- 締切済み
大地震
はじめまして。今回の四川大地震のニュースを見ていて思ったことがあります。ニュース等で地震が発するエネルギーの大きさが、阪神大震災の20~30倍という報道がありました。このことはマグニチュードが20~30倍という意味で理解していいのでしょうか? マグニチュードはエネルギーの指標値なので、阪神が7.3、今回が7.8とだと思うのですが…
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kabo-cha
- ベストアンサー率43% (403/928)
No.3です。 No.6,7の方も専門家と仰っていますが、またまた少し違います。 マグニチュードが1大きくなると√1000、つまり約32倍になります。 マグニチュードが2大きくなるとぴったり1000倍です。 ウィキペディアのマグニチュードの記事を見ても分かりますが、モーメントマグニチュードの式の右辺には1.5が含まれています。これはマグニチュードが1大きくなると、エネルギーが10の1.5乗になることを示しているのです。 それから、モーメントマグニチュードは研究者によってばらつきが小さいという印象があります。 表面波マグニチュード、実体波マグニチュードなどは、同じ地震でも地震計の特性や地質、断層方向などによって大きく左右します。 またモーメントマグニチュードは津波や断層のトレンチ調査などいろいろな研究手法で求められる優れた指標です。 ご参考までに。
- natumikang
- ベストアンサー率16% (43/268)
No1です。 びっくりしました。ありがとうございます。 実はこれ今朝の「みのもんたの朝ズバッ!」で 解説していたものなのです。 TBSはやはり信じないほうがいいですねえ。
- Yurizan Beltran(@kcoc_yssup)
- ベストアンサー率18% (6/33)
No.6の続きです。 0.2違うとエネルギーは2倍 0.4違うと4倍 0.6違うと8倍 0.8違うと16倍 1違うと32倍 2違うと32*32で1024倍 ・・・ということになります。 くわしくは図書館にでも出向いて知識をつけに行きましょう!
- Yurizan Beltran(@kcoc_yssup)
- ベストアンサー率18% (6/33)
一般的に、 ニュース報道で言うマグニチュードは物理的な物指しではないことが多いです。 一方、モーメントマグニチュード(Mw)は国際的な指標で どのくらいの断面積の断層が どのくらい滑ったのかを正確的にあらわすことができます。 ここが大事なのですが、断層面で大きく滑ったところもあれば あまり滑らないところもあることです(すべて一様ではない)。どの巨大地震や超巨大地震についてもいえることです。 兵庫県南部(1995年)がMw6.9 中国・四川(2008年)がMw7.9 となってます(2008.5.15現在)。 マグニチュードが1違えばエネルギーは約32倍違うことから 両者はざっと見積もっても30倍は違うことになります。 モーメントマグニチュード(Mw)の数値は 研究者によっていくつかの解析パターンがあったり 地震波形のデータによっても誤差が出てしまいます。 また、再解析によって数値が多少変わることがあります。 名古屋大学地震火山・防災研究センター http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/sanchu/Seismo_Note/ 2004年12月26日のスマトラ-アンダマン地震 (M9.1~9.3)の暫定的だった解析 http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/sanchu/Seismo_Note/2004/EIC161a.html
- mmky
- ベストアンサー率28% (681/2420)
マグニチュードの比較でいえば5から6倍でしょう。 神戸淡路地震は震源の深さが16キロで今回の四川省地震が10キロだそうでこの震源が浅い分、4倍ほど破壊エネルギーが大きくなるということで総合すると、 5から6倍かける4倍で阪神大震災の20~30倍になるということみたいですね。
- shinkun0114
- ベストアンサー率44% (1553/3474)
実は私も疑問でありまして、マグニチュードは対数評価をし、 2上がると1000倍ですから、1の差で約32倍になります。 ですから、マグニチュードの差が0.5程度であるなら、 エネルギーは約5.5倍ってことになってしまいますね。 これでは記事の30倍と一致しません。 で、元の記事を読んでみたのですが、「破壊力が約30倍」とあります。 「破壊力」の次元が不明ではあるのですが、「地表に現れた変状」と 解釈しています。 地震のエネルギーはあちこちに分散しますし、震源の深さによっても変わります。
- kabo-cha
- ベストアンサー率43% (403/928)
No.1の方の回答は残念ながら正しくありません。 マグニチュードが0.2大きくなると、エネルギーは2倍になるのです。 阪神のときは気象庁マグニチュード(地震波の大きさから計算するマグニチュード)は7.3でしたが、モーメントマグニチュード(断層の大きさとずれた量から計算するマグニチュード)は6.9でした。 ちなみにモーメントマグニチュードのほうが地震のエネルギーそのものを表すのに適しています。 今回の地震はモーメントマグニチュードが7.7~7.9です。 つまり阪神のときよりモーメントマグニチュードは0.8~1.0大きいので、エネルギーは16倍~32倍になります。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんにちは。 ちょっと違います。 マグニチュードとは、出てきたエネルギーの大きさを対数で指標にしたものです。 今言われてる、「20~30倍」というのは、エネルギーその物の大きさ、というか、量の事です。 従って、その指標であるマグニチュードは、阪神の時で7.3ですかから、これを20倍したら、146でとんでもない数字になっちゃいます。 #本当にこんなのが起きたら地球が壊れちゃうでしょう。(笑) 対数で表現してるので、数字が大きくなるとちょっとした変化でも物凄い量的変化になります。 今回の中国のも、マグニチュードは7.8ですから、マグニチュードの数字自体は20倍になってません。
- natumikang
- ベストアンサー率16% (43/268)
マグニチュードが 0.1あがると2倍 0.2あがると4倍 0.3あがると8倍 0.4あがると16倍 0.5あがると32倍 で、今回は、阪神より0.5上回るので約30倍という報道をするのだと 思います。