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統計で、2群間での数値を比較する際の検定方法
どなたか、適切な統計方法についてご教授願えますでしょうか?多分、簡単なのだとは思いますが・・・。 当方、医療機関勤務の統計学初心者です。退院した時点で自力歩行できた群、介助があれば歩行できた群、介助があっても歩行できなかった群の3群に分けて、入院時の栄養検査値との関連性を検討したいと考えています。 栄養値はアルブミン、総タンパク、総コレステロール、ヘモグロビンなど5項目程度です。 結果的には、例えば入院時のアルブミン値が、自力歩行できた群では高く、介助があっても歩行できなかった群では低かった、というような結果が導き出せれば、と思っているのですが。。。 これら3群間で、栄養値との関連を検討するには、どのような検定方法を用いればよいでしょうか。 ちなみに、職場にはSPSSというソフトがありますが、説明書を読んでもいまひとつ意味がわかりません。 統計用語自体がいまひとつ理解できておらず、また今回は上司のムチャ振りで期限的にもまったく余裕がない状態で、早急に研究結果を出さなければいけない状況です。 本来ならばこれを機会に統計学をしっかり学んで、というのが筋かとは存じますが、今回はなにぶん物理的に厳しい状況でして。。。。 どなたか、よろしければご教授願います。
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- kgu-2
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歩行の程度は、自力、介助、不可能の分類ではなく、全員に順位をつけることが可能なのでしょうか。例えば、退院時に自力で歩けた距離データがあるなど。これなら、相関分析ができます。 ただ、栄養値ではなく、臨床データ(臨床検査の値)の表現が適切では。 そして、これらの項目で、コレステロール以外は、簡単には改善できません。こんな項目との相関を見つけるのは、困難だと思います。 すなわち、歩行出来なかった人の検査データを、歩行出来た人のデータと同じに改善出来たら、歩けるようになるとはとても思えません。私の母は、寝たきりでしたが、検査データは、私とそれほど変わらなかったと想います。 最も気になるのは、初心者が、いきなり多重比較をしようとしていること。免許を持たない人がF1レースに出たい、というのと同程度の危うさを感じます。
- Lescault
- ベストアンサー率40% (947/2331)
再びNo.1です。 すみません、どのように順位相関係数を用いたのか、今ひとつイメージが沸きません^^;。検定を行うに際してどの様な相関関係を想定なさったのでしょうか(印象として順位相関の検討は意味が無いように感じます)? 因みにひとつ言い忘れましたが、ANOVAは比較すべき標本データの分布には正規性があることを前提にしています。もし正規性が保証できないのであれば、数値をすべて対数変換すると正規性を保証できるようになりますので、対数変換したデータで再度検定を試みられてもよいと思います。 お役に立てば幸いです。
栄養値はアルブミン、総タンパク、総コレステロール、ヘモグロビンをx、yなどの変数にして、回帰式を立て、その合計数値から検定を行っていけば良いと思います。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
とりあえず、各群を「入院した時点で」自力歩行できた群、 介助があれば歩行できた群、介助があっても歩行できなかった群 間の比率や、年齢構成、入院理由が直接歩行に関連する疾患か などでマッチングすることからでしょうね。 検定などの数値的な処理を行うのは、その後です。
お礼
ご回答ありがとうございした。 申し遅れましたが、今回は、すべて転倒により大腿骨を骨折して入院されてきた患者さんで、入院前は全員が自力歩行できています。 退院時の歩行レベルによって3群にわけ、手術時の栄養値で評価してみよう、という主旨で、今回のスタディを行っています。 もし、何かアドバイスございましたら、引き続きお待ちしております。 よろしくお願いいたします。
- Lescault
- ベストアンサー率40% (947/2331)
こんにちは。 各栄養検査値の項目について3群比較したいのであれば分散分析(ANOVA)をまず行い、そこで有意差が検出されたなら、どの群間に差があるかを検定する方法を取ればよいと思いますよ。 http://www.ibaraki-kodomo.com/toukei/anova.html にやさしい解説が載っていますので参考にしてください^^。 お役に立てば幸いです。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 早速ANOVA、多重比較とも実施してみましたが、残念ながらほとんど有意差がみられない結果となりました。。。 ご無礼ながら重ねてご質問なのですが、たまたま現在、統計学の入門書が手元にありまして、歩行レベルの異なる3群を1,2,3と順位に変換し、順位相関係数を用いることは、この場合適切ではないのでしょうか。。。?この方法でしたら、いくつかの項目では有意差が生じるようなのですが、、、。
お礼
度々のご回答、ありがとうございます。 今回、歩行レベルに応じて3群に分類しておりますが、歩行能力の高い順に自力歩行できた群を3、介助があれば歩行できた群を2、介助があっても歩行できなかった群を1と、無理やりグレード化しては、、、と考えてやってしまいました。 やはり無理がありますでしょうか、、、? 日々の臨床現場に身を置いているものの実感としては、得られた相関はさほど現実とかけ離れていない、というかむしろ合致している印象ではあるのですが。。。