- 締切済み
家族の問題に仏教徒としての対処の仕方
こんにちは、長文になりますが... 私は33歳の普通の女性です。普通に家族の問題がありますが仏教の視点からどうすればいいのか分かってみたいです。ざっと話すと60歳ちょっとになる父が再婚した女性の金使いの荒さです。父は小さな会社の社長でそれなりに裕福でしたが3年前に会社を潰してしまい生活は一変にして貧乏生活になりました。 それを受け入れる事の出来ない父の妻は父の小さな飯屋さんを手伝う所かおかしくなったようにお金を使い始めました。父が注意すればヒステリーをおこし、小さな子供も二人いるのでいつも父はこうなってしまったのを全て自分のせいにし、彼女も金銭的にも何も手に負えない事態になっています。店はうまく行く訳も無く色んな人達にお金を借りて回ったりとこの彼がもう愛してはいない女のために皆に迷惑をかけています。彼女は別れようとしません。 父が本当に可哀想です。父、そして私自身この問題に対してどうアプローチしていいのかもう検討が着きません。 アドバイスお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
お察しいたします。 子供として父親をご心配なさるお気持ちでいっぱいなのでしょう。 しかし、そのような悪い状況を招いてしまった一番の原因は、父親であるご本人の行いにあると思われます。 その事はご本人も承知しておられるのではないでしょうか。 無理に借りた借金は、だいたい返せない場合が多いものです。 借金を返すことができず、信用も失っていくとすれば、やがてそこには居られなくなるケースが多いようです。 そうした泥沼のような事は世間にはいくらでもある事です。 (少し言い方がきつかったらご容赦ください) 父親への言葉でのアドバイスは尽きていると思われますので、ご質問者様が取るべき事を僭越ながらお話させていただきます。 一つは、お辛いでしょうが静観なさることです。 あれこれ言っても袋小路に追いやるようなものだと思われます。 状況が悪ければ悪いなりに、必ず変わり目が訪れる時がくると思います。 その時に最悪の結果だけにはならないように見守ってあげるようになさってください。 そこのところを無事通過できるかどうかが大切だと思います。 仮に、ご本人が社会的信用を大きく失うような事になってしまっても、元気に暮らすことができればいい、といった覚悟は持っていたほうがよいかもしれません。 もう一つは、仏教という宗教における信仰的な対処です。 どうにもならない事に対しての祈りの気持ちを仏様にお預けする、というものです。 信仰がなくとも、一心に祈願すれば叶えられる場合もあります。 縁切り、ということでしたら鎌倉の東慶寺の水月観音が有名です。 ただし、観音様は絶対に片手落ちの事はなさらないとされています。 祈願なさる場合には、縁切り後の二人の幸せを共に祈るお気持ちでなさった方がよろしいと思われます。 それができないのでしたら、第三者としては成すべき事ではないように思われます。 また、祈願が叶えられた場合に注意すべきことは まったく自然に事が運んで解決したように見えるので、仏様の働きは無かったのでは?、と思ってしまう事です。 自然に事が運ぶ、ということが、何よりも仏様の働きである、と心得るようになさってください。 縁切り寺といわれるお寺の住職さんに、一度ご相談なさってみてはいかがでしょうか。 以上です。
- MOG56222
- ベストアンサー率12% (6/50)
女性で小さい子持ちをもっていたら、相当たくましくなるものです。おそらく、有利な条件で離婚する為の布石でしょうね。 お父さん自身が自責の念にとらわれている。外形は奥さんが精神的に衰弱して散財しているように見える。以上の二点から、借金はお父さんが背負って、奥さんは購入したもので新生活を始める気かなと思います。仏教うんぬんの前に、相手を理解しないとね。先入観はだめですが、散財の内容に意図がないか確認することをお勧めします。 慈悲とかはその後の話です。八正道にも、まず正しく観るとあります。
多分、お父さんの奥さんは「金を持ってそうな人だから近づいたのに、どうして私が金に困らなきゃならないのか、こんな筈じゃなかった!」とでも思ってるんじゃないでしょうか。 仏教では、物事が思い通りにならない事を「苦」と言うのですけど、お父さんの奥さんも、それなりに辛く、苦しい思いをしているって事だと思うんですよ。だから苦しさを紛らわせる為に、お金を使ってるんだと思うんです。 でも、そんな真似をした所で、苦しみから逃れる事など、出来はしません。安易な方法で苦しみから逃げようとする自らの弱さに気付き、苦しみと正面から向き合う事でしか、本当の心の安らぎを得る事は出来ないんです。 必ず上手く行くと断言する事は出来ませんが、お父さんの奥さんには慈悲の心を以って接し、自らの行いが不幸と破滅への呼び水になっている事を、時間を掛けて理解させるしか無い様に思います。
親子の関係も また無常。 あなたが過去の思い出に執着せず、 父と後妻のトラブルではなく、 ただの男と女のトラブルだと割り切れれば、 苦は滅する。 かと。
仏教的には コンステレーションの問題となります。 つまり、初恋の人のことばかりが気になり幻想を追い求め もう一人の違う人と恋をし、初恋の人と恋に落ちた時の気持ちが抜けきれず現実が見えてこないということです。 つまり、 質問者様の周囲に、金使いの荒いひと と 金のない人が 金を使ってもらっているという事実は ないか と反省することです。 お金の使い方を学んでこなかった人が人生を変えることはできません。 他人に使ってもらったほうがお金の価値がある と考える被害者型と お金を使っても満足できない中毒型があります。 仏教用語を出すまでもなく、どちらも末法じごくかいのえいきょうをうけているのです。 一番大事なことは質問者様自身が どちらかに属している という事実を 忘れがちであるということでしょう。 物欲と人慾が原因です。どちらが悪いとは言えませんね。 私なら離婚させます。