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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:磁石の製造方法について:「着磁」が必要な理由)

磁石の製造方法について:「着磁」が必要な理由

このQ&Aのポイント
  • 磁石の製造方法について質問があります。
  • 磁石は、原料の微粉末を磁界中成形して配向を揃え、着磁することで作られます。
  • なぜ磁界中成形の時点で磁化された微粉末を一旦消磁して再度着磁する必要があるのか疑問です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.2

理由は色々あるでしょう。 着磁した磁石を加工するのは大変です。 削りくずが工作機械にくっついて掃除が大変です。 工作機械が磁気を帯びるのも好ましくありません。 磁石同士がくっついて取り扱いが困難になります。 特にネオジム磁石ではバラバラにするのも大変です。 保管中に鉄くず等が付着すると取り除く作業が必要になります。 磁石を装置に組み込む場合、所定の位置に合わせるのが困難になります。 着磁せずに位置を合わせて固定し、その後着磁する方が作業性が良くなります。 強力な磁石を大量に運搬する場合には磁力線の漏れによる弊害が有るかもしれません。 心臓ペースメーカは外部の磁力により影響を受けます。

supertat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど~。早く磁化させるとその後の作業に問題が出るんですね。 では仮にそういう作業上の都合を抜きにして、さらに目的が「所望の磁化分布を与える」ことだけであれば、配向(成形)時の磁場を利用して着磁までやってしまうことも可能なのでしょうか?

その他の回答 (4)

noname#146820
noname#146820
回答No.5

>なぜ成形中に着磁すると反磁性体が減るのかが理解できないので、教えていただけませんでしょうか? http://www.magnet.okayama-u.ac.jp/magword/domain/index.html 中程の「磁化されていないとき、強磁性体の中の磁気モーメントはどうなっているのでしょう。」 と 磁石の不思議 http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/Lecture/magnet.htm 下方の「II 鉄族元素が含まれていても強磁性にならない物質があるのは何故か?」 のように、修学旅行に行きバスを降りた小学生の集団のような纏まりの無い状態を 着磁することにより、教員が生徒を集合させ整列するかのような状態にする事です。 一時的に着磁させ圧力を掛け形成してから、磁力を抜いても反磁性は元の状態へ戻ら ないと考えられます。

supertat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ここでいう「反磁性」とは、そろえたい方向と逆の方向を向いた磁化という意味だったのですね。 私が知りたいのは、成形時にそうやって向きをそろえてしかも着磁もするのに、なぜわざわざ一旦消磁して再度着磁しなおす必要があるのか、ということです。 今のところ、 ・一旦消磁して組み立てる直前に着磁し直した方が、その間の取扱いがしやすい ・組み立ててから着磁しないと磁力が弱くなることがある の2つと理解しました。 もし他にありましたら教えていただけると助かります。

noname#146820
noname#146820
回答No.4

>そうだとすると、なぜ一旦消磁して再度「着磁」する必要があるのでしょうか。 物の形を形成している最中に着磁する主な理由は、反磁性帯を減らす為です。 >また、プラスチック磁石などの焼結作業のないボンド磁石であれば、炉に入れる必要がないので着磁→脱磁→着磁と2回に分けて着磁しないという理解でよろしいでしょうか? プラスチックを固める前に、着磁しながら形成すればOKです。

supertat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 > 物の形を形成している最中に着磁する主な理由は、反磁性帯を減らす為です。 すみません、なぜ成形中に着磁すると反磁性体が減るのかが理解できないので、教えていただけませんでしょうか? > プラスチックを固める前に、着磁しながら形成すればOKです。 了解です。

  • fjnobu
  • ベストアンサー率21% (491/2332)
回答No.3

ANo1です。 プラスチック磁石についてはよくわかりませんが、モータのような閉磁界の磁石の場合は、組上げた後で着磁しないと磁力が弱くなります。ヒステレシスループの中のマイナーループに入るからです。従って、モータを分解するとパワーが半分ほどしか出なくなります。

supertat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 > モータのような閉磁界の磁石の場合は、組上げた後で着磁しないと磁力が弱くなります。ヒステレシスループの中のマイナーループに入るからです。 閉磁界とは、周囲を磁性体で囲まれていてそれより外にはほとんど磁界ができないという意味でしょうか。 その場合、なぜ、どのようなマイナーループに入るのか教えていただけませんでしょうか。 > 従って、モータを分解するとパワーが半分ほどしか出なくなります。 閉じている場合にマイナーループに入るのだとすると、分解して開けばマイナーループではなくなってパワーはアップするような気がしてしまいます。 もう少しご解説いただけませんでしょうか? 度々恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

  • fjnobu
  • ベストアンサー率21% (491/2332)
回答No.1

炉の中に強力な磁石を入れることはできません。 着磁は、強力な磁力が必要なので、大きな電磁石を使います。

supertat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 成形時に強力な磁界をかけることは難しいのでしょうか? また、プラスチック磁石などの焼結作業のないボンド磁石であれば、炉に入れる必要がないので着磁→脱磁→着磁と2回に分けて着磁しないという理解でよろしいでしょうか? (すみません、 > その必要がないと思われるプラスチック磁石の場合でも > 成形後は一旦消磁してから再度「着磁」するようです。 についてその資料を探したのですが見つけられませんでした。私の勘違いかもしれません。)

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