お礼、ありがとうございます。#1です。
>「right」もこれと同じで、「ちょうど」といったニュアンスを持った言葉ですが(中略)場合によっては「ほとんど、おおよそ、約」くらいのニュアンス
なるほど納得です。私は、right atという組み合わせにこだわって、一語一語で考えてみませんでした。指摘されてみて、やっと己の愚かさに気づいた次第。なんとも申し訳ありません。
気を取り直して、justを前出のプログレッシブ英和中辞典で用例を眺めると、
>He is just like a baby. 彼は赤ん坊のようなものです
とあります。「まさに」「ちょうど」のニュアンスはなく「ような」とぼやかす感じですね。まあ確かに「まあ、その程度」みたいな使い方もありました。
ニュアンス的に考えると、ちっちゃくなる感じでしょうかね。正確さも表せば、そこまでしかないという感じもあるようです。
本題のrightでは、New College English-Japanese Dictionary(この辞書の日本語名が知りたい^^;)で
>All's right with the world. すべて世は事もなし (注R. Browning の詩から).
>That's all right with me. それで私はかまわない.
が、質問者様のご指摘に近い感じがします。上のも「まあまあOK」みたいな感じですし、下のは多用するのに、うっかりです。allでrightを強めてるはずなのに、「まあ、いいよ」という弱まる方向に行ってます。
この場合を考えると、rightは「特にどうということはない」という意味を持ち得るわけですね。退屈で平和ボケな世の中でもrightではある、戦争よりはずっといい。
なるほど、right atでも、文脈次第でそうなり得る、と思えます。
なにはともあれ、質問者様ご自身の努力により解決したことを賞賛いたしますとともに、文脈主義者を自称しておりながら、前後の文脈次第でどうかという視点を忘れた、今回の失態を、お詫び申し上げます。
質問者
お礼
再度回答いただきまして、ありがとうございました。
「new college English-Japanese dictionary」というのは、研究社の「新英和中辞典」のことかもしれないですね。
そういう意味で使うのは、もう死語と考えて差し支えありません。例文は典拠のあるものは知りません。
「プログレッシブ英和中辞典 第3版 小学館 1980,1987,1998」には、
>right at おおよそ,約.
とあり、同第4版オンライン辞書にも、そのまま同じ記載は残っています。
他の複数の辞書(OALD, Longman等含む)では、right atで「おおよそ、約」の意味の記載は見つけられませんでした。
私の、受験生時代に、ちょっとした引っ掛け問題なのか、
He said that right at the beginning.
という英文がありました。「彼は開口一番、それを言った」です。that節と勘違いさせたかったみたいです。
そういう風に、「まさに」という感じでatを強めることはありますし、go right at ~で、「~で右に曲がる」などともなります。
しかし、もう現代では「おおよそ、約」で書く人、言う人はいないでしょう。古い文章で出くわしたとき、意味が取りづらかったら、そういうこともある、と思い出すくらいで大丈夫と思います。
質問者
お礼
回答ありがとうございました。
その後、自分で検討してみたのですが、それなりの答えが得られました。
辞書で、「just on two years ago」が「2年ほど前に」と訳されているのを見て気付きました。
「just」は「ちょうど」といったニュアンスを持った言葉ですが、例えば、
「just at five o'clock」なら、「5時00分ぴったり」くらいを予想しますが、
これが2年という、現在とかけ離れた時間の話になると、「2年前のこの月この日」というぴったりな日付ではなくても、「ちょうど2年前、2年ほど前」のように「ほとんどぴったり」くらいのニュアンスでも使われるのだと思います。
「right」もこれと同じで、「ちょうど」といったニュアンスを持った言葉ですが、「exactly」のような厳密な一致を表現する言葉ではなくて、場合によっては「ほとんど、おおよそ、約」くらいのニュアンスでも使われる言葉なのだと思いました。
お礼
再度回答いただきまして、ありがとうございました。 「new college English-Japanese dictionary」というのは、研究社の「新英和中辞典」のことかもしれないですね。