• ベストアンサー

「その手続きをやって来てください。」について

日本語を勉強している外国人です。 「その手続きをやって来てください。」ということは、方向性はどっちですか? 相手は私に来て欲しいですか?相手は私に行って欲しいですか? 行って来ますもややこしいです。。。「行く」と「来る」は矛盾ではないですか? なるべく文法的な解釈をお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.5

>「その手続きをやって来てください。」ということは、方向性はどっちですか? 相手は私に来て欲しいですか?相手は私に行って欲しいですか? : 前者です。 >行って来ますもややこしいです。。。「行く」と「来る」は矛盾ではないですか? : 「一旦行って、その後、帰って来る」という意味です。 帰って来ない場合は「行きます」と言います。 ◇ 辞書を見ると「来る」には多様な意味がありますが、 根本は『こちら側に近づく』という意味にお考えになって良いと思います。 この意味で、基本的には#4さんに同感です。 「その手続きをやって来てください。」は、 「その手続きをやって【この場所にもう一度戻って】来てください。」 という意味になります。 補助動詞という用法もありますが、この場合でも同じ理屈で説明が可能です。 ・日増しに暖かくなってきた。⇒日増しに暖かいという状況がこの地方に近づいてき(来)た。 ・改良を重ねてきた品種⇒改良を重ねるという過程を経て現在に近づいてきた品種。 など。 このように基本的な構造を理解すれば応用が利くでしょう。 ただ、補助動詞の場合はあくまで補助なので「来る」ではなく「くる」と表記します。 「その手続きをやって来てください。」の場合、「手続きをやる」ということが文の骨子です。 ですから、「来る」は補助動詞と考えるのが妥当であって、本来は 「その手続きをやってきてください。」とひらがなで表記するのが自然です。    

amyjj
質問者

お礼

ありがとうございました。大変勉強になりました。

その他の回答 (4)

  • ahkrkr
  • ベストアンサー率35% (109/310)
回答No.4

その手続きをした後、こちらに戻ってくると言う意識がある場合は、「その手続きをしてきてください」と言い、戻ってはこないという意識がある場合は「その手続きをしていってください」と言います。 「旅行の前にその手続きをしていってください」などです。手続きをした後こちらに戻らないで旅行に行きます。 目的地に行って、その後こちらに戻ってくるという意識があるときは「行ってきます」です。

amyjj
質問者

お礼

ありがとうございました。大変勉強になりました。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.3

 出題文が漢字で書かれているか、仮名で書かれているによっても日本語の意味は異なります。 「その手続きをやってきてください」と「その手続きをやって来てください」では意味の違う文章になります。  最初のケースは「その仕事を処理してください」と上司が部下に指示を出している光景。 次のケースは「(別の窓口で)その手続き(=用事)を行った後(=手続きを済ませた後)で、こちらの窓口に来て下さい。そうでないと(こちらでの)手続きを行うことはできません」などの役所や学校の事務室での手続きの順番を示している光景。 のように使い分けられます。  どちらも文章の意味としては英語表現の“from~”に該当する内容ではありません。 最初のシチュエーションを英語で表すならば“I Order you~”次のシチュエーションを“after~”と考えると分かりやすいかもしれません。 Syntaxも大切ですが、言葉を理解するにはどの様な状況で使われている出題なのかを出題者に「尋ねる」ことの方がもっと大切です。「この日本語の文章を英語(またはご自身の使われている言語)に置き換えるならば、どのような状況を表している表現でしょうか?」と聞いてみては如何でしょう?。聞かれた先生が答えに困っているならば、その先生は本当に語学としての日本語や英語をマスターしているかどうか疑わしい可能性もあります。  「行って来ます」は「行ってきます」であって、日常生活の中では会社や学校に行く時や外出する時の「あいさつ」で使われる表現です。“go”と“come”を表す意味ではありません。  

amyjj
質問者

お礼

ありがとうございました。大変勉強になりました。

回答No.2

この時の「~くる」は、補助動詞と呼ばれるものです。 補助動詞は本来、ひらがな表記が正しいのですが、漢字表記にすると混乱してしまいますよね。 日本語の動詞には、本動詞と補助動詞があります。 本動詞とは、その動詞そのものに意味があるもの。 補助動詞とは、別の動詞の後ろにつくことにより、元々持っていた意味としてではなく、前の動詞の意味を補足したり、意味を添えたりする役割を果たすものです。 同じ動詞でも、今回の「来る」のように、本動詞と補助動詞の両方で使う動詞が、日本語の中にはいくつかあります。 今回の「くる」を例に、補助動詞についてご説明すると、 ・「今日、○○さんが家に来るよ」→この「来る」は、実際に○○さんがどこかから家に「来る」という動作を表しているので、本動詞。 ・「行ってきます」→この「くる」は、「行く」という動詞の後ろにつき、「行く」ことに意味を添えているだけで、実際に「来る」という動作の意味はなくなっているので補助動詞。 というようになります。 つまり、実際に方向性が存在する本動詞の「来る」と、そういった意味が消えて、他の動詞とセットで使われている「くる」が存在する、という捉え方をしていただければいいのではないかと思います。

amyjj
質問者

お礼

ありがとうございました。大変勉強になりました。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんにちは。 >>>方向性はどっちですか? 方向性は関係ありません。 >>>相手は私に来て欲しいですか?相手は私に行って欲しいですか? どちらでもありません。 「~をやってきてください」というのは、「(ある場所で)~をやってください」という意味です。 命令ならば、「~をやってきなさい」です。 丁寧でない命令ならば、「~をやってこい」です。 <例> ・「明日まで宿題をやってきてください/やってきなさい/やってこい」 ・「市役所に行って住民票を発行してもらってきてください/もらってきなさい/もらってこい」 ・「修理に使う道具がここにないので、お父さんから借りてきてください/借りてきなさい/借りてこい」

amyjj
質問者

お礼

ありがとうございました。大変勉強になりました。

関連するQ&A