皇帝ペンギン
皇帝ペンギン
皇帝ペンギンはメスが卵を産んだあとオスに託してメスは4カ月間エサを求めに出かけます。
オスはその間卵をおしくらまんじゅうのように集まって温めます。
育てるのはお互いにするようですが、卵がかえる=産まれるとするとこれはオスが産んだということになると思いますか?
オスはブリザード(地吹雪)が吹き荒れて-60℃になる極寒の冬の氷原上で身を寄せ合い、抱卵を続ける。
抱卵中のオスは雪を食べるしかない絶食状態に置かれるため、エネルギー消費量を抑えるため睡眠に近い状態で過ごすものの、孵化する頃にはオスの体重は40%以上も減少してしまう。
8月頃にはヒナが生まれるが、メスがまだ戻ってきていない場合には、オスは食道から分泌した白色の乳状の物質(ペンギンミルクと呼ばれることがある)を餌としてヒナに与える。
メスが海から戻ってくると、ヒナの給餌はメスが行うため、オスはやっと海に出て行けることになるが、遠い海までの道のりで力尽き死んでしまうオスもいる。
オスだけが抱卵するのはコウテイペンギン特有であり、他のペンギンはオスとメスが交代で抱卵する。
(参考)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3