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ぶぶ漬けの喩は皆さんご存じですか??
こんばんは。 私は関東に住んでいる高校2年生(今年18歳)です。 先日、私のお家へ遊びに来て、結構な長居をしていた友人に、 「ぶぶ漬けでも食っていきますか?」という事を云った処、 意味が通じませんでした。 元々京都で使われているものではありますが、 皆さんはぶぶ漬けの喩えをご存じですか? 友人は、「ぶぶ漬け」という言葉自体知らなかったみたいです。。 「何それ、お漬物?」と返されました。 もしよろしければ、 「何処でどうして知ったのか」「住んでいる地域」「年齢」も一緒に教えてください。
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こんばんは。 「ぶぶ漬けどうどすか?」の発祥の地京都から回答します。 京都で生まれ育って30数年ですので、聞いたことはありますが、実際に使ったことはありません。 一度、大学の友人の実家に遊びに行った時に、お母様から「美味しいヘシコがあるし、お茶漬けでも食べる?」って言われた時は、真剣に帰らないといけないかと思いました。 回りくど~い言い方は、京都の中心に住まはったら、よ~勉強になりますえ。(笑)
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- key00001
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関西出身なので、ぶぶ漬けは、何となく知ってたな・・・。 明確に理解したのは、中高学生くらいの頃、何かの本だったか、国語の試験問題文だかで、読んだ気がしますよ。 「京都の人は独特な言い回しをして、排他的なイメージがあるけど、それは直接的に言うのが失礼だから、婉曲に表現する文化・マナーだ」みたいなコトが書いてたと記憶。 経験したのは、社会人駆け出しの頃、京都の料亭だかで、女将さんとそんな話をしましたヨ。 ただ「ぶぶ」は、「おぶう」「ぶう」と言う形で、全国的にも使われてますよ。 関西から離れるに従い、多少、意味は変わってくる様で、お風呂とか水を指したりもします。 元々は「お湯」とか「湯ざまし」の古語で、宮中の女房言葉=女性語の様です。 語源は良く判らないのですが、お湯をふぅふぅ、あるいは湯ざましに際し、ふぅふぅするからでしょうか?? 従い、「おぶう」は幼児語として扱われたりもしますよ。 お茶が一斉に広まったのは、千利休・豊臣秀吉の影響で、庶民までがたしなんだのは江戸時代。 客が居ない状態を「お茶を挽く」と言いますので、江戸時代の京都の花街で、お茶が意味言葉となり、お茶の言い換えとして、古語の「ぶぶ」「おぶう」を採用。 ソレが現在の「ぶぶ漬け」発祥の由来かと思います。 最初は京の雅で婉曲な文化だったとは思いますが、幕末、薩長とか新撰組などの田舎侍や野暮な連中を、「ぶぶ漬け」ルールで京都の人がバカにしたり、あしらってたかも知れませんね。
- phobos
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生まれも育ちも関東の中高年です。 「逆さ箒」は親から聞いて知っていましたが、「お茶漬けでも食ってくか?」が(もうそろそろ帰ってほしい)の意味で使われるということは、後年になって桂米朝師匠の落語「京の茶漬」で初めて知りました。 私の周囲では誰も全く使っていませんでしたね。 Ano.10のご回答の通り「お湯」を幼児語で「おぶ」というのは私もよく聞いていたし実際使っていましたが、 「お茶漬け」を「ぶぶ漬け」とも呼ぶことは今回のご質問で初めて知りました。 質問者さんの生地と年代でよくご存じだと私も感心します。 同年代のご友人では、たぶん95%以上が知らなくて当然ではないかと思います。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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ANo.8: 早く帰ってくださいという、婉曲な表現の役割は私たちには(東京浅草1930年代)には通じません。 私たちは婉曲な言い回しを使えないし、通じないのです。だから上品な人は付き合えない。 思い出しました、ご飯の後に“おぶ”といってました。幼児語です。お湯のことです。 “おぶ”にいくとか入るとかいってました。これは風呂でした。幼児がいい、幼児に使う言葉でした。
- Ishiwara
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関東育ち。高齢者。たぶん落語の枕で知ったのだと思います。 こういう話は、知識として知っているだけでよく、実際に使うものではありません。 もし相手に通じなければ、何の役にも立たないし、もし通じたとしたら、「早く帰ってください」と言ったのとまったく同義語であり、失礼な言い方だと思います。 それよりも、「今日中にやらなければならない仕事があるので、すみません」などと率直に言うべでです。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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1930年代浅草生まれ浅草育ちですが、わかりません。 “ぶぶ”っていうのがお湯とかお茶見たいなだと思えば、湯漬けかお茶漬けでしょう。 状況から判断して、粗餐という意味でいっているのでしょう。 あまり判る人はいないでしょう。
- sintyoubunko
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知っています 「何処でどうして知ったのか」 うーん、前から知っていたのでどこで覚えたかは分かりません 「住んでいる地域」 ずっと東京です 「年齢」 18です 関東ではほとんど知られておりませんよね ですから、こちらで「お茶漬け、どう?」と聞かれたら 素直にごちそうになっちゃいますね 私はあくまでも相手からのご厚意と受け止めます でも、京都で言われたらちょっとショック受けますね あまり回りくどい言い方は言われた側もかえって傷つくかもしれないから 無難に「そろそろお開きにしようか」と言った方がいいかもしれません
1)米朝師匠の落語のマクラ 後に”ぶぶ漬け伝説~”北森鴻の小説 2)横浜出身です。 3)五十歳+ お若いのに、質問者さんも良くご存知で。
- yasu33hina
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知っています。 漫画(ぼくの地球を守ってだったと思います)で読みました。10年やそこら前……かな? 当時も今も四国在住。現在27才です。
- kagamibasi
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九州です。 小中学校位かな? 結構昔から知っていましたよ。 「京都以外では通じない」事も含めて。 一般的ではないから普通の人は知らない人が多いのではないかな? 京都に興味が無かったら態々知る必要も無い気がしますけど…? 教養ものでも無いですし、京都に関連しない人が知らなくても悪くは無いです。 京都でも殆ど使っていない死語に近い言葉だと聞いてますよ。 逆さ箒も長年京都に住んでいる人も見たこと無いそうです。 「すーすーすー」 「とっとっと」 「へ」 「スンずり」 みたいに知らなくても問題は無いと思いますよ。 上から 「寒いね」 「取ってます」 「灰」 「渋滞中」 の事です。 …喩えとしてはちょっと違うかな? 知ってて損は無いし、通じるなら直接的に言う必要が無くなるので良い言葉ですよね。 でも、「無粋モノめ」と言う意味も有る(軽く使う言葉では無い)ので余程の事が無いと使わないですが。
- localtombi
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関東で“ぶぶ漬け”と言っても普通は通じないと思います。 ましてや、京都独特のしきたりを踏まえて生活に浸透している京言葉を理解していないと、何のことやら全く分からないと思います。 ところが実際は、「京都の都市伝説」と言われる位、向こうの人もそういうことは言われたことがないというのも事実です。 ぶぶ漬けの話は、お互いの生活的な間合いに無頓着な人に対する婉曲的な拒否の表明ですが、そもそも人をむやみに部屋に入れたがらないのでは・・という説があります。 “おいでやす”と“お越しやす”という言葉があるように、「一見さん」と「常連さん」を見分けて区別するということがあります。 戦国の昔、京の都は天皇配するきらびやかな場所でした。 当然全国の武将を始め、いろんな人(商人やらなにやらが)が一旗揚げるために、生活のためにやってきました。 そうなると、出自が分からない、得体の知れない人が都に溢れます。 それに対しての京都人の自己防衛意識として、「一見」と「常連」を区別する感覚が芽生えたのではないだろうかということです。 どこの誰だか分からない一見さんはとりあえずハードルを設けて、段々と出自が確かなことが確認されれば、徐々に打ち解けていくという独特の気質があります。 そのDNAが脈々と受け継がれているので、親しい人同士でも「一定の垣根」を設けて、お互い干渉しない領域を作っているという気がします。 ぶぶ漬けの話は、そういうことが一人歩きした結果の話かも知れません。
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