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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:歯科医の専門について)

歯科医の専門について

このQ&Aのポイント
  • 将来の歯科医の専門選びについて、矯正や歯周などの専門を持つべきか、それとも一般歯科で働きながら技術を身につけていくべきかについて、現場の歯科医の意見を聞きたいです。
  • 東京で勤務医として働く予定ですが、まだ臨床の授業を始めたばかりで迷っています。各分野の利点や欠点を教えていただきたいです。
  • 矯正などの専門医は現在は儲からないと言われているようです。大学院に通うことも大変かどうかや、バイトでの生活費の稼ぎ方なども教えていただけると助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • michael-m
  • ベストアンサー率50% (2724/5433)
回答No.2

開業医に勤めながら専門知識を持つのは、院長がかなり力を入れている医院でないときついでしょうね。 現在は既に大学や病院の口腔外科もインプラントを行う所が増えています。 私はインプラントの勉強を死半世紀以上前にやりました、それも親が一緒に仕事をしていたから出来ただけです。 でも結局インプラントはやりませんでした。それだけのスタッフと設備を揃える余裕がなかったのと、昨今は安易にインプラントに手を染め、問題を起こす先生が多くて、嫌になったからです。 安価なインプラントは絶対勧めませんね。 でもインプラントは今後は更に安全になっていくでしょうね。また、インプラントを利用した多数歯欠損や総義歯などは魅力的だと思っています。 我が家は幸いにして複数の病院に口腔外科がありインプラントもやっている上、矯正専門医も2軒もあるので、私は自分でやらずに済んでいます。 勉強する環境は大学や病院にいる間、或いは自分が経営者になって人を雇い、自分が学会や研修会などに出ている間に勤務医に仕事をさせるようでないと難しいのではないでしょうか。 実際に周囲や国内の先生の状況を見ていると、どうも東京で勤務するより地方の方が優位に見えて仕方ありません。 正直学会や研修会での羽振りも地方の先生の方が遥かに良い。間違っても神奈川にはいくべきじゃないです。以前国会でも議題に上がったように神奈川方式といういい加減な点数規制があり、未だにかなりの部分で残っているとコンピュータソフトの業者や歯科医師会の先生の情報です。 東京も薄れたとはいえ、特殊な審査方法などが残っていますから、なかなか難しいと思います。 実際に処置をするかどうかは別にして、これからは全身管理が必要な患者さんが増えていくでしょう。 特に成人病や心療内科的なものが増えるはずです、実際歯周病患者の殆どは病院検査にまわしたり、逆に糖尿病患者を歯周病で紹介されるという事がありますし、心療内科への紹介も増えています。 埼玉や千葉に関しては情報がありません。 でも、地道が一番だとは思いますけど。 私はもう、二人っきりでほとんど保険で賄っています。 でもそれが逆に自費の患者を増やす事にもなっています。 無理に勧めるより、きちんと説明して選択させれば患者さんは安心して自費を選択しようとするのです。 要するに北風と太陽だと考えています。

ekeieieki
質問者

お礼

貴重なご意見ありがとうございました。 とても参考になりました。 このような現場の先生の意見を参考に私も少しずつ道を決めていきたいと思います。

その他の回答 (1)

回答No.1

初めまして、小児歯科専門医で川崎で夫婦で開業しています。 私は臨床研修施設もしているのですが、研修医たちのその後についてみてみると、臨床家としてやっていく上では、大学院はどうかなっていう感じです。最近の研究は遺伝子研究や分子生物学的アプローチが主体となっているため、私が大学院にいた20年前に比べて、臨床に割ける時間が少ないようで、学位を取るには臨床を捨てるくらいの気持ちが必要そうです。 小児歯科学会の専門医の試験の際も基礎的研究の話しばかりする先生が多いと噂で聞きます。臨床家としては困る訳で、、、一方で年配の先生や同世代の先生には、学位は魅力的に写るようで大学院に行けば良かったという意見も聞きます。 少子化のせいもありますが、小児歯科専業の歯科医院が市内に3件しかないので、毎日40~70名程の患者様を診ています。薄利多売ですがやりがいはあります。 矯正専門で開業している方の方が多いですよ。 どこの歯科医院もレーザーやインプラントは当たり前ですから、差別化にはなりにくいかと思います。 私は歯周病が苦手なので、紹介先には苦労します。麻酔医がいたら助かるなと思うことよくあります。静脈内鎮静とか自院でしたいですけど、今更麻酔科で研修受ける訳にもいかないので、あきらめています。 口腔外科専門医の先生の話しだと、患者サイドに口腔外科の認知度が低いといってました。まあ小児歯科の標榜医と専門医の違いも患者さんにはなかなか難しいところですが、啓蒙活動に5年くらいかかりました。 別の口腔外科専門医の先生は、開業医ですが病院と連携して、抗がん剤の点滴をしているという特色を出しています。 自分で何でもやる先生と、各専門の先生を招いて自分はマネジメントをする先生といます。後者の方が規模が大きい医院が多いです。 当院は、小児歯科専門医指導医1名と専門医2名、歯科医2名(専門医希望者)の5名の内、2~3名の先生が診療に当たっています。良質な先生を確保するのも大変です。 儲かるとはいえませんが、ワーキングプアでもありません。 大学院時代は、保健所の検診や障害者施設で診療していました。保健所の検診では現在は1回2万数千円程度だと思います。一人暮らしはできませんよ。月4回でも10万円いきませんから。卒直後の研修医は最低賃金以上は貰えますから、月13万円位でしょうか(バイト禁止です)。 大学勤務するなら卒後も親に面倒みてもらわないと無理ですね。 参考になりましたでしょうか?

ekeieieki
質問者

お礼

非常に参考になりました。大学病院勤務は大変そうですね。 実際の先生の意見はあまり聞ける機会がないのでありがたいです。 このような意見を参考に勉強を頑張りたいと思います。 本当にありがとうございました。

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