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力学問題の解法と力の最小化
- 力学問題において、質量10kgの物体に対して力を加える際、力を最小化するための角度と力の大きさを求める方法について教えてください。
- 水平に押すよりも角度をつける方が力を少なくすることができます。具体的には、水平面上で力の方向を11°20′の角度にすることで、力を最小化することができます。この場合、力の大きさは19.2Nとなります。
- 物理(力学)における力の最小化について学んでいる中で、質量10kgの物体に加えるべき力の方向と大きさを知りたいです。具体的な解法や式の組み立て方など、詳しく教えていただけると助かります。
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つり合い 水平方向:F cosθ = f …(i) 鉛直方向:F sinθ+ N = mg …(ii) すべりだす限界のFに対して f = μN …(iii) (ii)より F sinθ = mg - N …(iv) (i)^2 + (iv)^2 より F^2 = f^2 + (mg - N)^2 = μ^2N^2 + (mg - N)^2 = (1 + μ^2)N^2 - 2mgN + (mg)^2 = (1 + μ^2){ N^2 - 2mg/(1 + μ^2)・N } + (mg)^2 = (1 + μ^2){ N - mg/(1 + μ^2) }^2 + (mg)^2{ 1 - 1/(1 + μ^2) } = (1 + μ^2){ N - mg/(1 + μ^2) }^2 + μ^2(mg)^2 /(1 + μ^2) ゆえに,N = mg/(1 + μ^2) のとき,Fの最小値 F = μmg/√(1 + μ^2) = 0.2×10×9.8/√(1+0.2^2) = 19.2[N] このとき, cos θ = f/F = μN/F = 1/√(1 + μ^2) ∴θ = 11.31° になりました。
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- gohtraw
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#1です。訂正。 F=μmg/(cosΘ+μsinΘ) ですね。
- gohtraw
- ベストアンサー率54% (1630/2965)
少し上に引っ張ることによって垂直抗力を小さくして摩擦力を小さくしようというわけですね。 水平より上方にΘの角度で力Fを加えたとします。すると物体に加わる垂直方向の力は mgーFsinΘ となり、これが垂直抗力になります。従って摩擦に抗して物体を動かすのに必要な力(水平成分)は μ(mg-FsinΘ) であり、これがFの水平成分とひとしくなります。よって FcosΘ=μ(mg-FsinΘ) F=μmg/(cosΘ-μsinΘ) Fの最小値を求めるにはcosΘーμsinΘの最大値を求めればいいと思います。
お礼
大変有難うございます。頭の中では、力の釣り合いが理解できてはいたのですが式に出来ませんでした。ただ、理解できていないから、式にできないんですかね・・・どちらにしても、有難うございます。助かりました
お礼
返事が遅くなり申し訳ありません。添付ファイル付きで、理解しやすく説明頂き有難うございます。式もわかりやすいです。ご丁寧に有難うございます。もう少し、力の関係を理解しなければと痛感しています。また、このサイトで、力学の質問を色々と投げかけるかと思いますが、その節は、助けて下さい。