色覚遺伝子について
高校の教科書では、伴性遺伝による遺伝病として赤緑色覚異常が挙げられています。
そこで疑問に思うのですが、例えば、青緑色覚異常というのは存在しないのでしょうか?
確かに眼科でも、「緑色と赤色のどちらが見えやすいか」という質問はされましたが青色が見えやすいかどうかという質問はありませんでした。
しかし、青色は光の3原色の一つなので、緑色と赤色の光をどれだけ混ぜても青色は絶対に作れませんよね?
またヒトの場合、錐体細胞には赤,緑,青に反応する3種類の細胞があるため、赤色識別遺伝子(OPNILW)や緑色識別遺伝子(OPNIMW)の他に、青色識別遺伝子も必要なのではないでしょうか?
ならば、青緑色覚異常や赤青色覚異常があってもおかしくないと思います。
それとも、青色が識別できない病気は存在するが、赤色識別遺伝子や緑色識別遺伝子がX染色体上にあるのに対して、青色識別遺伝子は常染色体上にあるので、伴性遺伝による遺伝病にはならないだけなのでしょうか?
長文になってしまい申し訳ありませんが、ご存知の方がおられましたら、ご回答のほどよろしくお願いしますm(__)m