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伝統構法の住宅はなぜ廃れたのですか?
伝統構法の住宅はなぜ廃れたのでしょうか?たまに、「伝統構法の建て方のほうが、現代の方法よりも日本の風土に適している」などと耳にしますが、いまいちピンときません。
みんなの回答
- tutan-desu
- ベストアンサー率21% (1009/4652)
手間がかかるのと、特殊な技術が必要になるので、きちんと建てられる大工さんが少なくなっていることから、価格を安くできないので、今のようなデフレ状況では需要が少なくなっていくのは必然でしょう。しかし、おっしゃる通り、日本の気候風土に合わせて、冬は上に何枚も着れば凌げますが、夏の暑さは裸になっても限界があるので、いかに涼しく過ごせるかの工夫がされています。純日本建築の家に夏行くと、エアコンは一切入れてないのに、ひんやりと涼しいですよ。逆に冬は冷蔵庫並みに寒いですが。
- angiras
- ベストアンサー率16% (56/333)
伝統こうほう(?)とは具体的にどんな建物を言っているのか分からないので、一般論。 現代の住宅に限って言えば、経済的利益追求から2*4とか、軽量鉄骨・・いろいろ簡素化された建築方法に変わってきました。専門化された職人も不要になってきました。設計もしかりですね。 近隣から取れた材料が最適・・・というのは、運搬手段が限られていた頃に言われだしたことでしょう。本邦では、牛や馬による運搬。船による運搬。それ以外は人手でした。だから、木材、瓦、全てが自然素材で近隣からまかなわれていました。 今は、殆どの材料が輸入に頼っているのではないでしょうか?運搬手段は豊富ですから、どんどん安価な材料、工法になって行きます。 昭和30年代に大工さんの建てた家を買い、自分でリフォームしていますが、住む人が維持に心がければ何年でも持つものです。家という建築物は。
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ありがとうございました。
- tadagenji
- ベストアンサー率23% (508/2193)
伝統構法は、奈良の正倉院などに見られるように高温多湿の日本の風土にマッチした物ですが、人口増から十分な棟間隔が取れなくなり、 その地域で育った木材などを材料にするのが、もっとも適していますが、 木材に限らず、日本の風土で育った材料が減ってきて高価になりすぎた。 材料を加工組立てる技術の伝承が薄く寺社専門になり一般向けではなくなった。 合理的、採算性、経済性などの経済理論からはすたれる運命です。
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ありがとうございました。
- toteccorp
- ベストアンサー率18% (752/4134)
お金がかかる。 棟梁の腕により強度が変わる。 現在の基準法に合わない。 冬寒い。 夏は涼しいですが日本の風土に適しているとは思えません。 エアコンのなかった時代の話です。 いろいろあると思いますが、職人次第のゆれて耐える家は耐震診断も出来ないのです。 プロでも計算できないのです。 はっきり数値で出すことが出来なければいけないのです。 現在同じ家を造りたくても許可が下りないと思います。 在来工法と同じ計算をして金物を多用し壁を造り筋交いを入れて造るなら伝統工法ではないです。
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ありがとうございました。
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
「伝統構法の住宅」という回答になるか不安ですが・・・ 親戚の一級建築士の方とドライブで渋滞にまきこまれたとき、周囲の日本風の建物を指して「あのような建物の建築依頼は、ここしばらく無いなあ」と言われてました。 理由を聞くと、「建築費が高くなる」ってことでしたね。また、家族構成も、核家族化していますし、生活様式も変わっているので、あえて割高で伝統的な風味の家を建てる人は居ないのではないでしょうか? また、そういう「匠の技」をもった大工も少なくなっているそうです。 また、高温多湿の日本には、伝統構法の建て方の家のほうがマッチするというのも判りますが、「建物維持には最適」であっても、中に住む人間の住みやすさでは現代の構法のほうが「最適」ということかもしれませんね。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。