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「これは1本の私のペンです。」をイタリア語で
英語のカテゴリーの695822と関係があるんですが、 私も回答はしたものの、疑問に感じまして 逆から考えた方がいいと思い質問を出しました。タイトルの文は C'e una mia penna.でいいと思うのですが、イタリア語では英語と違って 冠詞と所有形容詞を並立できますよね。なぜ このような構文が可能なのがご存知でしょうか?また、スペイン語をご存知の方、スペイン語でもそういう構文は可能なのでしょうか? ついでに もうひとつ質問なんですが、イタリア語やスペイン語にも現在進行形がありますよね。英語よりも 使用範囲は狭いと思いますが、英語との用法の違いを 教えてくれませんか?
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・所有形 http://www.geocities.jp/fukuperocco/italia/gramma/i_a.html#syoyu イタリア語の所有形容詞が載っているようです。 la miaなどのかたちは大丈夫なようですが、イタリア語は詳しくありませんので、スペイン語で説明させてください。 下の方も書かれていますが、la pluma miaのかたちがあり、mia, mioなどは所有形容詞でイタリア語とよく似ている感じですね。英語で言い換えれば、the(this) pen of mineとなるかと思います。plumaが文脈上わかる場合は、la miaとなります。 la miaは「冠詞+所有代名詞」であって、「冠詞+所有格」ではありません。miaは所有形容詞の完全形と言えるかも知れませんが、英語とは少し異なる気がします。英語で強いて言えば、the mineであって、the myではないと言うことになります。miaはla plumaを後ろから修飾している感覚になります。 なぜかは残念ながらわかりません。 mioの辞書の項目にはラテン語が語源として載っていましたので、そこら辺と関係しているのかと推察いたします。 ・現在進行形 スペイン語の進行形に限定させてください。 まずは現在形を見てみましょう。 英語で説明しているのを覗いてみました。 Yo hablo espanyol.は、 I speak Spanish. I do speak Spanish. I am speaking Spanish. となっていました。 また、近接未来を表現できるもあります。 たとえば、Vuelvo mananyna.(明日戻ります。) このほかにも現在完了も現在形の例として辞書には載っています。現在形はスペイン語にとっては様々な時制になることがわかります。 それに対して、スペイン語の現在進行形は、 estar+現在分詞 ですが、Que estas haciendo?(あなたは何をしていますか)と現在形のQue haces?はほぼ同じ意味で、現在進行形は書かれているとおり、使用範囲は限定されています。英語では、What do you do?とWhat are you doing?は意味が違いますね。職業は何ですかと、現在何をしているかと、スペイン語では後者の意味が濃厚になっているかと思います。 英語では往来発着の場合は、進行形は近接未来を表すことがあります。 The train is leaving. (電車は発車しようとしています。) 予定表、時刻表に載っているときなどは現在形ですが、 The train leaves at 19:00. そうでないときには上のように進行形になるときがありますね。スペイン語の進行形は、未来を表さないと記してあります。つまり、El tren esta saliendo.は(電車はもう動いている)とほぼ同義と思われます。逆に言えば、El tren sale.が英語のThe train is leaving.に近いと言えるかと思います。 下は英語に関するものですがご参考まで、 http://www.alc.co.jp/eng/grammar/kaisetsu/grammar50.html って言うことで、たいていの状況ではスペイン語は現在形で済ませてしまうことが多いわけです。英語の進行形もだいたいスペイン語では現在形にした方が意味的に近いと言えます。 まとめますと、スペイン語の進行形は未来行為を表さない。そこが英語との最大の違いではないでしょうか。
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スペイン語から見た部分的な回答になりますが・・・ 1.冠詞と所有形容詞の並立 スペイン語ではEs una pluma miaと所有形容詞を名詞の後におきますね。イタリア語でもun amico mioと言えると思います。これは初出の単数名詞がまず存在し、その所属を所有形容詞であとから示す習慣と理解しています。所有形容詞を前に出すのは強調ではないでしょうか。 姉妹語のポルトガル語では、定冠詞を人称代名詞や名前にも使います。O Juan, O senhor,イタリア語と同じように La sua casa(あなたの家) O seu livro(あなたの本) などといいますが、スペイン語では無くなっています。 不確実ながら、これは冠詞の成立以前の表現方法が残った言語と冠詞の使用が確立すると共に、古い用法が消滅した 言語の差ではないでしょうか。欧米語も冠詞成立以前は、日本語と同じだったと思うのですが。(あれ、あの、そのなどを定冠詞代わりに使用) 2.現在進行形 英語との違いはスペイン語、イタリア語、ポルトガル語などはラテン語まで溯れば判明すると思いますが、私はラテン語はほとんど分かりません。 スペイン語に現在進行形がありながら英語ほど使われないのは現在形と半過去(不完了過去)がもともと動作の進行も表すからです。 El bus viene バスが来る、バスが来ている、バスが来つつある 従って「バスが来た」という日本語はEl bus vieneとなります。つまりvenirという動詞はこの場合、遠くにバスが見えて、近づき、眼の前に止るまでの一連の動きを表しているからです。 中途半端な回答ですが、1)については、私ももっと勉強します。
お礼
回答ありがとうございます。私はラテン語も少し齧ったことがあるのですが、ラテン語って 受動態を表すのに 英語のBe動詞に当たる言葉+過去分詞を用いるのではなく、独立して受動形が存在するのです。冠詞も存在しません。難しいけど 文法が大好きな人には面白い外国語ですよ。
お礼
Thank you, Merci, Gracias! フランス語だと etre+現在分詞で現在進行形が作れないですもんね。The train is leaving.を仏訳して Le train est en train de partir.てやったら 受けるかな(笑)。