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1年も100mSv浴びても大丈夫なのでしょうか?
ご教示お願い致します。 素人の私が調べたところでは、 (1)一般人が1年間に浴びる放射線量の限度(日常生活で浴びる分や、医療目的は除く)は 1ミリシーベルト(国際放射線防護委員会勧告)とありました。 (2)しかし、これに対して、テレビの専門家は数日前から100ミリシーベルトまで大丈夫だと 言うようになりました。 この点に関して以下のご教示をお願い致します。 1、上記(1)(2)の違いをどう理解すればいいのでしょうか? 2、東京在住で5歳と9歳の子供がおりますが、現実的にどのくらいの被曝量まで大丈夫 なのでしょうか? 1mSvと100mSvでは100倍もの差があって、どう考えてよいか分かりません。 どうかご教示お願い致します。
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- 雪中庵(@psytex)
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放射線の影響には、強さの順に; 1.放射線のエネルギーにより、生体を構成している タンパク質・酵素が変性して壊死するヤケド的な影響。 2.体細胞の中の遺伝子が破壊され、週間単位の 新陳代謝において、徐々にダメージが表れるもの。 ここらあたりが枝野氏がさんざん言った「ただちに 影響はない」というもの。 しかし、チェルノブイリにおいては、20年以上経って から、新生児の形質の異常が何十倍(ある病院では 出産の半数に異常が見られると映画「チェルノブイリ・ ハート」で言っていた)にもなっている(チェルノブイリの 安全基準は10ミリシーベルトで日本の20ミリのより 倍厳しいのに)。 これは; 3.生体濃縮と言われる、食物から摂取した放射性 物質に体内にとどまりやすい性質のものがあり、 どんどん内臓に蓄積され、いわゆる「体内被曝」する。 これは、自分の中での生体濃縮だけでなく、自然界の 食物連鎖の中でどんどん濃くなった放射能を、最終 捕食者である人が食べる、というパターンもある。 4.体細胞の中で、ほとんど新陳代謝しない(増殖し はしても)細胞がある。脳細胞と生殖細胞(精母細胞) であり、チェルノブイリにおいて20年経ってから形質 異常児が多発し始めたのは、その新生児の遺伝子が 母親の生殖細胞の期間を通じて最も長くダメージを 蓄積した上で、個体発生という複雑な遺伝子の働きを する事になるからである。 この遺伝子へのダメージの影響は、10倍をこえる個体 差があります。 それは、元来遺伝子のダメージを修復する機能がある にもかかわらず、その働きに違いがあるからです。 いわゆる「ガンになりやすい家系」が代表的です。 彼らは、ガン遺伝子を持っている分けではなく、ガン 遺伝子の正体は、通常の細胞分裂をつかさどる大切な 遺伝子であり、その働きを抑える遺伝子の異常、さらに その遺伝子の変異を元に戻す遺伝子の異常、といった 具合に、連鎖反応における様々な異常が、ガンを起こし たり、新生児の異常確率を変動させるのです。 現在、東京でも(文科省の発表ではなくネット上の民間 のデータでは)多くの測定地点で、昨年までの安全基準値 1ミリシーベルト/年をこえる日が増えています。 福島の放出量は減っても、その高い山が低くなって裾野 が広がる形で、関東の放射線量は高まっています。 放射線によるダメージは蓄積するので、「~ミリシーベルト までは安全」などという線引きはなく、高まった分だけ 影響が表れる確率が、大なり小なり高まります。 鉛のパンツでもはきましょうか。 「ただちに影響はない」と言って安全基準値を一挙に 20倍にした枝野氏は、20年後に多発する異常形質 新生児の責任をどうとるのか? 「ちゃんと『ただちに』とつけたよ」とでも言うのでしょうか?
- i10aurora
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1、上記(1)(2)の違いをどう理解すればいいのでしょうか? (1)と(2)のどちらかが間違っているか、 両方正しいかのどちらかになります。 どちらかが間違っている場合は、 一刻も早く同じ土俵に上がって議論してもらい、 結論を出して欲しいですよね。 両方正しい場合は、 健康被害には大きな個人差があるということになります。 100mSv以下の被曝で ガンになる人とならない人がいるということです。 たとえるなら、 寒い地方に住んでいて、 寒さに強くなる人もいれば、 寒さゆえに病気になってしまう人もいる・・・ あるいは、 肌に刺激を与えることで肌が強くなる人もいれば、 肌が荒れてしまう人もいる・・・ とまあそんな感じ。 こちらが参考になるかもしれません。 http://i-feel.me/article/197990735.html 2、東京在住で5歳と9歳の子供がおりますが、現実的にどのくらいの被曝量まで大丈夫 なのでしょうか? 100mSv以上は、専門家の意見も概ね一致していますので、 問題はそれ以下ですよね。 専門家の意見が分かれているということは、 自分で決めるしかないということになります。 (私が調べた限りでは、それぞれ説得力がありました。) で、 「分からない場合は少しでも危険を避ける」 とか、 「分からない場合は安全な方の意見を取り入れる」 というのは、至って当たり前の行動だと思います。 その意味では、 少なくとも専門家の意見が1つにまとまるまでは、 1mSv/年というICRPの勧告を、 採用しておくのがいいかもしれません。 ~~~ 引用 中部大学教授 武田邦彦氏の記事 ~~~ 目の前に、2束の野菜がある。一つが「放射線物質で汚染されていない野菜」であり、もう一つが「規制値の2分の1の放射性ヨウ素で汚染されている野菜」とする。 それをスーパーの人が「大切なお客さん」に丁寧に事実を説明する.2つの野菜の値段は同じだ。 お母さんは考えることもなく、「放射性物質で汚染されていない野菜」を買う.あまりにも当然だ。 ・・・・・・・・・ このお母さんの行為を批判している人が「風評被害を主張する人」です。その人たちは、お母さんの気持ちを理解できず、子供に被ばくさせようと懸命です. http://news.livedoor.com/article/detail/5511798/ ~~~ 引用終わり ~~~
- mdhcf960
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1mSv/年以下は安全、100mSv/年以上は危険。その間の1~100mSv/年はグレーゾーンで専門家によって意見が分かれる。 学者によって意見が違う。これは日本だけでなく世界中の学者でも意見が分かれている。 だから、絶対安全と思いたかったら1mSvまでしか浴びないようにする。 安全のことなんが極力考えたくないとおもったら100mSvまでは気にしない。 その中間をとって、政府では日本の緊急時の一般人の被ばく限度を20mSv/年にしたということだと思います。 基本的に、今回のような非常時でなければ、世界の基準は一般人の限度は1mSv/年までとなっています。1mSv/年以下であるには、空間線量率が平均で0.115μSv/h以下でなければなりません。現時点で0.115μSv/hを超える地域は福島県内の一部と茨城北部の一部地域に限られています。 福島県内で20mSv/年を超すと予想される地域は避難が計画されていると思います。 1~20mSv/hの範囲にいる人は迷いますね。各自の判断が要求されていると思います。 マスクをつけると砂埃中の放射能を吸い込まないので被ばくの確率を減らせると思います。
- takechan5757
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確率の問題です。 多いほうが危険の確率が高くなります。 いいたとえではないですが、 放射線を鉄砲の弾、 遺伝子をあなたとします。 あなたはある部屋にいます。 部屋に向かって1マイクロシーベルトで1時間に1発の弾が飛んできます。 あなたに当たれば怪我をするか当たり所によっては死んでしまいます。 1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)では、1時間に1000発の弾が飛んできます。 あなたに当たる確率は1000倍になります。 また、1マイクロシーベルトでも、長時間、たとえば100日いれば2400発の弾が飛んできます。 どれかの弾があたれば怪我をするか当たり所によっては死んでしまいます。 >現実的にどのくらいの被曝量まで大丈夫 規定値以下でも死ぬ場合があり、規定値以上でも全く問題ない場合があります。 運だけです。
- nama777
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一般市民が広く100ミリ近く浴びるような事態になったら、大丈夫どころかアウトです。 一概にこういうのは各人の置かれている立場によって異なるもので、例えるならプロボクサーは年間何万発も殴られてよい職業だが、アマチュアならせいぜい年間数発であり、一般市民だったら年間一発でも殴られれば事件です。「健康にすぐ影響がないから一発くらい殴られてもよい」 とはならないでしょう。 同じ意味で、年間100ミリとは緊急時の原発作業者に対する上限であり、平時の原発関係者なら年間50ミリ程度です。あるいは個人的に放射線医療を必要とする病人で年間10ミリくらいまでであり、それ以上を本人の意に反して浴びさせられたら事件です。他に現時点で未確認のどんな影響があるかわからないし、小児あるいは今後子づくりの予定がある人なら、気にするのが当然です。 >東京在住で5歳と9歳の子供がおりますが、現実的にどのくらいの被曝量まで大丈夫なのでしょうか? 余裕をみて20~30ミリくらいまでではないでしょうか。南相馬市やいわき市の周辺に待避指示が出たのもそのためで、「100ミリまで大丈夫」 なら待避の必要もなかったはずです。 「大丈夫だけど念のため待避」 だったなら、今回も同様に 「数十ミリでも念のため待避」 になるはずです。 ですので、事故発生からの積算が20~30ミリを越えるようなことになれば、少なくとも小さなお子さんは避難を考えてよいように思います。それは毎日ニュースを見ていれば判ります。とはいえそれは、現在のレベルでは数百日も先の話なので、「ただちに避難する必要はない」 という政府発表になるわけです。 いいかえると、最近よく聞く 「ただちにxxする必要はない」 という文言は、「数百日後にはxxする必要がある」 という意味にとらえてよいことが多いです。 全体に、数十マイクロ程度で騒ぎすぎるのも極端だが、「100ミリまで大丈夫」 は逆の意味で極端です。いたずらに危険をあおるのは考えものだが、いたずらに安全をあおるのは逆の意味で考えものです。
- Mokuzo100nenn
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>しかし、これに対して、テレビの専門家は数日前から100ミリシーベルトまで大丈夫だと言うようになりました。 正確に言うと、 「現在まで世界で報告された放射線健康被害の実例は、すべて100ミリシーベルト以上の被曝であって、100ミリシーベルト未満で健康被害の事例は無い(報告が無い)」 と言う事のようです。 一方、 国際放射線防護委員会勧告では、 1シーベルト(=1000ミリシーベルト)被曝すると、がんの発生リスクが5.5%増加するとしています。 ここで言う発がんリスクには致死癌と非致死癌の両方を含みます。 これは、環境放射線しか浴びていない100人のグループAと、環境放射線+1000ミリシーベルトを被ばくしたグループBの二者を比較すると、グループBの方が、グループAよりも5.5人分がん患者が増えるということです。 これは喫煙リスクほどではないですが、結構なリスクですね。 100ミリシーベルトであれば、その確率が0.55%になるという単純な考え方しか無いのですが、1000人のグループで比較して5.5人の差です。 同様に、1ミリシーベルトであれば、その確率が0.0055%となり、10万人のグループで比較して5.5人の差ということですから、その他の原因と区別が困難になるでしょう。 また、1000ミリシーベルトで発生する事象の確率と、1ミリシーベルトで起きる事情の確率が比例で良いのかという疑問がありますが、それに対する公式回答は見つかりません。 常識的に考えると、比例は考えにくく、何処かに優位な変化点があるはずですが、そこまで研究が進んでいないようです。 基準摂取カロリーより、3000キロカロリー余分に摂取する人が糖尿病になる確率が○%として、300キロカロリーだけ余分に摂取する人が糖尿病になる確率が0.1○%だというのは、個人的には稚拙な仮定と思えます。
- kenchin
- ベストアンサー率56% (398/700)
多少言い方が不味かったかもしれませんね。 まずは以下のHPをご覧ください。 http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i3 このページの一番下の図で、外部被ばく線量と危害の 可能性について説明しています。 確かに「公衆の年間規制値は1mSv」ですし、100mSv でも顕著な問題は発生しないと言われています。 ICRPの勧告に従ったアメリカでは、放射線作業員従事者の 年間被ばく量許容線量は、目を除いて500mSvを使って いたかと思います。(目は150mSv) 1mSvは、相当安全率を見ていると云う事ですね。 というのも、放射線作業従事者は被ばく量を管理していますが 一般人の人々は管理できませんので。 1/100の基準がどうかは別ですが、幼児も含めての一律 基準なので、この位の安全率は見ておきましょうって相当 安全側の考えと捉えられたら良いかと思います。 100mSvは直ぐに危険等いう意味でもないので、今回の ような緊急時には、そこまで「確かに普段の基準を大きく 超えるけど、そこまで受けても即白血病!などということは あり得ませんから、まずは落ち着いて行動してください。」 という意味でしょうね。 例えば福島第一周辺の避難指示対象者さんのうち、外部 被ばくが検知された方などは、今後1年程度は被ばく線量 管理をすることになるかもしれません。 東京の方でも、ここまで被ばくすれば同じ対策が採られるか と思います。 ただ、現在は極限られた地域以外は外部被ばくを懸念する 必要も無さそうですから、継続して情報に注意しながらも 冷静に行動されたら宜しいかと思います。
はっきり言って個人差があるので確かな数値は言えません。特に子供は気をつけて下さい。ヨウ素は体に入ると、甲状腺にあつまるようです。だから、甲状腺癌が増えるんですが…。もともと甲状腺が弱い人は要注意です。
- radioman_2011
- ベストアンサー率30% (16/53)
一般人の年間被ばく線量限度は1ミリシーベルトです。これは福島原発事故の前も後も変わりません。 場所によっては大気中の被曝でこの限度を超える汚染地域が出ています。 200ベクレルの水道水を8ヶ月飲むと、一般人の年間被曝線量限度を超えてしまいます。 一般人の放射線防護ができない程度の汚染が広がっているのが現実です。 >テレビの専門家は数日前から100ミリシーベルトまで大丈夫だと言うようになりました。 100ミリシーベルトは放射線障害が出るとされている量です。「これ以下の量では、すぐには死んだり髪の毛が抜けたりしないから大丈夫です」という意味です。
- yasuto07
- ベストアンサー率12% (1344/10625)
一ミリシーベルトと、テレビで良く話しているのは、一マイクロシーベルトです。 一ミリシーベルト=1000マイクロシーベルトを使い分けて、分かりづらく、 解説しています。いまでは。100ミリシーベルト、位までは当たり前だという スタイルです。レントゲンや、飛行機にのること、太陽から自然の放射線を考えると 100ミリシーベルトくらいまでは、という解説が多いですけど。 あとは、貴方が、いろいろなものを合算して、計算してみてください。 水に含まれる分、食べ物に含まれる分。テレビでは、1年たべても、大丈夫 シリーズが、沢山できてますけど、それらを、全部合算すると、かなりの濃度 になると思います。あとは、個人でお考え下さい。どこかに避難するのか、 どういう生き方、生活をするかは、ご自分で判断されるのがベストでしょう。 政府発表、東電発表だけでは、信用できませんからね。