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宇宙で作業していた人が銀河宇宙線にあたる
銀河宇宙線ってもの凄い高エネルギーらしいですね。 太陽風でさえ地球付近で10万度あるとのことですが それよりもっとエネルギーが高いとか。全然知りませんでした。 地球の大気さまさまですよね。 ふと宇宙ステーションとかで外で作業している人が 運悪く銀河宇宙線に当たったらどうなるか疑問に思いました。 一瞬で蒸発してしまうと思いますが それとももっと醜い死に方をするのでしょうか。 また銀河宇宙線に当たるという運の悪さは確率的にどの程度でしょうか。
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書き方が悪かったかもしれませんが、X線は人間の体を通過する際、一部が体に吸収されます。 この吸収の度合を見ることで、人間の体内を写し出しています。 ですからX線は人体で一定割合が吸収されるので、人体に有害といえます。 宇宙線の中のX線も同様ですから、当然被曝します。 宇宙線の粒子のエネルギーが高くなるにつれて、人間の体を透過する割合が上がっていき、高いエネルギーになると完全に通過してしまうようになります。 ガンマ線は非常に幅広いエネルギーを持っている粒子が含まれます。 一括りに危険かそうでないかを言うには、エネルギーが広範に渡っています。 X線に近い、低エネルギーのガンマ線は危険ですが、高いエネルギーのガンマ線は人体を通過してしまうため、危険度は低いと言えます。
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- choppy
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地球に飛来する宇宙線はエネルギーがそれほど高くないもの(電波)から、非常に高いエネルギーのものまであります。 10万度は、10eV(eVはエネルギーの単位)程度の宇宙線に相当し、電子1個が10Vで加速されたのと同程度のエネルギーです。 そんなに大したものでもないのです。 このような宇宙線は温度10万度程度の領域から飛来することが多いため、このようにエネルギーを温度で換算するような言い方があります。 宇宙からはこの百万倍もの宇宙線も飛来していることが知られています。 ただしこのような宇宙線はものすごく頻度が少なく、エネルギーが高ければ高いほど、頻度はさらに減っていきます。 また人間の体に宇宙線が当たっても、通り抜けるものもあります。 X線(光よりも高いエネルギーを持ちます)は人間の体の中を通り抜けることで、体内を写し出します。 人間の体は高いエネルギーの粒子にとっては、スカスカで無いも同然だったりします。 高いエネルギーの宇宙線の飛来する量は正しく分かっていない点が多いため、確率の計算は難しいのですが、ゼロに近いです。 ですから実際に危険なのは、人間の体でストップできて、かつ高いエネルギーのものということになります。 こういった宇宙線では被爆等は起こりますが、蒸発などということは起こりません。
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かなり突っ込んだ回答ありがとうございます。 すみません。蒸発しないのはさすがに理解できました。 最初に読んだ文献が10万度とか書いてあったので これじゃ宇宙ステーションの建設なんて絶対に無理と思ったのが質問の動機です。 なるほど人間の体でストップできて高いエネルギーですか。 X線は人体に有害だとよく言われますが、 こちらの説明だと人間の体を通り抜けるので問題ないとも受け取れます。 つまりX線が危険なのは数が多いからで 銀河宇宙線では数が少ないから人間の体には全然影響ないと。 つまりは銀河宇宙線のX線では被爆しないと受け取っていいのでしょうか? 同じく#2の方からγ線が上がっていますが、こちらはいかがでしょうか。
>銀河宇宙線ってもの凄い高エネルギーらしいですね… 仰しゃることが良く分かんないんですが「銀河宇宙線」てクェーサーやブラックホール吸い込み時のプラズマ放射からの超高エネルギー電磁波や荷電粒子でしょうか? #1のお答えにあるようにそんなの我らの銀河では地球周辺にはあまり来ませんし、来たら地球絶滅しちゃいます。なぜなら普通そいつらは「束」(フラックス)になっているのでそのエネルギーたるや太陽の全放射エネルギーの数億倍の何億倍の…倍(良く判らん程)になります。 だから当たったらそれこそ太陽自身ぶっ飛んじゃいます。 遠い銀河からの分がかなり来ますが#1のお答えの如く密度が低いんです。太陽X線の数万分の一、「日焼け」もしません。太陽X線の方がよほど害は大きいです。プラズマ(太陽風)飛んできますし。
お礼
>仰しゃることが良く分かんないんですが 宇宙ステーションで作業をしている人が対象と明記しています。 誰も太陽をふきとばすほどのエネルギーなんて聞いていませんよ。 何でそんな答えが返ってくるのかこっちが分かりません。 wikiにもその他のwebサイトにも銀河宇宙線の方がエネルギーが 高く危険だと書いてあったんでここで聞いてみたんですよ。 そうしたらあなたからは正反対の回答が返ってきました。 太陽風も銀河宇宙線も数が少ないのなら粗密ではなく、 持っているエネルギーの方が恐いのではないでしょうか? #2の回答にもそうあり、そのように書いてあるwebページも見つけました。 しかし、あなたの回答は逆で少し混乱しています。 あなたも専門家・自信ありの回答のようですし、 再度のご回答をお待ちしています。
- hawkwind
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エネルギーが大きいというのは運動エネルギーが大きいということですね。 多分ですが、太陽風はそれを温度換算すると10万度ということですね。 しかし、個数自体はそれほど大きくないので当たっても何もおきません。 そもそも何も気付かないと思います。 でも、太陽風の強い奴はオーロラを発生させるだけの力がありますから このときにわざわざ外で作業するのは危険です。 銀河線に至ってはDNAがやられるので間違いなく危険です。 X線とかγ線がとんでくるんですよ。 遺伝子がやられればガンになる可能性だってあります。 普通に宇宙船の外で作業していれば何発も当たりますよ。 地上だって1坪当たり毎秒1000個ほどの銀河線が到達していますから。
お礼
詳しく説明して頂いてありがとうございます。 銀河宇宙線は一瞬で焼けるのではなくて、小さい荷電粒子が高いエネルギーを 持っているので恐いということですか。 前の方と同じでだいたいイメージが沸いてきました。 遺伝子がやられるとは地味とはいえ、やはり一撃必殺ですよね。
宇宙線はとても小さいです。そう、とっても。 時速60kmでぶつかるティッシュ(1枚)と時速10kmでぶつかるトラック(10t級) どっちが痛いかって感じ。 凄い高エネルギーですが、小さいです。 手に宇宙線が当たるよりも、手を爪でひっかく方が、何万倍いや何兆倍いやそれ以上に被害が大きいです。
お礼
手でひっかく方が何万倍も痛いんですか! 宇宙開発時代が目前にせまっていますが それほど心配しなくてもいいんですね。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません 自称専門家の方の回答を待っていたら放置してしまいました。 とはいってもしばらく物理の本ともにらめっこしていましたが・・・難しい。 高いエネルギーの方が危険度は低いとは意外ですが、 波に近いということですかね? まあ、機会があったらもう少し勉強してみます。