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お釈迦様の不殺生戒について
お釈迦様の「不殺生戒」の本質は、何でしょうか? 「命を大切にしよう」と言う事で宜しいのでしょうか? 「殺しては、いけない」でも、「殺さないと生きて、いけない」 この真ん中の中立な立場を説いた教えでしょうか? お願いします。
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biasさんこんにちは。 むつかしいことを考えているんですね。 「不殺生戒」は文字通り「生命を殺してはならない」という仏教の戒律です。 ここでいう生命は「有情」(心のはたらきを持つもの=動物)を指しているので 植物は外して考えても問題はないでしょう。 ですからベジタリアンであれば、 >「殺さないと生きて、いけない」 には当たらないのではと個人的にはそう思っています。 タイやブータンは現代でもこの不殺生戒を守っています。 (日本には破戒僧しかいないかな?) >「殺しては、いけない」でも、「殺さないと生きて、いけない」 この真ん中の中立な立場を説いた教えでしょうか? 正誤はともかくこれは慧眼ですね。 お釈迦様は上記のような中道を好む傾向がありましたからね。 他の宗教に比べると、中道という思想は慈悲を説いたお釈迦様らしい優しい教えですね。 現代風にいえば「過ぎたるは及ばざるがごとし」(やり過ぎはよくない)ってところでしょうか。 わたしはつねづねテキトーな性格を「過ぎたるは……」と自己弁護しています…汗。。
お礼
回答、有難うございます。 虫を食べる植物、きれいな花を咲かせる植物、雑草など、どれも同じように、生きているんだなぁと思ったら、「不殺生戒」は、「中立」なのかもしれないと思った次第です。 「不殺生戒」は、動物に対して、だったのですね。 確かに、「中道」は、優しい教えですね。 教えて頂き、有難うございました。