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100ベクレルは何レム?

wikiを読んでみましたが、別物であると書いてあるだけで理解できませんでした。 ベクレルとレムの関係はどう解釈すればよいのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • mtaka2
  • ベストアンサー率73% (867/1179)
回答No.3

シーベルトやレムは、その環境で人が受け取る放射線を数値化するのに使われます。 同じだけの放射線を受け取るのであれば、遠くに強い放射能を持った物質があるのも、近くに弱い放射能を持った物質があるのも同じことです。 そういう「○○の場所に居ると、周りからこれだけの放射線を受け取ります」という数値を示すのがシーベルトです。シーベルトには、放射線の種類に応じて係数がかかってますので、単純に「浴びたシーベルトの総量」を計測するだけで人体に影響がでるかどうかを判断することができます。 一方、ベクレルは放射性物質が持つ放射能(放射線を出す能力)を指し示す尺度です。 飲み水とか食品などが放射能を帯びた場合、そこからどれだけ放射線を受け取るかはわかりません。遠くにあるのか、足下にあるのか、飲むのか、その状況によって受け取る放射線の量は変わってきます。 ですから、そういった物質の放射能を示す尺度にシーベルトは使えません。 そこで、その物質そのものがどれだけ放射線を発しているかを示す尺度である「1リットルあたり○○ベクレル」といった数字が使われているのです。

te31102000
質問者

お礼

ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.2

この二つはまったく違うものを意味しているので変換する方法はありません。 ベクレルは放射能の量で、ある物質が1秒間にどれだけの原子核の崩壊をしているかを表す数字です。 従って放射線の量を表す言葉ではありませんので、放射線の単位に変換することは出来ません。 一方レムは放射線の吸収量をあらわす数値で、シーベルトと同様な意味があります。放射線の単純な量ではなく、生体に与える影響を加味した(α線・β線・γ線・中性子線などで、同じ線量でも生体に吸収される量が異なる)放射線の量を表しています。ちなみに100レムで1シーベルトです。 同じ放射能を持った物質があったとしても、必ずしも同じ放射性物質であるとは限りませんし、そこから出る放射線は同じ種類とは限りません。ベクレルでは放射性物質の核の崩壊する数を計数するので、同じ数値になりますが、レムでは放射線の種類が異なれば同じ放射線量であっても数値は異なりますし、放射性物質からの距離やその間の環境などで異なってきます。従ってこの特定の式に当てはめて変換することは出来ません。 放射線と放射能は別の事柄です。例えばここに100Wの電球があったとします。そこから出る光(可視光線も赤外線も紫外線もすべて含めて)が放射線だとします。当然放射線にあたる光の強さは距離によって異なりますし、間に例えば黒い紙のようなものがあれば可視光線はさえぎられて見えません。しかしこの状態でも赤外線は紙の先まで届いています。ここで生体に影響を与える強さが紫外線>可視光線>赤外線だとすると紙の先と手前で放射線量の変化よりもレムの値は大きく下がることになりまが、しかし、放射能に相当する電球は相変わらず100Wのままです。放射能の量は一定でも測る環境によって放射線量の量自体も大きく変ってしまいますし、レムはそれ以上に環境によって変化します。

te31102000
質問者

補足

もう少し教えて下さい。 ではなぜ、水道水の放射能はベクレルで表すのでしょう? 100レム=1シーベルトは理解しました。

  • choco_jiji
  • ベストアンサー率31% (528/1701)
回答No.1

ベクレル:ある物質が1秒間に崩壊する原子核の数。 レム:生物による重み付けされた放射線の吸収線量。100レム=1シーベルト。 ベクレルとレム(シーベルト)は測っているものが違います。 同じ放射能(Bq)をもつ物質でもその物質からの距離、放出する放射線の種類によって吸収線量は変わります。(報道で「水の表面の放射線量が…」というのはその為。) なので漠然と100Bqが何rem?と言われても答えられません。

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