- ベストアンサー
一般的に寿司はどの順序で食べるの?
人によって好き嫌いがあるので一概には言えないと思いますが、いわゆる寿司通の人ならどの順番で食べるのが一般的だとかあればお教えください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
通の人の食べ方ですカー。 ではまず、お寿司ではなく鮨です。 これを間違ってはいけません。 本来は鮨と書くものなのですが、縁起を担いだ縁起文字として寿司という字を当てることがあります。 つまり、寿司とは本来は当て字なのです。 次に食べ方ですが、まず、お箸を使ってはいけません。 手掴みで食べなければならないのです。 鮨はまず、見て楽しみ、手で持った感触を楽しみ、香りや口に含んだ触感を楽しみ、のど越しを楽しむのです。 ですから、鮨を箸で食べるなんてのは邪道であり、鮨への冒瀆であります。 本題である、食べる順番に関しては、味の薄いものから濃いものへと進みます。 味の濃いものを食べた後で味の薄いものを食べると、味の薄いものが前に食べたものに負けてしまいせっかくの繊細なおいしさが味わえなくなってしまいます。 一例として、ひらめやイカから食べて、 次にかんぱち、はまち、しまアジなどの光物からスタートします。 その後はマグロの赤身から中トロ・大トロ・サーモンなどをいただき、 中盤は、赤貝、トリかい、ホタテなどの貝類 海老、甘エビなどのの甲殻類などの、特徴のある味のものを味わいます。 最後に、いくらや雲丹などの軍艦ものを味わってから、 味の濃いあなごなどのタレ(煮詰めと言います)を塗った物の出番であります。 一番最後にしっとり香ばしく甘い玉子焼。 最初に玉子焼き(玉(ギョク)といいます)という方もいらっしゃいますが、鮨の中で玉子焼きが占める位置はデザート的な立場です。 科学的にいっても砂糖は舌の感覚を狂わせますから、最初に甘いものを食べると後はすべて感覚が狂ってしまってよろしくないのです。 あとはお醤油、、、紫といいますが、これはなるべく付けない方がよろしい。 しかし赤身の魚など、紫と相性のいいものがありますから、ここら辺は好みでいいでしょう。 なお、お寿司屋さんでお刺身を食べることもあるかと思いますが、この場合、紫にわさび(なみだといいます)を溶いてはいけません。 お刺身を食べる時は、お刺身にわさびを少量乗せ、これを内側にして二つに折り曲げるように箸で持って紫に付けて食べるのが正しいお刺身のいただき方です。 紫にわさびを溶くと、紫の風味もわさびの風味も鈍くなってしまいよろしくありません。 お鮨へ紫を付ける場合は、ネタにつけます。 ご飯に紫が付いてしまうとご飯(シャリといいます)が崩れて食べにくくなるばかりか、紫にご飯がこぼれ落ちてしまい。見た目によろしくありません。 また、ガリを数枚とって醤油皿につけ、 それを刷毛代わりして握り寿司に塗る方法もありますが、これもはたで見ていてみみっちくてビンボーくさいのでお勧めしません。 軍艦の場合は、海苔に付ける感じにするとよろしいでしょう。 ・・・・・・てな感じで、こだわろうと思えば細かくこだわれますが、気にせず好きなようにおいしく食べるのが一番ですよ。 お箸の使い方だって、持ち方なんかにこだわる人がいますが、そういう人でも、お箸の取り方がなっていない場合が多いです。 ちなみに、お箸の取り方は、右手で上から取り、左手で下から支える様に持って、右手で下から持つというのが正しい作法です。 そもそも「こだわる」という言葉自体が、ガンコで融通が利かないって意味であって、本来は悪い意味なのです。 作法は本来、同席した人に不快感を与えないためのものですからねー。
その他の回答 (3)
- tpg0
- ベストアンサー率31% (3785/11963)
寿司通を気取るつもりはないですが、江戸前寿司の食べる順序は玉(ギョク=玉子)に始まり玉で終わると言います。 寿司ネタとしての玉子焼は河岸でも買えますが、ネタに拘る寿司屋は自前で玉子焼を焼くので、玉に拘る店は他のネタにも気遣いしてるからです。 次に、小肌(コハダ)です。 小肌は酢〆するので、職人の技量の差が出るネタです。 玉や小肌は、安い寿司ネタですが、このようなネタにも拘る店なら、他のネタも間違いなく良いネタと判断して良いです。 次は、鯛や鮃のような淡白なネタから鮪やウニのような味の濃いネタに移ります。 また、穴子もタレに拘る職人の店は美味しいですから、私は味見します。 トロのような脂っこいネタは最後の頃に握ってもらい、口直しにカッパ巻きを巻いてもらうと、黙ってても「アガリ(お茶)」を出してくれます。 最後は、玉で締めれば「お愛想(会計)」の計算が始まります。 ただ、寿司ネタの好みは個人差があるので、正解はないと思います。 お好みのネタを美味しく食べるのが最も正解です。 「ガリ(生姜)」は魚の臭みを消すそうですが、私は嫌いなので最後の頃に少々齧る程度です。
お礼
ありがとうございます。 そういう流れがあるんですね! 玉子焼き、小肌・・なるほど。 今度気をつけて味わってみます。 カッパ巻き、玉 お勘定・・・ おもしろい! 感謝です!
- hanzo2000
- ベストアンサー率30% (552/1792)
基本的には、食べたいものを食べたい順番で、でいいと思います。 寿司だろうが何だろうが、あなたが楽しむための食事ですから。 しかしなかには、神経質な板前さんがいて、 順番を気にする人もいるみたいですね。 ステーキの後にオードブルを食べたりしないように、 あまり味が濃かったり、脂がのっているもののあとに、 サッパリしたものを食べたりしない方がいいでしょうね。 大トロのあとにコハダを食べても、確かに味なんてわからないでしょうし。 ただし、厳密に順序を守って、軽いから濃いものへ、とやっていると、 流れにメリハリがなくなるので、 その流れの中に、たまに濃いものを注文したりして アクセントを入れて食べるのが、個人的には好きです。 あまり順番に頭を使いたくなかったら、 板前さんに「適当にお願いします」とか「お任せでお願いします」 っていって握ってもらうのもいいですね。
お礼
てきとうにおまかせ! が、楽でいいですね! 楽しんでおいしく頂くことにします。 ありがとうございました!!
- バグース(@bagus3)
- ベストアンサー率29% (1973/6719)
基本的には好きな物を好きな順序に食べればよいのですが お寿司屋さんがすすめるのは 「味の薄い物」「味の濃い物」「脂っこい物」「甘い物」だそうです。 先に味の濃い物を食べてしまうと淡白な魚の味が分からなくなってしまうし 脂っこい物を先に食べてしまうと口の中の脂分で繊細な味が感じられなく なってしまうからだそうです。 ちなみに濃い味と薄い味を交互に食べると味の印象がはっきりして 普段よりも美味しさが増すとも言われています。 具体的な順序としては 「白身魚」「酢じめの魚」「あじ」「かつお」「まぐろ」「いか」 「貝類」「うに」「いくら」「巻物」「煮物」「タマゴ」
お礼
ありがとうございます! 味の流れ、納得です! では、今からたべにいってきまーーーす! 感謝です!
お礼
大変詳しく、且つわかりやすくお教え頂き、ありがとうございます。 とにかく、おいしく、気楽に食べたいと思います。 でも、これだけの知識があれば、人に自慢できそうです! 感謝です!