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赤外線の雲・大気に対する透過率
赤外線は波長の範囲がある程度あり、近赤外、中間赤外、遠赤外という風によく分類されますが それぞれの雲に対する透過率について教えてください。 (雲の厚さにもよるとは思いますが・・・) また透過すると仮定した場合 たとえば宇宙から地球上の局所的な高温領域(火山や火災現場)の特定というのは可能なのでしょうか? (あるいはすでに行われているのでしょうか?) また地球大気に対しては距離に対してどの程度減衰するのでしょうか? 特に雲に関して知りたいのですが、大気に関してだけでもかまいませんのでよろしくお願いいします。
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- papi-pu
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>それぞれの雲に対する透過率について教えてください。 透過率ではないのですが、可視光、赤外線の吸収スペクトルはここにあります。 http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q41.html 波長が長くなるにつれて、吸収が大きくなるようです。 あと、散乱もありますが、そこまではちょっと調べられませんでした。 >たとえば宇宙から地球上の局所的な高温領域(火山や火災現場)の特定というのは可能なのでしょうか? (あるいはすでに行われているのでしょうか?) すでに、気象衛星「ひまわり」も赤外線の検知器を持っているので、宇宙からの高温領域の観測は実用化されています。火山ぐらい大きなものは観測できると思いますが、小さな火災の場所の特定は難しいと思います。 http://www.nasda.go.jp/projects/sat/gms/component_j.html ただ、いわゆるスパイ衛星ぐらいなら、解像度が高いので、火災の観測もできるでしょう、きっと。 >また地球大気に対しては距離に対してどの程度減衰するのでしょうか? 可視光や赤外光は空気にほとんど吸収されないので、透過する光の強度の対数は透過距離に対して反比例になります。詳しくはランバートベールの法則を調べてください。 http://www4.ocn.ne.jp/~quimica/c_note12.html ただ、大気は上空に行くほど薄くなるので、その分、透過する光の強度は強くなります。