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無細胞条件と細胞条件培地について
ある受容体とタンパク質の結合性を見るために、無細胞条件と細胞条件培地の二種類の系で比較している論文があるのですが、どちらも結果が正反対?のようになっている気がします。 そのことから分かることって何なのでしょうか? よろしくお願いします!
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noname#143207
回答No.1
はじめまして、 以下概略を説明させていただきます。 ・無細胞条件での結果:この実験結果からは、単に受容体との結合の有無および結合能を測定しているだけかと考えられます。つまり、作動薬(agonist)か拮抗薬(antagonist)かは不明のままです。 ・細胞条件における結果:もし、本実験にて活性が示されなければ、作動しないことが示唆されます。つまり、細胞実験に供されたタンパク質は、antagonistとしての働きがあろうかと推察できます。 ご参考になれば、幸いでございます。
補足
ありがとうございます。 ちなみにタンパク質はモノマー、ダイマー、トリマーとありまして二つの実験結果から、ダイマーとトリマーは受容体の細胞外領域に直接結合するという話です。 そこで無細胞では、モノマーとダイマー(?)が受容体に結合し、細胞条件培地ではダイマーとトリマーが結合していまして、これだけでどうして細胞外領域と直接結合することが証明されたのがが分かりませんでした。。