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なぜ夢の中ではアイデンティティーが失われるのか
夢の中では別人になったり、自分であっても論理的思考や現在までに築きあげたアイデンティティーが失われてしまうのはなぜでしょうか。
- shift-2007
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- 心理学・社会学
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- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖（@krya1998）
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【私たちから見れば神とはそういう存在であろうと思いますが、神自身は『万物』という概念を持っているでしょうか。そもそも自分という自意識があるだろうかと思うのです。】 全てですから、個となった万物という観念はありませんでしょう。全ては一つだと存じます。 しかし夢を見て知覚・経験・行為します。そこに思考と観念という動作とその内容ができます。 思考は個別化、分化ですのでその時点で個という観念と意識が生じます。 そこに神が自己保持継続しながら、一方で自己を忘れた夢の中の意識となり、そこに自分以外の個という観念意識が生じ、無数の個という万物が生じるのでしょう。 そういう意識と、自己継続している意識が超越的にあるのでしょう。 万物であるという意識は、その境界、はざま（挟間）の意識ですね。 それは自己を万物において経験・知覚しているという内容になると思います。万物内在の自己意識という現象となりますでしょう ＞万物を自己にもっている超越の存在だという意識ということは万物以外のモノが存在するということですね？ 有という現象が生じる以前は、創造に入らない、存在を内包しただけの意識でしょう。 それが存在を創造するという側面の意識を持つ。両者をブラフマンとブラフマと分ける。 ブラフマ（夢を見る意識、境界意識、夢の中の意識ですね）はブラフマンという意識存在の一側面ですね。 だから万物は神の夢という創造の中のもの、真なるそんざいではないということになる。 【世界が神の夢だとしたらなぜ夢を見る必要があるのでしょう。】 必要があって、必要に迫まられてではないとぞんじますし、自分が終局の価値ですから高次価値を求め、実現することでもなく、遊びだといわれています。 遊びの目的は私たちにはわからない。そうなっているということしか我々は存在を受け取るしかない。 【神の覚醒状態】 夢をみていない意識面、ブラフマンですね。神の至福なる永遠の存在、永遠の意識ということだそうです。 そして夢をみる状態になるのは、2億4千万年をサイクルにしているということです。 以上は全て： Self-Realization Fellowshipのバガヴァッド・ギータと聖なる科学にて勉強したことです。そして正しいとぞんじております。 なお、通信講座もありますので、どうぞ。 私ら50年前は、為替レートも不利でしたが、今も非常に安価な講座料です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ＞必要があって、必要に迫まられてではないとぞんじますし、自分が終局の価値ですから高次価値を求め、実現することでもなく、遊びだといわれています。 とすると、神の視点に立てば私たちの存在の意味、世界の価値、命の重さが失われてしまいませんか。 時間は世界を終局的に無意味、無価値へと導くのでしょうか。 それを知ることが悟りでしょうか。 だとすればあまりにも空しいと思います。 何か隠された意図があるのではないでしょうか。 生きている人間が死後の世界を想像するのは無意味です、なぜならいつか必ず死ぬからでその時分かることだからです。 同じように世界が夢ならいつか夢は終わるでしょう、ならば「Self-Realization Fellowshipのバガヴァッド・ギータと聖なる科学」がそれを知る必要などそもそも無いはずです。世界がどんなに混沌としようといつかは夢のように終わるわけですから。 子供の遊びに意味があるように神の遊びにも意味があるはずだと思われます。 神を超えた存在、または神の隠された意図を感じます。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖（@krya1998）
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もともと神は自分が神であるというアイデンティティを持っていないではないでしょうか。 それなんですけど、自分は万物であり、万物は自分である。そしてその万物を自己にもっている超越の存在だという意識だと私（たち）は勉強し、精進しております。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私たちから見れば神とはそういう存在であろうと思いますが、神自身は『万物』という概念を持っているでしょうか。そもそも自分という自意識があるだろうかと思うのです。 ＞万物を自己にもっている超越の存在だという意識 ということは万物以外のモノが存在するということですね？ 世界が神の夢だとしたらなぜ夢を見る必要があるのでしょう。 また、神の覚醒状態とはどのようなものなのでしょう。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖（@krya1998）
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shift-2007さん、この前は神の構造のことを再度質問されて、神には構造がないとお答えしました。 実はshift-2007さんがおおせられる、“神の構造”ということと、その質問で何をお聞きなのかがくみ取れなかった事情があります。 今もそしてあのご質問では、私の少ない知識と修行からはどういうお答えがありうるだろうかと、ずぅっと考えています。 いつか復、機会があったらご質問自体についてのご説明があれば幸甚です。 人生やこの世界も、神（統合的な根底的、唯一の意識）の夢という創造だといわれています。 そしてこの神（統合的な根底的、唯一の意識）自身は、自己以外には存在しませんので、多（そして他）との関係でのアイデンティも何も問題にならないのですが、その夢見る（創造面としての）神という意識のなかに夢見られている、人間（その中に神の意識も木の枝と葉のように入っており、そこで見、知覚し、行為する世界で、そういう世界創造をしている）という存在は自己が本来、神の個々的意識だというアイデンティを持てなくなっています。 それは自己の幹と根を忘れ、見失ってしまっているからです。 そういう風に、下降してしまった自己に元の自己を経験させることが、まあ解脱とか悟りとか私たちのタームでは評しております。つまり神との一体ということで、この神融合が本来のヨガの語義です。 創造という夢の中に入ってしまっている意識（今、こうしてWakefulでの私たちの意識存在）は、氷山のてっぺんだけしか意識できなくなっていて、根っこの自分がわからない。そういう状況だそうです。 そして神の枝、葉というこういう私たちもWakeful状態から眠りに入り、夢を見ます。この夢をみる状況が正に、根っこである神が創造をする夢のミニチュア版で、その中の登場者を通して経験、つまり創造しているということです。 従って、夢の中に入った夢での行為経験主格の私たちは、自分が夢を見ていることも（原則として）判らないし、自分が夢を見ている意識なのだということも意識できない。 という構造のようです。 これはあくまでもラージャ・ヨガの一つの私たちのSelf-Realization Fellowshipの教えている内容ですが。 こうして説明を受け、あぁそうかと理解してそうだと思う。それで判ったかというと、それを判ったといわないのが、私たちのＳＲＦです。 つまり、現実にその根っこの経験ができて、初めて判ったといえるのだ、ということです。 こんな一つの宗教信仰みたいな説明しかできませんが、心理学で夢というのは何処まで開明されているのでしょう。 その事についてshift-2007さんと共にお待ちしましょう。心理学による夢の話はたくさんありますが、どういうご回答があるでしょうね。 shift-2007のお名前を見て、駄文を披瀝しました。すみません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ちょっと確認ですが、 もともと神は自分が神であるというアイデンティティを持っていないではないでしょうか。 他者（別の神）が存在しないのであれば無用ですよね？
お礼
ご回答ありがとうございます。 神の意志を理解するにはまだ私はその域に達していないようです。 いつかその日も来るでしょうが、さてそれが人にとって幸福なのかどうか。