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伝送速度が4800刻みであるのはなぜ
下記リンクにある表3に示すように,伝送速度は,4800刻みで4800bps,9600bps,14400bps,19200bpsとなることが多いですが,7200bpsや8500bpsなどとしないのはなぜなのでしょうか? http://www7.plala.or.jp/nekogrammer/rs-232c/comm3.htm クロックが関係しているのかと思うのですが,それ以上はわからず困っています。 ご教授お願い致します。
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クロックを作るのにそれぞれの周波数に合わせた発信器を用意するのはコストがかかるので一つの発振器から分周して作ります。 それぞれの周波数を素因数に分解すると、300x2^n又は900x2^nになることが分かると思います。 元の周波数を900x2^nに選んでおけば、1/3カウンタとバイナリカウンタの組み合わせで希望する周波数が得られます。 8500はこれに合わないので失格です。 7200は合っているのですが、48と96の間は必要ないという判断だったのでしょう。 昔々、インターネットはもとより、FAXが普及する前は文章を送るのにテレタイプが使われていましたが、これの伝送速度は110ボーでした。
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- mtaka2
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回答4でも書かれていますが、基本的には倍々で速度は上がって行っています。 19200bpsの上にも、 300~19200系と14400系で、 28800bps 38400bps 57600bps 76800bps 115200bps 230400bps 460800bps といった速度が使われています。
- KEN_2
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伝送速度が向上して行った歴史的背景があります。 元々は、伝送回線として電話回線にデジタルの2値の情報を送る目的で、モールス信号の長・短の長さを符号化して約60文字/分の通信から始まりました。 有線・無線通信で長年使われ、紙テープに長・短の長さを符号化して受信記録を印刷していました。 その後は110bpsのテレタイプで紙テープを使い10byte/秒で国際通信を文字で送受信が可能になりましたが、変調の応用と半導体の進化を待たなければ伝送速度は向上出来なかったのです。 電話回線と無線回線も音声帯域の制限が0.3kから3.4kHzの帯域がありますので、2400Hzの変調(キヤリア)周波数に2bit、4bitの符号化の変調の技術を採用して、2400bpsのn倍で実現しています。 よって、4800bps、7200bps,9600bps,14400bps,19200bpsと高速化しています。 あまり使われなかったですが、7200bpsの伝送速度も存在してモデムに実装され、CCITTのV24のシリーズ勧告で決定されています。 14400bpsも19200bpsへの移行過渡期として利用されていました。 音声帯域の通信回線を使うと、2400Hzの変調(キヤリア)周波数のn倍でなければならないのです。 無線回線の場合は、電波法の占有帯域幅の規制で長年1200Hz変調(キヤリア)周波数で2400bpsの伝送速度でしか実現できなかったのです。 2400BPS以下の通信速度だと300bps、600bps、1200bpsまでは直接変調で変調(キヤリア)周波数=伝送速度 となっています。 *現在はADSL,DSLの技術で短距離の伝送回線であれば、100M/200Mbpsの伝送速度をセグメント分割と組み合わせで実現していますが、基本の変調(キヤリア)周波数は2400Hzでn倍の伝送速度を実現しています。
- P0O9I
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初期のモデムは 300bps でした。以降600,1200,2400,4800,9600bps と倍刻みで伝送スピードを上昇させていくことができました。 その次、2倍の 19200bps にするには少し技術的な障害があり、間に 14400bpsが入っただけです。 間が入っても良いのですが、倍々ゲームがコンピュータ業界の習慣です。それだけ進歩スピードが速いのですが、有る所で頭打ちになると、別の方法を考えることになります。
- wwwwoversea
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確か音声伝送の最高周波数が4.8kHzだったからだと思います。
- sailor
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たしか CCITT勧告のVシリーズ勧告というもので規格が決まっていたと思います。