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三平方の定理について(問題です)
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こんにちは。 これ、三次元座標での距離あるいは直線の長さについての基礎なので、覚えておいた方がよいですね。 数学だけでなく、高校や大学の物理でしょっちゅう出てきます。 まず、地をはっている正方形EFGHに注目してください。 そして、この正方形を右にも左にも横方向に、ぱーっと広げた無限の広さの平面を考えます。 この無限の広さの平面をSと呼ぶことにします。 Sに対して、AEは真っ直ぐ立っていますよね。 いわば、AEは、Sという地面に真っ直ぐ立てた棒です。 それは、「AEが平面Sに対して垂直」だということです。 線に対して線が垂直ではなく、面に対して線が垂直なのです。 つまり、それは、S内においてEを通る直線(Eを通りSに沿った直線)を引いたとき、 その直線は必ずAEと垂直であるということです。 以上のことから、GEはAEと垂直であることがわかります。 次に、△GFH を考えて FH についての三平方の定理は、 FH^2 = GF^2 + GH^2 ですから、 FH = √(GF^2 + GH^2) ですよね。 ところが、FH=GE なので GE = √(GF^2 + GH^2) ・・・(あ) さらに △GAE を考えると、これは上の説明から直角三角形だということがわかっているので、 GA^2 = GE^2 + AE^2 ところが、AE=GC なので、 GA^2 = GE^2 + GC^2 (あ)を代入すると、 GA^2 = {√(GF^2 + GH^2)}^2 + GC^2 = GF^2 + GH^2 + GC^2 ・・・(い) となります。 Gを起点にして、横、縦、高さ、すなわち、GF、GH、GC を x、y、z と置き、 GからAまでの距離を L と置くと、 (い)は、 L^2 = x^2 + y^2 + z^2 と書き直すことが出来ます。 当然、 L = √(x^2 + y^2 + z^2) です。 この式を眺めてみると、平面(二次元)の中の直角三角形の概念から飛び出して、三次元での点と点との距離は、 斜めの距離 = √(x方向距離の2乗 + y方向距離の2乗 + z方向距離の2乗) あるいは日本語で書けば 斜めの距離 = √(横方向距離の2乗 + 縦方向距離の2乗 + 高さ方向距離の2乗) であることがわかります。 結局のところ、2乗の項が2つから3つに増えただけですよね。 これを知っていると、GA(AGでもよいですが)の長さが √(GF^2 + GH^2 + GC^2) であることが、瞬間的にわかります。 繰返しになりますが、これ、いろんなことに応用が利く基礎なんです。 今日、しっかり覚えましょう。
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- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
「四角錐」なのですか? ならば、「角度の1つが90°じゃない」のかも…。 でも「解説」の「AF二乗 + FG二乗 = AG二乗」を見るかぎり、「直方体」らしい。 「直方体」ならば、AF を含む側面に対して稜 FG は直交しますから…。 さて、どちら?
補足
問題分にきちんと「四角錐A-EFGH」とあるので、形は四角錐で合ってると思います。
- Mandheling
- ベストアンサー率38% (43/111)
90度ですが・・・ 感覚的に90度が感じられないかもしれませんね 実際に図と同じものを作って測ってみてはいかがでしょうか? たとえば、豆腐で作って分度器で測る見たいな
お礼
確かに自分の目で確認すれば感覚的に納得出来ますね! ありがとうございます。 今度試してみます
- bara2001
- ベストアンサー率30% (647/2111)
角AFGは90度ですよ。 解説のとおりです。
お礼
ありがとうございます。
- itaitatk
- ベストアンサー率38% (751/1976)
AGはルート3です 四角形の対角線は一辺が1なのでルート2 ルート2の二乗+1の二乗=3→AGルート3 1が5本 ルート2が2本 ルート3が1本 5+ルート2+ルート3
お礼
あ、質問分で誤解を生んでしまったようですみません。 AGがルート3というのは解説を読んで分かったのですが、どうしてルート3になるのかが分からず、それをお聞きしたかったのです。 ですが、回答はありがとうございます。
お礼
お優しい解説ありがとうございます! ちゃんと理解してみると、色々と使えそうですね!是非覚えたいと思います。立体図形って苦手なので助かりました。ありがとうございました。