が大きくなってきちゃってちょっとドキドキです(^^ゞ アドバイスありがとうございました!
- honnori
- ベストアンサー率32% (72/220)
その先生はきっと誤って覚えてしまったのでしょう。先生も人間ですから間違うことがあって当たり前。でも後味の悪い、抗議するという形でなくて・・・。やはり、お子さんに「せんせい、辞書で調べたらやっぱりほうけんと読むみたいなんですけど。」放課後職員室の前で先生を呼んで、まわりに人がいないときに聞きにいかせるか、軟らかい表現で表したお手紙を持たせてはどうでしょうか。 すっきりさせたいですね。
お礼
そうですねー まぁ、私的には「抗議」とかする気はないんですよ 他にも書いた通り 先生も人間なのですから… 決して「先生が悪い!」とは思いません 自分が間違っていなかったことで安心しているだけ、というのんびり屋さんです ただ、どこかでその先生が自分の間違いに気付く必要がありますね 自分も○十歳まで間違ったまま覚えていたー!!!ということが山ほどありますからね(笑) それに気付いた時のショックはなかなかなモノです 教える側も子供の話に耳を傾けるやわらかい心と頭が必要だということを痛感させられました アドバイス ありがとうございました!
- puni2
- ベストアンサー率57% (1002/1731)
No.9に触発されて少し検索してみたところ, 「男はつらいよ 車寅次郎 名言 格言 金言集」というサイトをみつけました。 それによると,寅さんの第6作(男はつらいよ純情編)に 「おまえも封建(ふうけん)主義者だよ」 というセリフがあるようです。 でも,いくら先生が寅さんファンだったとしても,試験の回答欄にまで寅さんの言い方を書かせるとも思えないし…。 先生の真意はどのへんにあるのでしょうね。
お礼
puni2さん、重ね重ねありがとうございます! 若い女の先生なので そこまで寅さんファンとは考えにくいです(笑) でも、どうしてそこは「ふうけん」なんだろう? う~ん…奥が深いです
その字をコピーしてgooの辞書の所に貼り付けて、国語辞典で調べてみるのはどうでしょうか? ネットなので最近の読み方の方が出ているのではないかと思いました。
お礼
そんな方法もあるんですねー う~ん、ネットは奥が深いなぁ! 参考にさせていただきます ありがとうございました!
- rilfee
- ベストアンサー率20% (85/417)
こちらをどうぞ↓
お礼
早速 拝見しました こんなページもあるんですね! それにしても漢字の読みと仏教の関連について改めて認識させられました ご回答ありがとうございました
その先生にここを見せてあげましょう。 (Print Out してでも...)
お礼
う~ん! 単純明快なアドバイスありがとうございました! 確かに、ちょっと見せたい気分です
- he-goshite-
- ベストアンサー率23% (189/802)
先生だってなんでもかんでも正しく知っているわけではありません。 間違いだってあります。 わたしの小学生のときの記憶ですが,算数の問題で 「ごばんのめ」を先生は「五板の目」と書いて,わたしがいくら「この字は違う」と主張しても聞いてくれませんでした。残念ながらまだ幼かったわたしはその場で「碁盤」という難しい漢字を書いて先生に示すことが出来ませんでした。
お礼
笑っては失礼になるのでしょうが 一生懸命に主張しつづける小学生の姿を想像したら ほほえましくて ニッコリしてしまいました(*^_^*) それにしても「ふうけん」はちょっといかがなものかと… そんな間違いあり得ないと思ったのですが あり得たんですね! すてきなご回答 ありがとうございました!
- hiroi
- ベストアンサー率22% (14/61)
先生の勘違いですね! 先生に直接聞いてみたらどうですか?
お礼
先生も人間ですからねー 思いっきり勘違いなさっていたということでしょうか ある意味安心しました (自分が間違っているのか、と思って…笑) 回答 ありがとうございました!
「ほうけん」としか聞いたことないです。 最近のNHKの番組でも「ほうけん」と言っていたと記憶しています。 最近になって変わることは考えづらい気はしますが・・・。「ふうけん」聞いた事無いです。
お礼
天下のNHKで言っているのなら間違いないですよね (な~んて…) 丁寧にご回答いただきありがとうございました!
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お礼
うわぁ~!ものすごく丁寧にくわしく教えていただき 感激です!ありがとうございました! >抗議しても聞いてもらえなかったそうですが,もしそこまで「ふうけん」にこだわるのであれば,その根拠をきちんと子どもたちに説明する義務があると思います。 その言い方を世の中に出てから使って,他の人と摩擦を起こすのは子どもたちなのですから…。 おっしゃる通りと思います まぁ、単純に勘違いか知識不足とは思いますが… 他でも書きましたが 先生も人間です たまには間違いや失敗もあって当然です そういうことを教える方も教わる方もしっかり意識したうえでコミュニケーションを取る必要があるでしょうね ある意味自分自身の「勉強」になりました!