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伝統構法 天秤
伝統工法で家を建てるのを計画中です。 屋根の部分最初は束を立てて天秤だったんですが、予算を抑えたせいでしょうか天秤がなくなり代わりに振り止めになりました。 この違いはどういうことでしょうか? 天秤だと120-180の太さなのに振り止めは15-90しかありません 単純に不安ですがよいのでしょうか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
回答No.1
小屋の組み方については特に法的な基準はありません。 天秤と方立は全く役割が違いますので、部材の大きさを比較しても意味はありません。 屋根の勾配やスパンで、小屋裏があまりに高くなるような場合は方立は筋交いのような考え方になります。 現在、本格的な伝統工法を建てようと思うと、大変難解な構造計算が必要です。 多分、名ばかりで軸組工法になってしまうのではと思いますが。 数年前お寺を伝統工法で建直しており、見学させていただきました。 設計者や施工者の話を聞くと、予算がなければ絶対に無理だと感じました。 限界耐力設計で日本で3番目の確認申請だと言ってました。(法改正直後の適合判定です) 伝統的な工法をもっと簡易に建てられるような基準を設けようとする動きもあるのですが。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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お礼
早速の回答ありがとうございました。