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歯科の専門について

歯学部の学生をしています。 4年生になり臨床科目の授業も始まったので将来について現実的に考えるようになりました。 将来どのような分野の需要が伸びてくるのか、現場の先生はどのように思っているのか参考にしたいです。 例えば、高齢化にともなって義歯や補綴の分野の需要が増えたりしていくのか?などの疑問があります。 よろしければ歯科の先生方の考えを教えてください。

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回答No.1

将来の需要が読めたら、誰でもお金持ちになれますが。 例えば、今はインプラントが調子が良いです。 フィクスチャーベースの換算で年間200億円市場が広がっています。 ですので、単純計算5年後には今までなかった1000億円市場が歯科に誕生します。 今はそれをみんな奪おうと躍起で腕を磨いているところです。 ただ、インプラントもそろそろ頭打ちになるでしょうし、みんな準備が終わってこれから 取りに行く段階なのでekeieiekiさんが手にできるパイはほとんどないかもしれません。 矯正もバブルが終わってきました。 義歯は保険診療では赤字分野です。完全なオーダーメイドで作って、0.1mm単位で調整して 3万円という世界ですからね、保険は。 義歯で儲けている人は、基本的に保険外で50万円ぐらいとっています。 ちまたに3万円で作れる入れ歯が大量にあるのに、50万円だしてもらえる技術が身につけるか また、技術があっても患者さんが来てくれなくてはどうしようもありません。 私の友人は、完全自費の診療所を経営していますが、毎月50万円以上広告費を使って いますし、雑誌や新聞などにもコラムを多数書いています。 腕があれば、患者が来る時代ではありません。 腕があり、また患者を呼べてようやく生き残れる時代です。 歯周病はどうか。国民皆保険でなれた日本人は他の先進国の1/10という値段でも歯科は 高いといいます。その歯科で歯周病が大きな伸びを今後示すか、、、さきのことはわかり ませんが私は懐疑的です。 口腔外科はどうか。また千葉の癌センターで口腔外科医の研修が問題になりました。 締め付けはとても強いです。 っと、今後明るい道というものはなさそうです。 自分がやりたいことをやるのが1つでしょう。 また、経営に自信がなければ、大学から出ないことです。 歯科は今も今後も厳しいので、患者さんに自費診療の営業ができないと大学病院 以外生きてはいけません。 医療でありながら営業をするのはちょっと精神的にも大変ですよ。

ekeieieki
質問者

お礼

ありがとうございました。 現状の問題がいろいろあるみたいですね。 参考にします。

その他の回答 (1)

  • veldan
  • ベストアンサー率67% (125/185)
回答No.2

今は偏りなく勉強し、国家試験に合格することが先決です。 今から志望してても、臨床実習での先輩や教官との出会いで人生変わります。 自分の行きたいところに意地悪な先輩がいて、幻滅することもあります。 志望していなかったところに尊敬できる先生がおられて、付いていこうと思うこともあります。 いずれにしても、国家試験合格後に成り立つ話です。 国家試験合格後、臨床に出たら自分の得意分野をひとつだけ作っていくことです。 何でもできる、というのは何もできないのと一緒です。 レジン充填の仕上がりの美しさにこだわるもよし、根治の精密さにこだわるもよし、外科処置のスピードと正確さにこだわるもよし。 何か一つ特技があれば、上司や先輩からその一点で引き立ててもらえますし、教えを請われます。 そして他のことも教えてもらえます。 それで一人前の歯科医になっていくが良いと私は思います。

ekeieieki
質問者

お礼

参考になりました。 そうですね国試に合格するのがまず最初の課題ですね。 そして「自分の得意分野をひとつだけ作っていくこと」は盲点でした。 何でもできたほうが良いと思っていましたから。 ありがとうございます。

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