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電気の電
電気は、歴史的には比較的最近に出てきた概念です。でも、電の字は電光石火などのように、中国や日本ではかなり昔から使われています。 で、多分電は雷の意味だと思われます。では、何故雷を表すのに2つの文字があるのでしょうか。どのように、使い分けるのでしょうか。 それから、外国では電気を指す言葉は電気の概念が広まってから新しく作られたのでしょうか。或いは前からある言葉を流用したのでしょうか。例えば、英語ではelectricの由来はどうなっているのでしょうか。
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1。では、何故雷を表すのに2つの文字があるのでしょうか。どのように、使い分けるのでしょうか。 電 は、中国の上古中古ともに den で、「陰陽の激して耀(かが)やくなり。雨+申声」とあり、かみなりの光の方「いなずま」を表しています。 雷は,中国の上古音ではluer 中古音では luei (いずれも e は、逆 e)で、「雷とは、陰陽,薄(せま)りて動き、雷雨す。物を生ずるなり。」とありますが、雷の音の方「かみなり」を表します。 2。外国では電気を指す言葉は電気の概念が広まってから新しく作られたのでしょうか。或いは前からある言葉を流用したのでしょうか。 英語の electricity は、イギリスの物理学者 Sir Thomas Browne (1605-1682) が1640年ごろ最初に使い、語源はギリシャ語の elektron 「琥珀」から来た、ラテン語の electrum 「琥珀」あたりが元のようです。琥珀は擦ると物を吸い付けるので、その性格が摩擦電気に似ていることからついた名前だろうと言われています。 中国では空中の放電現象から、ヨーロッパでは摩擦電気から、名前をとったものと考えられます。
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- root_16
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このページが詳しい。 http://windofweef.web.fc2.com/library/preinform/5/50/dre01.html 英語のオンライン辞書でも書いてありますが トーマスブラウンが最初にelectricityという言葉を使ったようです。 http://www.etymonline.com/index.php?allowed_in_frame=0&search=electric&searchmode=none
お礼
ご回答有難うございます。 ただ、ご紹介のページは下記の部分が正確でないようですので、#2の回答をより評価させていただきました。 >一方で漢語の「電気」の「電」は雷の別名であり、
お礼
御回答有難うございます。 電光は電とだけ書いても同じ意味だったのですね。知りませんでした。