• 締切済み

生物学的に人はなぜ可愛い物が好き?

例えば、可愛い猫や犬、鳥など可愛い物を見ると癒されたり、アニマルセラピーなど、動物を可愛いと思う心はあるようです。 このことが、何らかの生存に有利な環境を持ち、こういった遺伝子が受け継がれた物だと思いますが、何がその原因でしょうか?

みんなの回答

  • thegenus
  • ベストアンサー率49% (330/673)
回答No.8

質問者さんの推察のとおりに思います。その論理に従えば、不利です。しかしそれが分かってらっしゃる質問者さんは自分の間違った設定に墓穴を掘っていると言えます。議論しても納得できない時は、最初の設定を否定するのが考察なのでは。 ヒトには高い学習能力があります。適応力とも言えます。バカでなければヒトの行動には適当さがあるのです。諸問題は本能ではなく理性の出来具合によります。猿よりも馬鹿なヒトを設定にされていませんか。 自分と血縁的に近い者は遺伝子的にも近いです。他種の動物はどんな他人よりも遠い存在です。 「人間のオスは本能的には何に欲情するのか?」 http://okwave.jp/qa/q6783237.html?pg=1 のNo.4によると、MHC(個体識別になるような遺伝子)によって嫌悪感を覚える本能がヒトにはあるそうです。しかも人相では嫌悪感の相関が出ないそうです。相関がないという事は、人は人相に影響されないということです。 この説明によると、ヒトの本能の前提は、ファジーどころか精密デジタルでしょ。 可愛いというのはまさに人相なのですが……。動物とヒトを区別できる遺伝子の方が多いのですが、精密になったりファジーになったり本能は何をやっているのでしょうね。ご都合主義ですね。カタカナと英語は怪しい。 今回の質問に関して、可愛いと思う事を、家畜の話につなげて説得するのは、誤魔化しですね。不利を、家畜を通じた有利さで代償するということでしょ。遠回りですね。第一、家畜は、家畜の可愛さが元になって、始まったの?世界中の家畜一匹一匹そうなの? ですから家畜遺伝子も、またまた、文明と本能の混同ですね。その区別をつけないと生物学が文系になってしまうのです。文明と生物を一体にすると、生物学ではなく、生物学宗教になります。 ★ペットに見られる可愛さやアニマルセラピーで癒さしは、その個人個人の学習の結果ではありませんか? 互いに気持ち悪いのを可愛いという人間の遺伝子関係は? 可愛さ遺伝子は、親子では? 目が細いのは可愛い? 問題は常に、何が支配的かです。役所のエアコンが税金無駄遣い問題ではないのです。 ペットブームの支配者は誰か?家畜業者は癒されまくりですか。可愛いに始まったら可哀そうになりませんかね。 こうした議論は生物学ではなく宗教なのです。 質問文にある、「こういう遺伝子が受け継がれた物だと思いますが」という部分を吟味された方がいいのではありませんか。「こういう」とはどういうのか。それをまるまる本能にしなければならないのか。いちいち人間の情動を本能化しなければならないのですか(笑)ぜんぶ遺伝子が見つかる様になりますよ(笑)遺伝子屋の思う壺です。 情動論を削ぎ落として、もっと控えめで無機的な遺伝子にされてみてはいかがでしょうか。 ★言うまでもなく、遺伝子以外も受け継がれるのですよ(笑) 宗教に遺伝子がありますか?

noname#160718
noname#160718
回答No.7

基本的には他の回答者さんと同意見です。 子孫を守る、という大きな動機付けについては他回答と同じです。 で、「ヒトと他の動物の区別をつける必要はなかったのか?」という点ですが、これも他回答の「感覚による感情はファジーなもの」という意見に同意します。 では、もっと厳密な区別が可能なように進化しなかった理由は?、という点ですが、家畜のことを忘れていませんか? ヒトは食用だけでなく、農耕、軍用、牧羊、移動等々、数えきれないほど多彩な用途に家畜を使用しています。関わる他種動物の多さという点ではヒトは動物界でダントツでしょう。 ですから、ヒトはむしろ「よりファジーに」なる方向に淘汰圧がかかっているはずです。 これが虎やライオンなどの肉食動物では、他種動物は幼体も含めて貴重な食料元ですから、「自種と他種をより区別する」方向の淘汰圧はかかると思います。 ただ、それも「自種の幼体を可愛がる」性質に、僅かでも減じる影響があってはならないので、案外難しいですよ。僅かでも減じることがあれば、それは「不利な形質」として即座に淘汰されたでしょう。 自種の幼体に愛着を感じる性向と他種の幼体に愛着を感じない性向とを比較すれば、圧倒的に前者が優先されるでしょう。 自種の幼体に愛着を感じる性向が、幼体独特の容姿や特徴によって条件付けされているのであれば、それから他種を排除、それも自種に対しては全く影響なしに他種を排除するのは難しいでしょう。 なので、肉食動物のような「区別する必要がある」動物ですら、その区別は結果的にけっこう甘くなっているのではないでしょうか。 ヒトは前述のとおり、自種と他種の区別は「弛くなければならない」動物です。 ペットにコストをかける、というのはそれだけ見れば不利な形質に思えるかもしれませんが、現代のヒト社会ですら、この形質が失われれば畜産を始めとする「家畜」が成立しなくなるので、人類全体でとらえれば非常に「有利な」遺伝子なのです。 ペットを飼うと晩婚化が進む、というのは因果関係が違うのではないでしょうか。 少なくとも、ペットを飼うとペットに愛情を注ぐあまり他人との関係を作れなくなる、という因果関係はないと思います。 むしろ、他人との関係を上手く作れない人がペットに代償的に愛情を注ぐ、という因果関係なのでは? そこで淘汰されているのは、「他種に対して愛着を持つ」遺伝子ではないでしょう。 「不要な器官」はたくさんあると思いますが。 糖尿病はそもそも同じ遺伝子を持っていても氷河期に発病者がたくさんいたとも思えません。 それに氷河期ですら、糖尿病のおかげで生き延びた人より、糖尿病で死んだ人の方が遥かに多かったのでは。もし本当に糖尿病が本当に寒冷地に適応的であるならば、現在のシベリアに居住している人達は圧倒的に糖尿病患者が多いはずです。 盲腸、尾てい骨は? どちらも他の動物では有用な器官であることが多いですが、少なくともヒトには不要なのでは。 盲腸なんて、ほんの少し前まではそれで盲腸炎で死ぬ人も多かったですから、まさに「不要な器官」の代表なのでは。 足の小指の関節もかな。2つもいらないでしょう。 現に、1つしか関節がない人も少しずつ増えてきているそうですから、盲腸や尾てい骨と同じく、退化の途上にあるのでしょう。 あと、器官そのものではありませんが、反回神経のや輸精管の走行経路も不合理極まりないです。網膜の構造もそうですね。 これらは、他回答にもありましたが、進化が「増築に次ぐ増築」を重ねてきた結果、と考えられています。 言い換えれば、進化は小さなマイナーチェンジの繰り返し、なのですが、その上、「どのマイナーチェンジも、その場では有利なものでなければならない」という辛い縛りがあります。それはマイナーチェンジのコストそのものも含んでの話ですから、根本的なフルモデルチェンジや将来を見越した投資は、進化ではできません。 ですから不要ものも残りますし(もちろん退化はしますが)、不合理な構造も生じるわけです。

  • yanachu
  • ベストアンサー率46% (78/166)
回答No.6

人間が小さな子供や動物を「かわいい」と感じる心は人間が生存するにあたって有利な遺伝子なのか、という点について。 他の回答者の方もおっしゃるように、子孫を守るという部分が大きいと一般に言われていますね。 人間と動物とはまったく違うものと認識できるではないか、というトピ主さんが考察されるように、精密なようでいて実は人間の視覚・感覚はアバウトなところが多いようです。 錯覚を扱った絵画や「文字の順番が微妙に変わっていても、文字の最初と最後の文字さえ認識できればなんとなく読めてしまう」というケンブリッジ大学の研究は有名でしょうか。 おそらく目鼻口の位置、それらの大きさの配分などを瞬時に照らし合わせると、脳内では人間の子供も犬の子供もさして変わりはないのだと思います。 さてここで、トピ主さんのおっしゃる「ペットを飼うことについての不利な点」については、残念ながら飛躍しすぎているように思います。 それは、狩猟民族のときにはともに獲物を狩ったオオカミ(のちの犬)や、農耕民族となってからは、外敵から財産を守ってくれる番犬や、穀物を食いあらし疫病をもたらすネズミを捕る猫を飼うことは、与えるエサのコスト以上に大きなメリットがあったと思われる点と、そもそも「不利な進化圧」で語れるほどの年月が「ペット」が生まれてから経っていないという点にあります。 エサを与えてでも飼った方が得というメリットにより、「動物をかわいいと思う心」が淘汰されることはないし、また淘汰されるほどの時間が人間とペットの間にはないということです。 「ペットを飼うと晩婚化」というのもここ数十年の傾向でしょう、もし本当にペットが、人間の”子孫を残したい”という本能に打ち勝ち、人間の生殖を阻害するのであれば、あと数千~万年もすれば「動物をかわいいと思う(ペットを飼う)=子孫を残せない」ことになり、動物をかわいがる遺伝子は淘汰されるでしょう。 と同時に、人間に飼われる「ペット」も絶滅することになりますね、まるで宿主を殺してしまうウィルスのように。 余談ですが、人間が飼育しているチンパンジーも、テレビで見る限り犬や猫をかわいがることがあるようですね。 ヒトがどの段階でこのような本能?を獲得したのかは分かりませんが、ヒトになる前の段階からあったのかもしれないですね。 興味深いところです。

回答No.5

最適かされていない有名例としては グルコース‐アラニン回路はALTは逸脱酵素として 生化学検査に重要ですが、回路自体は現在の知見では存在理由は低いとされています。 大脳に関しては、脳をコンピューターとして考えた場合 進化の過程でコンピューターを買い替えれば良かったのですが 現実的にはどんどん上に載せていく感じで進化したため 現在新旧あわせて3台のコンピューターが動いているような状況です。 鳥類などの最高次中枢である大脳球の上にさらに哺乳類としての 高次中枢が乗っています。 大脳球以下のコンピューターは日常で活動していないうえ 活動すると様々な疾患を生じます。 またリザーブとしての働きはありません。 本来最適進化をするのであれば古いコンピューターは廃棄すべきでした。 もちろん、無駄もすべて遺伝的資源と考え出すとその限りではないですが 多様性と最適化は両立しませんので、その場合は生物が最適進化をしたという前提が崩れます。

  • SaySei
  • ベストアンサー率32% (528/1642)
回答No.4

以下は想像で申し訳ないのですが、 例えば、オオカミの赤ちゃんが冷たくなった親のそばにいたとします。 「こんなに小さくて可愛いのに、可哀想。」 ということで、持ち帰って育てることにしました。 人間の子ども同様にきちんと躾け、立派な大人へと育ったオオカミ。 親(オオカミからすれば、群れのリーダー)であるあなたの指示に従い、 時に外敵から身を守ってくれ、時に狩りを手伝ってくれるようになりましたとさ。 まあ、ここまで上手くいくかはおいといて、 実際に小さなうちから毎日世話してあげることで懐いてくれる動物はいます。 それが生き抜く上で役に立ったこともあったのだと思いますよ。

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (816/3045)
回答No.3

質問者様の言葉を借りれば遺伝子レベル?本能レベルで人以外の子供をかわいいと思っても、意識や他の要素で自分の子を守ろうという意思が強く働けば、それで十分なんです。 進化とは多様性の中から生き残った結果論なので、遺伝子レベルであろうと意識下であろうと自分の子をきちんと育てれば同じこと、他の動物をかわいいと思おうが思うまいがそんなこと生存競争の上では関係ありません。 生存競争に優位さがなければその部分はファジーになり、どういった結果だってありえます。 つまりどうでもいいからたまたま動物の子まで愛でるようになったといえます。 ただ人間は牧畜の文化を持って発展した人種も居ますし、そういう意味では子犬・子牛・子豚を育てる様な性質は、あるいは実際にプラスだったのかもしれません。 あとテレビでみかけたのですが、早くから子を失った母ライオンが、小鹿?を育てる映像をみかけたことがあります。 まあすぐ目を放した隙に群れの仲間に食べられてしまったのですが、他種の子を愛でる性質も、人だけとは言えないかもしれません。

aki_toyama
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 >他の動物をかわいいと思おうが思うまいがそんなこと生存競争の上では関係ありません。 ただ、非常に長い年月を考えた場合、これが、不利な方向に進化圧がかかり淘汰されることはなかったのでしょうかね?(現在残っていると言うことは寧ろ有利だったのだと思いますが、私にはどうも想像が出来ないでいます。) 例えば、自分以外の動物にまで食料などコストを払うことで、そうではない者と比べて不利にはならなかったのでしょうかね?現代ですと、ペットを飼っていると晩婚化が進むみたいな感じです。

回答No.2

やはりの回答ですが。 実験でも「丸いもの、柔らかいもの」が人の攻撃を下げるという結果が出ています。 ですので、低年齢者保護のための機構が外見判断するというものになっただけでしょう。 医者をしていると感じるのですが、進化の過程で取捨選択しているだけなので 人間はそんなに最適化はされているものではありません。 体の中にも不必要な回路が沢山あります。医学の生化学検査などでは重要だったり しますが。 ですので、他の動物との区別が必要不可欠ではなかったため 今の形で落ち着いたのだと思いますよ。 機能そこそこ、コストが安いが生物の進化においての目標ですからね。 外見以外の判断や、外見の多くの部分での判断だとコストが上がりますからね。 費用対効果上今の形がそこそこ良いのでしょう。

aki_toyama
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 人の体には不要な所はないと聞いたことがありますが、例えばですが、どういった不要な回路があるのか教えていただければ幸いです。 例えば、糖尿病にしても、氷河期が来た時には血液が固まりにくく生存に有利なためその遺伝子が残ったなど聞いたことがあり、現在には必要なくても、ヒトという年月で見れば意外と必要なものや必要だったものが多いとも聞きます。 また、非常に長い年月を考えた場合、これが、不利な方向に進化圧がかかり淘汰されることはなかったのでしょうかね?(現在残っていると言うことは寧ろ有利だったのだと思いますが。) 例えば、自分以外の動物にまで食料などコストを払うことで、そうではない者と比べて不利にはならなかったのでしょうかね?現代ですと、ペットを飼っていると晩婚化が進むみたいな感じです。 また、確かに、判断コストは意外と高いのかもしれませんね。思っても見ませんでした。今のヒトや大人であれば、ヒトとそうでない者をきっちりと認識できますが、子供や脳が発達する前のヒトでは想像以上のコストが掛か買っていたのかもしれませんね。

  • DJ-Potato
  • ベストアンサー率36% (692/1917)
回答No.1

子供を守る、だと思います。 赤ちゃんに特徴的な、背が小さい、丸っこい、頭が大きい、おでこが広い、目が大きい、黒目がち、動きがおぼつかない、などの条件を満たすものを大事にしようという気持ちが、可愛いものを愛でることにつながっていると思います。

aki_toyama
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 私もそれはちょっと思ったのですが、通常、ヒトであればヒトと他の動物の識別は間違いなくできますので、仮に、その点が重要であれば、ヒト以外の動物を嫌い、より人の子供のみを大切にするような遺伝子が優先的に残された気がしています。 それとも、遺伝子的には、託卵の様に実は、ヒトと他の動物の区別が付いていないのでしょうかね?

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