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たばこと肺ガンの因果関係は

統計によれば、喫煙率は下がっているにもかかわらず、肺ガンの発生は飛躍的に伸びています。 この事実は、たばこと肺ガンの因果関係を否定するものではないでしょうか。少なくとも一対一の単一の因果関係ではないことは確かだと思われます。 もしかして、世界中の原発放射能や他の汚染物質の横溢を隠すために、タバコにだけ罪をなすりつける世論操作ではないでしょうか? タバコ以外の有害物質が大気中に激増して肺ガン急増に至っているのではないでしょうか? これに関して何かご存じの方は教えて下さい。(私は非喫煙者です)

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  • wiz0009
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回答No.2

統計は発生率ではなく”肺ガン死亡率”で出ているはずですよ。 ガンは同じ人が何度もなる可能性が高い病気のため”発生率”としては統計されていません。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2158.html 肺ガン患者死亡数が異常に増えているように見えるのは、 肺ガン発生が増えているのではなく「他の病気で死ににくくなった」からです。 平均寿命の激増から見てもわかると思いますが、 例えば肺ガンになる前に結核や感染症などで死亡すれば ”肺ガン死亡率”は減ることになりますよね。 それが現代では医学の進歩であらゆる病気で死ぬことがなくなりました。 しかし肺ガンは今でも不治の病であり致死率が極めて高い病気であることから、 他の病気で死ぬことが減り、肺ガンでの死亡率が高くなったのです。 こちらのデータを見れば一目瞭然です。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2158.html http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2080.html 60年前は結核で200/10万人が死亡、つまり年間およそ20万人が死んでいたのです。 肺炎も20万人ほどです。 それが今や肺炎や結核での死亡率はゼロに近い状態。 それら40万人のうちの3人に1人は治療して長生きすることでガンになるんですから、 ガンでの死亡率が高くなっていくのは当然というわけです。 ガンでも胃ガンなどは医学の進歩で延命出来るようになっていますが、 肺ガンは治療が極めて難しいため死亡率が特に上昇しているように見えるのです。 よって、肺ガン死亡率が上がったからといって タバコとの因果関係を否定できるものではありません。 だからといって肯定できるデータにもなりませんが、 タバコによるガン発生については世界中で膨大な動物実験結果の研究論文が提出されており、 そのほとんどが「クロ」なのです。それが現実です。

gesui3
質問者

お礼

統計は発生率ではなく”肺ガン死亡率”で出ていました。済みません。 「ガンでの死亡率が高くなっていくのは当然というわけです。」 知り合いの医師が「ガンで死ねるのは幸せ」と言っていました。 そういう意味ですね。 「よって、肺ガン死亡率が上がったからといってタバコとの因果関係を否定できるものではありません。 だからといって肯定できるデータにもなりませんが、タバコによるガン発生については世界中で膨大な動物実験結果の研究論文が提出されており、そのほとんどが「クロ」なのです。それが現実です。」 極めて説得力のある推論です。深く納得しました。 そのうち医学の進歩で、肺ガンも治るようになれば他の死因がまた相対的にトップに躍り出るのでしょうね。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • negigi
  • ベストアンサー率60% (86/142)
回答No.5

喫煙と肺がんの関係は、ヒトの大規模な疫学データでも、強い相関がみられることが示されていますね。 参考に http://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/783.html もちろん、タバコ以外にも肺がんのリスク因子は大なり小なり存在しますが、タバコが強力なリスク因子であることは、ゆるぎない事実です。(比較するようなもんでもないですが、原発からの放射線なんて、タバコに比べたら大したことないんですけどねぇ)

gesui3
質問者

お礼

放射能の危険性は常に過小評価されてきたので警戒を要すると思います。 あるものを無いものにしたり、すり替えたり、隠したり、とぼけたり、転化したり・・・・ まあ、懐疑論はきりがありません。そろそろ打ち切らなくてはなりませんね。 みなさま、ご教示を有り難うございました。

  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.4

まぁ、どちらの見方をする気も有りませんが、このようなデータは喫煙率が低下したからといって、即座に肺がん発生率が下がるという考え方自体が間違いでしょう。それまでの喫煙によってすでに発生因子を持ってしまった個体がどれだけいるのかが不明ですから、それらの因子がなくなるまでは正しい統計とはならないでしょう。喫煙率が下がって以降のデーターが正当性を得るには少なくても20年から30年経ってから出ないと正しい統計とはなりえないでしょう。こういった、行為と結果に時間が掛かるものの統計では変化がおきた時点から結果が出る時点までも当然時間が掛かるものです。少し論理的な考察をすれば十分に理解できることと思いますが、行為があったから即結果に現れると考える前に、どのような状況の変化でどのような実際の変化が現れ、それが統計上どういう影響を与えるのか、またそれに要する時間どれほどになるかを考察する必要があるでしょう。 科学的に物事を見るというのは、そのような時間的な遅れが生じたりすることも当然視野に入れなくていけないということを知らない人が多数いるのは悲しいですね。例えば遺伝情報に有害な物質の特定などでは、数世代の世代交代が無ければ特定することは出来ないのです。そのために世代交代の時間の短いマウスなどを実験体として使っているのですが、人に対しては実験体というわけにも行きませんし、世代の交代には60年~80年程度の時間を見なければなりません。タバコと肺がんに関しては世代交代ほどの時間は掛からないでしょうけど、それでも最低でも前後10年間程度の統計を取らなければ無意味でしょう。また、風俗的な流行なども当然視野に入れて考える必要がありますしね。 私は喫煙者ですが、禁煙の動きにそれほど反発する気はありません。それは確かにマナーを弁えない喫煙者がいることを認めざるを得ない状況があるからで、病理に基づいたものでは有りませんが、アルカロイドを含んだ煙を摂取することが体に良いとは思っていませんけどね。

gesui3
質問者

お礼

晩発性疾病の場合は時差を考慮すべきとのご指摘です。 ごもっともですが、ただ前述のサイトグラフでは相当の年数をカバーしていますのである程度の因果関係は分かると思います。 私も禁煙に反発はありません。若い頃、ハエを捕まえて逆さコップの中に閉じこめ、タバコの煙を入れたら暴れて苦しみだし翌朝死んでいましたから、猛毒には違いありません。ハーバード大学の薬物学の権威も麻薬よりもタバコの方が有毒性が強いと言っています。 私が問題にしたいのは、タバコだけに目を向けさせてもっと重大な因子から目をそらさせる世論操作が資本と権力によって組織的、継続的、世界的に、なされている可能性です。それがもっとも怖いです。

回答No.3

おっしゃるとおりタバコが悪いと言うことはありません タバコ嫌いのトンデモ学者たちが、データをねじ繰り回して タバコを悪者にしたのです。 まあ、倒すべき悪者がいたほうが、分りやすいからですね。 バッカみたいだと思いますよ。

gesui3
質問者

お礼

初めはそうかと思っていましたが、皆さんの説を読んでいると、そうとも言い切れなくなってきました。 とにかく、奥の深い問題のようです。

回答No.1

肺がんの発生が飛躍的に伸びていることを 説明しているサイトを示してください。 欧米では、喫煙率、肺がん発生率ともに減少しています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%BA%E7%99%8C#.E5.96.AB.E7.85.99 世界的に見て増えているなら、中国のように人口が多くて 禁煙が進んでいない国が原因かもしれません。

gesui3
質問者

お礼

「肺がんの発生が飛躍的に伸びていることを説明しているサイトを示してください。」 発生率ではなく死亡率でしたが、以下が該当します。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2158.html 「欧米では、喫煙率、肺がん発生率ともに減少しています。」 欧米では早くから禁煙運動が活発化、徹底化したので、早めに効果が現れてきたと考えるなら、相関関係あり、となりますね。

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