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べき乗計算について

マグニチュードと地震エネルギーの関係で10^2.55=354.8と出てきましたが、この計算過程がわかりません。詳しくその流れを教えてください。よろしくお願いいたします。

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回答No.3

10^2.55=354.8 の計算には,常用対数を使います. a=10^2.55 とおいて,両辺の対数をとります. log(a)=log(10^2.55) この log()は,常用対数(底が10)です. 対数の性質から,上の式は, log(a)=2.55・log(10)=2.55 log(a)=2.55 となります.なぜならば,log(10)=1 だからです. log(a)=2.55 から,a を計算するには, 昔は,もっぱら分厚い対数表を使いました. a=a1・a2・a3 と考えて, log(a1・a2・a3)= 2.00+0.50+0.05 log(a1)+log(a2)+log(a3)= 2.00+0.50+0.05 として, log(a1)=2.00 log(a2)=0.50 log(a3)=0.05 とします. ここで,まず,対数表の中の 2.00 を探します.そして, a1=100 を得ます.次に,対数表の中の 0.50 を探します.そして, a2=3.162 を得ます.また次に,対数表の中の 0.05 を探します.そして, a3=1.122 を得ます.そして, a=a1・a2・a3 から, a=100×3.162×1.122 a=354.7766 となり答えが得られるのです. 実際の対数表の桁数が何桁だったかは忘れました. 今は,電卓があって便利ですが,以前は,計算尺もよく使いました. 当時では,手回しのタイガー計算機や,電動計算機は高級な計算機でしたので,滅多に使えませんでした.

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回答No.4

あまりお勧めできない方法ですが。 2.55=2+0.5+0.05 なので  10^2.55=10^(2+0.5+0.05)=10^2*10^0.5*10^0.05 (指数法則より。ただし *は乗算を表す。) で、10^2=100、 10^0.5=√10=3.1622・・・ もし、√10=3.1622・・・ を電卓で計算するのがご不満なら、「開平」を検索してみてください。 残る問題は10^0.05 ですが、0.05を2進法で表すと、0.00001100110011・・・ となります。 最初の11は、32乗根と64乗根を表します。 32乗根は、平方根の平方根の平方根の平方根の平方根ですから、10に上記した「開平」操作を5回行なうと出てきます(電卓を使っていいなら√を5回おすだけ)。計算すると1.0746・・・ 64乗根は32乗根の平方根ですから1.0746・・・を開平すると、1.0366・・・ これを掛け合わせると、1.11397・・・ つまり最初の11は 1.11397・・・ 以下、0011が繰り返し出てきますが、これは、1.11397の16乗根をかけ、更にその16乗根をかけ、更にその16乗根をかけ、・・・を繰り返すことを意味しています。 16乗根は、平方根の平方根の平方根の平方根ですから、1.11397に上記した「開平」操作を4回行なうと1.00676 更にこれに「開平」操作を4回行なうと1.000421 本当はこれを永遠に繰り返すのですが、「永遠」は無理なのでこの辺で諦めることにします。 以上の結果をすべて掛け合わせると、  10^2.55≒100*3.162*1.11397*1.00676*1.000421       ≒354.767 となって、関数電卓を用いた場合に近い値が得られます。 桁数をもっと増やせば、もっと近い値になります。

回答No.2

もし単純に計算方法をお尋ねなら、関数電卓に頼るのがベストでしょう。 私はまだ、Windowsxpしか持っていないのですが、 スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→電卓 関数電卓になっていなければ 表示→関数電卓 10 と置数して、左の真ん中あたりにある「x^y」を押し、 2.55 = とキーを押すと354.81338923357545843321870226449 と出てきます。 別の方法: 2.55 と置数して、左の方にある「Inv」スイッチをONにしてから 「log」を押すと、354.81338923357545843321870226449 と出てきます。

回答No.1

情報の出所を記載してくれると分かりやすいです。 おそらく,今回の東北地方太平洋沖地震(M9.0)が兵庫県南部地震(M7.3)に比べて地震エネルギーが354倍ということでしょう。 そのような前提で解説させていただきます。 マグニチュード(M)と地震エネルギー(E)の関係は次のように表せます。 log(E) = 4.8+1.5M もしくは E=10^(4.8+1.5M) つまり,マグニチュードが1増えるとエネルギーは10^1.5倍となります。 東北地方太平洋沖地震(M9.0)と兵庫県南部地震(M7.3)を比較すると,マグニチュードの差は9-7.3=1.7となりますので,地震エネルギーは10^(1.5*1.7)=10^(2.55)=354.8 倍となるわけです。

ymhirokazu
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 質問内容が上手く伝わらず申し訳ありませんが、エクセルや電卓を使わずに10^2.55がどのような計算で354.8になるのか途中の計算式が知りたかったわけです。お手数ですがよろしくお願いします。

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