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新古今和歌集について

【花さそふ比良の山風~】の詞書についての質問です。 私はこの歌は、情景だけを歌った物で読み手(宮内卿)の心情はとくに込められていないと考えました。 その根拠として、詞書が関係すると思うのですがいまいち訳が分かりません。 【五十歌奉りし~湖上歌を】をうまく訳して頂きたいです。 *心情が読み込まれていない根拠になるように。 また、もし心情などが読み込まれているのでしたら教えて頂きたいです。

みんなの回答

  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.2

【五十歌奉りし中に   湖上花を】となっており 湖上歌とは少し違いますが、湖上花とします。 【花さそふ 比良の山風 吹きにけり 漕ぎゆく舟の あと見ゆるまで】 比良おろしが吹いて、山桜が散り琵琶湖の湖面が 多数の花びらで敷き詰められ、まるで湖上花のようだ。 その中をあの女(ひと)を乗せた舟が、岸を離れて 向こう岸に漕いでいく。 湖上花の中に舟のあとが一筋の道のように見える。 私もあの道を通ってあとについていきたいがそれも かなわぬ。   この恋は二つに裂かれていく、この湖上花のように なるのだろうか。 湖上歌でも似た解釈ができます。

  • banzaiA
  • ベストアンサー率16% (100/595)
回答No.1

>私はこの歌は、情景だけを歌った物で読み手(宮内卿)の心情はとくに込められていないと考えました。 作者の心情が込められていませんか? 私は込められていると思いますが。

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