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なぜ,小学校理科から音関連の内容が消えたのか

 物理領域の一つに,音が含まれます。これが,10年余り前の学習指導要領の改悪で小学校理科から音に関する内容が消え,来月から完全施行される指導要領でも復活せず,初出は中学1年のままです。これは明らかな物理学軽視と考えます。風やゴムの働きを入れるより,音の性質を復活させるべきだったと考えますが,皆さんのご意見をお聞かせ願います。

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回答No.3

音は子供でも認識できる物理現象ですから、これを小学生に教えないのは非常にまずいことだと思います。明らかな物理学軽視であることに激しく同意します。 空気中の音は空気の振動で伝わり、目に見えない抽象的なものではありましょうが、糸電話を使えば、視覚的とまでは言えませんが、振動によって遠くに伝搬するものであり、糸をつないだ振動板を指などで押さえると、振動が妨げられて音が小さくなり、水で糸を濡らすと音が伝わりやすくなるといった現象は、児童でも理解できるものであると考えます。より発展的な内容として、マイクやスピーカなどの、「電気音響変換器」の原理については、コイルの動作のわかる中学生なら興味を示してくれると思いますが、音にエネルギーがあって、振動板を動かせることが基礎知識としてなければ、疑問が生じてしまうでしょう。 もっといけないのは、日本はこれからもモノ作りでやっていかなければいけないのに、それに必要な物理や電気の知識を涵養する妨げになってしまうことですね。音叉を使った共鳴現象が理解できないレベルでは、電気回路の共振現象も理解できないでしょう。半導体工学などで必要な物性物理学では、音子(フォノン)の性質が理解できないとどうにもなりません。音は早めにやってもらわないと困るのです。 私は小学生にいきなり英語を教えるよりも、英語教育の準備段階として、「外来語」を教えるのが良いのではと思っております(「テレビ」は「テレ+ビジョン」のように、その構造を含めて教える。英単語に接頭辞+語根+接尾辞などの構造があることを、この段階でさりげなく教えるのです。これは、英単語を記憶するのに役立つと考えられるからです)。それならば国語の範囲で教えることも可能ですし、現在の小学教育の現場の混乱や困惑をある程度軽減できると思うからです。英語教育に力を入れすぎて国語力が落ち、他の教科のテストの問題文が理解できなくなるという、本末転倒な現象もあるとも聞きますから、英語を教えるぐらいなら理科や社会をもっとやるべきですね。土曜半ドン復活ももちろんアリです。

noname#157574
質問者

お礼

 小学生にとっては,振り子の規則性や物体の衝突といった力学より,音の大きさ・高さの規則性や光の屈折といった波動の方が理解しやすいと思います。

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その他の回答 (2)

  • Leric
  • ベストアンサー率31% (5/16)
回答No.2

文鎮を二つ置いて共鳴させたり、紙コップとエナメル線等を使い電話などを覚えています。 自分は大したことやってないですしどちらでも良いと思います。 小学校で遊びのような音の授業をやるならば英語をやったほうが自分は嬉しかったですね。(当時は理科の授業は楽しかったですが) 中学の時にアルファベットすら知らなかった私は、大したこと無いのですが当時は苦労しました。 反して物理学は苦労しませんでした。(理科の授業の恩恵ではなく算数や数学の恩恵でした) 学問という観点で見ればどれも必要ですが、優先度は低くなるのではと思います。

noname#157574
質問者

お礼

音の性質なしの理科では面白みがないと思うが。

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  • mappy0213
  • ベストアンサー率26% (1706/6353)
回答No.1

音って言うと音波とかドップラー効果とかですかね?  確かになんで消えるか分かりませんがわたしのころは土曜日も半日あった って時から考えると圧倒的に 時間が無いんでしょうね それに伴い5年からだったか英語も入ってくるんですよね? そうなると益々時間が足りません その中である程度の内容を詰め込むとなったら どれかを削るしかない ってことなんじゃないですかね。 たとえばこれで風船やゴムの動き が消えた場合  結果的に同じでしょ ゴムの弾性や作用反作用が消えるわけですし なんで音がって言われると分かりませんけどね

noname#157574
質問者

お礼

土曜半ドンは是非とも復活してほしいと思います。

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