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EMIT法について(競合的酵素免疫分析法)
EMIT法(競合的酵素免疫分析法)の説明がある本に少しのっていたのですが、いまいち分からなかったので、詳しく分かる方いましたらよろしくお願いします。免疫学プロトコールにも載っていなかったので、イメージが分からなくて困ってます。臨床検査やTDMなどに多用されているとのことだったので気になってしまいました。
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noname#143207
回答No.1
こんばんは、 > EMIT法(競合的酵素免疫分析法)について、その原理。 1例として、血中のリドカイン測定を例にさせていただきます。 抗リドカイン抗体を担体に結合させておいた容器に、酵素標識したリドカインとリドカインが含まれている試料とを、加えます。その後、標識酵素の基質を加えてやり、基質を(酸化等により)発色させてやります。この発色度を測定し、定量する、というものです。 もし、試料中のリドカインが多ければ、酵素標識リドカインは、抗リドカイン抗体に結合する量は少なくなります(試料のリドカインと抗体の奪い合いをする訳です)。そうなりますと、酵素の量が少なくなりますので、発色度が低くなります。 一方、試料中のリドカインが少なければ、酵素標識したリドカインは抗体に結合する量は多くなります。そうしますと、 酵素の量が多くなりますので、発色度が強くなります。 また何かございましたら、ご遠慮なくご返信くださいませ。 ご参考になれば、幸いでございます。
お礼
お礼が遅くなってしまって大変申し訳ありません。回答して下さっていたことに気づかずに、やっと今日気づきました。こんなに丁寧に回答して下さったのに失礼なことをしてしまって本当にすみませんでした。 そして、すごく分かりやすかったです。例を出して話してくださったので、イメージすることができました。ありがとうございました。今後とも何かありましたらよろしくお願い致します。