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地震について
よく海外の地震報道でマグニチュード6とか報道されますが、正直どれくらいの規模なのかわかりません。マグニチュードは地震の持つエネルギーを指すので、震度で表現してもらわないとどのくらいの被害だか推測出来ません。 いくらマグニチュード9でも震源が深ければ震度も小さいし、被害も小さいのではと考えてしまいます。 なのになぜ、海外での地震の報道はマグニチュードで表現するのでしょうか? 推定の震度でもいいので報道して欲しいと考えます。
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貴方は質問の必要がないくらいよくお分かりです。マグニチュードはエネルギーの大きさを表すということを知っていれば、それが実際にどのくらいの大きさなのかは知っている必要はあまりなく、最大でも9程度、震度6以下では大きな被害が出る地域は殆どなくなるということを知っていればいいのです。そして大きな地震でも震源から遠ざかれば振動は小さくなり、逆にマグニチュードは小さくても震源に近ければ大きな揺れになるということもちゃんと判っておられるようなのでもうそれでじゅうぶんなのです。 そして海外の地震では震度階が示されないというのが何故かというのは極く簡単です。震度、つまり加速度は測定しても震度階は測定しないにです。測定しても震度階の規定がおおまかで、規定のない国もあるほどです。ですから測定しないものは報道できないので、マグニチュードだけを報道するのです。地震が少ない国では震度階を規定するほど揺れることがないのですよ。逆に震度2程度の地震でも大騒ぎになり、人々は避難を始めたりしますよ。それは地震に対して建物は全く備えがないので当然のことかも知れませんね。
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- SPROCKETER
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M6の地震ならば、結構大きな地震です。震源の深さが10kmでM6の直下型地震が起こったのであれば、震度は5~6で、かなり揺れるはずですし、老朽建築物の破損や倒壊も起こり得ます。 なぜ、マグニチュードで地震を表現するのかと言えば、震度は場所によって大きく違いますが、マグニチュードは同じだからです。地震の規模を示す指標と考えてください。 M9でも震源が深ければ大丈夫かと言えば、そうではありません。M9ぐらいの巨大地震では、広範囲の地域が揺れるので、被害規模が大きいからです。震源が深くても、マグマ活動が活発化して、火山活動に繋がる可能性があり、地震が収束した後で、一斉に火山噴火が相次ぐ場合もあります。 東日本大震災の後で、西ノ島新島の噴火活動が活発化したのは無関係ではないでしょうし、日本海溝に近い火山の全てに噴火の危険があるようです。 富士山が噴火する危険があると騒がれているのも、それが理由です。巨大地震の後には火山の噴火が待っているのを忘れてはいけません。
お礼
詳細にわたり、ご指導頂きありがとうございました。 マグニチュードの表現については、ご指摘どおり理解出来勉強になりました。 しかしながら、誰もが感覚的に分かるような地震の揺れ具合について、何かあったら良いなあと感じました。 ご回答頂き感謝致します。
- maiko0318
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日本で言うと、東京震源で静岡で震度4、大阪で震度1とか言いますよね。 震源から何キロ離れているかが重要なのです。 では、海外の例えばイギリスで地震があったとして、 震源はコールダーホール、ブラックプールで震度4と報道されたら ピンときますか? それと、震度表示は日本独自のもの。世界には通用しません。
お礼
ありがとうございます。 震度は日本独特のものということを知りませんでした。 勉強になりました。 感謝致します。
お礼
ありがとうございます。 震度が日本独特の単位という基本的な事を知りませんでした。 地震の事に詳しく教えて頂き感謝致します。 国際化が進む中で、外国に在住する日本人も多数おられるかと思います。 日本での報道はマグニチュードに加え、推定でも良いので震度いくつとかの補足があると嬉しいのですが… 建物の作り方も日本と異なるので、単純に震度に換算して報道するのは難しいようですね 感謝致します。