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水の通電について
水は水の中の金属ミネラルのはたらきで電気を通しますよね。 では水の中にどのくらいの量の金属ミネラルがあれば通電するのでしょうか? 水道の水も場所によってミネラルの含有量も違うでしょうし、、、、、 またどんな種類のミネラルが電気を通すのに一役買っているのですか?
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純水は電流をあまり通しませんが、全く通さない訳ではなく、僅かながら通します。 従って、通電するかしないかで言えば、ミネラルが無くても通電すると言えます。 それから、水の中に電流が流れるのは、金属ミネラルだけの働きではなく、水に溶けているイオンの働きによるものです。 ですから、例えミネラルを含んでいる化合物で、水に溶けるものであっても、イオンになり難い物質であれば、電流を流しやすくする役には立ちません。 又、塩酸や硝酸、硫酸、クエン酸、酢酸、ビタミンC、二酸化炭素、アンモニア、等々、金属ミネラルを全く含んでいなくても、水に溶けた際に、その一部がイオンとなって、電気抵抗を下げる働きをする物質は幾らでもあります。 金属の塩や水酸化物には、水に溶けた際に、そのイオンとなる割合が大きいものが、少なくないというだけです。 この様に、水に溶けた際に、その一部がイオンとなる物質の事を電解質と言います。 イオンとなる割合は電解質によって異なり、イオンとなる割合が多いものほど、電流を流し易くする働きが強くなります。 イオンとなる割合が多い物質には、塩酸、硫酸、等の強酸や、ナトリウムやカリウムの様なアルカリ金属、マグネシウムの様なアルカリ土類金属、及びそれらの塩類等があります。 【参考URL】 イオン化 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E9%9B%A2 電解質 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E8%B3%AA イオン化傾向 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%8C%96%E5%82%BE%E5%90%91 強酸 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E9%85%B8 強塩基 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E5%A1%A9%E5%9F%BA
補足
参考になります。 真水に塩を入れると電気が通るようになると思うのですが、水道水と同じくらい通電させるにはどのくらいの量の塩が必要ですか。 それから電気を通すには複数の種類のイオンは必要なく1種類でもいいのですか?