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マグマの性質とは?
- マグマの急激な溶融は起こらない理由や地球の構造との関係について解説します。
- 山や地表、マントルが溶けない理由や隕石の挙動について考察します。
- 内核の高温が地球の外核やマントルに与える影響や地球中心の金属の役割について言及します。
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御質問の中身から外れますが、間違いを少々御指摘 >彗星って星(岩石)が、燃えて消える時に見えるのですよね。と、言うことは、岩石だって溶ける。岩石=溶けない訳では、ないじゃないですか。 彗星は流れ星の間違いだ、という前提でお答えします。 流れ星で光っているのは、突入してきた塵ではありません。それも(大きいときには)多少寄与しますが、塵が通った跡の大気が励起され、プラズマ状態になって光っているのが目で認識されます。
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- kagakusuki
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>因みに内核・外核は、ドロドロの様ですが、温度上昇する可能は、0%ですか。 内核は固体の状態ですからドロドロではありません。 地球内部の熱の源は、 一つには、地球が誕生した頃に、微惑星を始めとする小天体が衝突した時のエネルギーが熱に変わり、その余熱が残っているものと、 今一つは、地球に含まれている放射性物質が、放射線を出した時に発生するエネルギーが、熱に変わったものの、 2通りが主なものです。 放射性物質の原子核は、放射線を出すと別の原子核に変化します。 つまり、放射性物質は、放射線を出す事で、量が減って行きます。 地球内部の放射性物質の量が減ると、地球内部での発熱が減ります。 又、地球誕生時の余熱は、後から増える事はありません。 そのため、地球内部の温度は、低下して行くのではないかと思います。 但し、温度が上昇する可能性は、完全に0%という訳ではありません。 白亜紀末に地球に衝突した小天体など問題にならない程、巨大(直径が何十~何百km)で、且つ、鉄分等の密度の高い成分を大量に含んだ小惑星が、万が一、いえ兆に一、地球に衝突する様な事があれば、衝突した際に解放されたエネルギーによって、高温となった小惑星の鉄分等が、地球の核に向かって沈んで行く際に、マントルや地球の核との間に摩擦熱が発生しますから、その熱により地球内部が再加熱される可能性はあると思います。(その様な事が起きれば、地球の生物の大部分は絶滅すると思われます) 尤も、その様な巨大な小惑星が将来衝突する可能性は、「完全に0ではない」というだけで、「限りなく0に近い」話ではありますが。 【参考URL】 地熱 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%86%B1 地殻津波 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E6%AE%BB%E6%B4%A5%E6%B3%A2
お礼
再回答、有り難う御座いました。
- kagakusuki
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(1)(2)(6) 高温の物体の表面からは、熱エネルギーが電磁波の形で放出されます。 地球の表面の熱も、赤外線に変化して、宇宙空間に放出されています。 又、長さが1mにも満たない火鋏で、千℃以上もある燃えている石炭を掴んでも、手が火傷しない事からも判る様に、 地表とマントルの間には、何kmもの厚さの岩石の層がありますから、熱は伝わり難いのです。 そのため、赤外線の放出だけで、地表は充分に冷やされるため、山や地表は融けないのです。 地殻の下部が融けないのは、単に温度が低いからです。 マントルの上層が融けないのは、マントルの主成分であるカンラン石の融点が約1900℃と比較的高い事と、マントルの上層の温度が、約1000℃~1300℃と、あまり高くないからです。 マントルの下層が融けないのは、高圧により、カンラン石等の融点が上昇しているからです。 【参考URL】 兵庫県立大学理学部大学院 > 研究紹介 > 地球環境科学 地球テクトニクス 研究室HP > 井田喜明教授 > 遠隔授業「地球科学」 > 3.地球内部の構造と運動 b. 地球内部の構造 http://www.sci.u-hyogo.ac.jp/life/geology/lecture.files/res3b.html Science Portal > 楽しむ科学 > 理科の探検 > 2011年1月11日 http://scienceportal.jp/contents/guide/rikatan/1101/110111.html (3) アメリカに落ちた隕石は多数ありますので、どの隕石の話なのかは判りませんが、 隕石の大きさが大きければ、内部にまで熱が伝わるには時間がかかるため、融けるのは表面だけですし、 隕石の大きさが小さければ、隕石全体が蒸発して、燃え尽きてしまいます。 隕石の大きさが手頃な場合にのみ、隕石は融けた後でも、地上まで到達する事が出来る訳です。 手頃な大きさは、隕石の組成、速度、大気圏への突入角度、等によって大幅に変わります。 (4) 影響はあります。 外核もマントルも熱による対流をしています。 (5) 外核は最初から液体ですから、それ以上融けたりはしません。
お礼
有り難う御座いました。やはりマントルは、ぶ厚いのですね。それと地球中心の温度よりマントル(主成分)の耐えられる温度の方が上と言うことですね。因みに内核・外核は、ドロドロの様ですが、温度上昇する可能は、0%ですか。
お礼
なるほど、有り難う御座いました。