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アイデンティティ
抽象的な質問で申し訳ないのですが、アイデンティティについてです。 『何が正しいのか、何をやりたいのか、何をすべきなのか…。』自分自身が全く理解できないって感じです。 これは、アイデンティティの拡散に陥っているのでしょうか? また、陥っているのならばどのようにして確立していけばいいのですか?
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- hipotama
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回答する前に、質問したいと思います。あなたのお年はおいくつでしょうか。アイデンティティの確立というのは、青年期の発達課題です。年齢は分かりませんが、青年期として回答したいと思います。「拡散に陥っているのでしょうか」という質問ですが、青年期であればそれは「拡散」でなく「未確立」だと思います。「拡散」といった場合には、次の発達段階の課題「若い成人期」の「親密性」が達成できないときに、アイデンティティの確立されずに「拡散」されていたと言うと思います。なぜならば、現在の発達段階が達成できなくれば、次の段階に進むことが出来ません。ですから、青年期であれば拡散しているのではなく、自我の発達途上だと思います。それで、青年期の前の児童期の発達課題「勤労性」「有能感」は達成できているという前提で、書きたいと思います。言葉遊びのようになって、申し訳ありません。 「何が正しいのか」ということですが、それは自分の物差しが出来ていないと思います。自分の物差しというのは言うまでもなく「自我」です。ではどうやって作ると言うことですが、ではどうやって作ると言うことですが、自分自身の姿というのは幽体離脱しない限り直接見ることは出来ないと思います。 しかし、直接見ることは出来ないとしても、鏡、写真、ビデオなどで間接的に見ることが出来ます。それと同じように自我という物の実態を直接見ることは出来ないと思います。しかし、鏡のように友人、恋人、周囲の人が鏡となって自分の姿を映し出してくれます。 それは青年期だけでなく、一生続くと思います。老年期に入った私ですが2~3年前に「○○さんは○○ですね。」と言われました。今までそのようなことは思ったことはありません。しかし、それを咀嚼して、自分なりに振り返って見ると、そう思える部分がありました。新しい自分を発見しました。友人、恋人、周囲の人は自分を映し出す鏡だと思います。自我を確立するには、そういう人たちをたくさん持って交流することが必要ではないでしょうか。 「何をやりたいのか」ということですが、青年期はモラトリアムの時期と言われています。モラトリアムというのは「猶予」です。「待ってくれている」「失敗が許される」「リスタートできる」という状態ではないでしょうか。そこで「何をすべきか」と思い悩むのでなく。「何をしたいか」と思い行動したら良いと思います。その思ったことを行動に起こして、心の充実感が得られなければ、それを止めて新しい行動を起こせば良いと思います。それは青年期に許される物だと思います。老年期になってのリスタートは難しいです。
- royalguard
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逆にアイデンティティが確立していない、とはどういうことかと考えてみると、 それは自分に関わってくる他人の言動、考えに振り回されやすいということではないでしょうか? 例えば、自己愛性人格障害の人間は、他人からの評価にいちいち一喜一憂しやすく、境界性人格障害の人は他人を理想化したと思ったらこきおろす。その他演技性、依存性なども他人に振り回されやすいし、逆に振り回す、と言われます。 これらとは別に、統合失調症やその周辺の統合失調症型、統合失調症性、妄想性人格障害は、脳の機能的に自我の境界があいまいになると言われます。 自我の確立ですか。 それは、まず自分に影響を与えてこようとする人間は、不安定な人間が多いと知ることではないでしょうか? 不安定だから、他人に自分を見せつけるというか影響を与えてこようとすることによって一時的な安定化を図ろうとするのです。 どんな著名人・立派と言われる人の本だろうと、それがことさらに自分に影響を与えてこようと必死になっているなら、信用には値しないかと思います。
- morijun113
- ベストアンサー率0% (0/1)
正しさなんて星の数ほどある事ですし、 人生全部正しく生きることなんて不可能です。 漠然と大きな事をすぐにやるのは無理がありますが、 日常生活を見渡して、やりたい事をなんでもやっていけば アイディンティは確立していきます。 その中で自分自身のポリシーも自然と生まれますし、何をすべきか という問題意識も生まれます。 またネットが発達しているので、単純に自分の好奇心が ひかれるものを見つけて楽しんでやるというのも大事だと思います。
同じ質問かな。う~ん。。。 アイデンティティの拡散だと思うのですか? ご回答になっている皆さんにも慎重にしていただきたい。 心理学用語の濫用は、新しい異常や病をかんたんに作り出してしまいます。 あなたの言っている意味での「アイデンティティ」ならば、 「アイデンティティというのは、拡散しているもの」なのです。 あなたは何をしてもあなたであり、どこにいてもあなたであり、 けれども決まった在りかたによって在るものではないのです。 決まっていないということは、 変化することができる、やりなおすことができる、無限に可能性がある、ということです。 また、積み重ねてきたものがなくとも、ここから積み重ねていくことができる、ということです。 これは本当は、アトリビュートというものであって、アイデンティティと勘違いされることが非常に多い。 ID証のように自分を証明する手立てのことだと思っていることから、勘違いが生まれやすいのです。 アイデンティティが崩壊するというならばわかります。 大変深刻な問題です。 自分が思ってもいないことを言ってしまい、自分が言ったのではない気がする、 自分がしたくもないことをしてしまい、自分がしたのではない気がする、 こういう症状を、アイデンティティの崩壊と言います。 精神病によって起こる乖離症状ですから、一刻も早く神経科、精神科の診察を受け、治療しなければ治りません。 あなたがもしこんな精神病の状態にあるのではないならば、 モラトリアムの状態で宙ぶらりんだというだけです。 すべき仕事、できる仕事、目の前に手の届く仕事を着実にしながら、自分で変化を求めて動いていく、 という当たり前の人生に、まだ踏み込んでいない、ということ。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4419143.html
アイデンティティの拡散に陥っているという表現がいかにも的確な感じがしました。アイデンティティつまり自分というものは、何かに向き合っているときにのみ出現します。その時対象以外のものとしてアイデンティティは出てくるということです。何にも興味がないというのは自分を対象としているので自分以外のものが自分になってしまうという状態です。これがあなたがおっしゃるアイデンティティの拡散に相当すると思いました。どうすればよいかはご自分で考えられるのではないでしょうか。自分以外のものを対象とするということです。自分を忘れること(自分以外のものを対象とすること)がアイデンティティを収縮(確立)してくれるということにならないでしょうか。
- trytobe
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identity とは、自分を特定する(identify)行為です。 ID カードの ID のことです。 つまり、自分は他人となにが違って、他人とどういう位置関係にあるか、ということを把握することで、自分が固有のものだ(全く同じ人はいない)と自覚する行為です。 ですから、『何が正しいのか、何をやりたいのか、何をすべきなのか…。』という将来の自分が見えないというのは、現在の自分を特定・自覚する行為とは関係ありません。 正確には、現在の自分がわかっていようがいまい(アイデンティティが拡散していようないまいが)が、将来の自分が見えないことには変わりが無いのです。 そして、そういう状況は、人間なら誰しも経験することであり、すぐに答えが出るはずもなく、人生丸々使ってわかれば儲け物というくらいに深遠なものなのです。 将来やあるべき姿を考えることは悪くありませんが、すぐに結論を出せるとは思わず、試しに人生を過ごしては試行錯誤していってください。
素人ですが回答させて頂きます。 >これは、アイデンティティの拡散に陥っているのでしょうか? 陥っているのだと思います。 >陥っているのならばどのようにして確立していけばいいのですか? 興味、関心を持った書物や映画を手当たり次第読む。(なるべくジャンルを広く) 広く色んな人と交流(会話)する。 世相に関心を持つ。 社会との関わりを持つ。(就職する。地域の活動に参加する。) 日記を付ける。(日々のニュースの感想でも良いと思います。) ――など如何でしょう。 1)http://www.geocities.jp/aimiyume/aiden.html 2)http://www.st.rim.or.jp/~success/ident_ye.html 1が一般的に浸透している“アイデンティティ”の定義のようなのですが、 2は原義について解説しているようです。 “アイデンティティ”と言う言葉自体が奥深くて難しいです。
補足
20歳、学生です。