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値引きされた配送料の仕訳について
- 簿記について勉強中の個人事業主(商店A)です。値引きされた配送料の仕訳について教えてください。配送料一律1,000円で発送してます。送料の支払い方法は、まとめて精算カードにてお支払いしております。
- 顧客Aさんからの注文では商品Aと商品Bの配送料がそれぞれ実際の配送料よりも低かったので、差額を費用として計上することができるのか疑問です。
- 現金出納帳には顧客からの現金支払いと運送業者への現金支払いの金額のみが記載されれば良いのか、それとも他の金額も記載すべきかわかりません。
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>売上高が違ってくると消費税の算出に影響は無いのでしょうか? どちらでも利益も消費税も変わりません。 結果的に法人税も消費税も納付額は同じになります。 違いは売上の定義の違いです。またはPLの表示の問題です。 売上は、その会社なり個人の売り手の本来の業務(商品サービス)の第三者への譲渡による収益です。 これに対して運賃はそれを相手に届ける際の方法により発生する費用です。たとえば店頭売りであるとすればこれはゼロですね。 費用収益対応の原則で言うと、売上の費用は売上原価ですが、通常この中には発送運賃は含まないですよね。殆どは一般管理費でしょう。 運賃は相手のとの売買契約によってもらったりもらわなかったりするので、仕入高に含めるのは適当でない事情もあります。 ということで、私は売上に伴う運賃は売上高ではなくて、買主負担の場合はその運賃の戻りのほうが適当かなということでこのような仕訳を言ったのです。 会計は絶対的というよりは相対的概念なので、よりどちらが適当ということはあっても、絶対にどちらが正しいというわけでもありませんので、結論は貴方がどう考えるかによると思います。
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- mukaiyama
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そもそもあなたはなぜ配達費用だけを特別視しているのですか。 そこが問題なのです。 町の油屋さんに灯油の配達を頼んだとしましょう。 玄関先に置いておいたポリタンクに給油してもらったとして、1リットル 90円ぐらいでしょうか (大雑把な金額です)。 これが自分でポリタンクを持ってホームセンターなどに買いに行けば、1リットル 80円ぐらいです。 10円の差は、油屋さんの配達にかかる経費です。 この10円は、配達のためのガソリン代やトラックにかかる諸費用など、純粋な実費のみではなく、油屋さんが十把一絡げにエイッヤッーと決めただけです。 実際のガソリン代等の実費は 10円未満であり、その差は油屋さんの利益です。 油屋さんは顧客への請求書に、あなたのように ・灯油 80円 ・配達費 10円 などと書きません。 配達費は、あくまでも商品の原価の一部に過ぎないのです。 商品の原価には、配達費のほか、仕入れ代金を筆頭に従業員の給料、店の水道光熱費や公租公課など様々な科目が含まれます。 これら原価の内訳を顧客に明かしたりすることは、商慣習上ないのです。 原価に適当な利潤を上乗せした額が「売上」なのです。 -------------------------------------------- なお、仕訳の基本的な考え方として、経費科目が右側に来るのは、返品したことを表します。 経費のマイナスです。 -------------------------------------------- あなたが消費税の課税事業者なのなら、なおのこと客からもらうお金はすべて売上と考えなければなりません。 経費のマイナスなどという考え方はおかしいです。
お礼
mukaiyamaさん 再び、ご回答ありがとうございます。 すみません、配達費用だけを特別視している訳ではないのですが、 今回、配達費用はどうなるのかなと疑問に思いました。 色々調べて解らなかったので「教えて!goo」を利用しました。 そこを問題と言われても、解らない人に解る人が教えてあげるシステムではないのでしょうか? 今回の事について解る人からみたら、 何だそんなことと聞くなよとお思いかもしれませんが、 私にはどうすることが正しいのか回答がでませんでした。 油屋さんの例えも、自分で配送するのではなく、 業者に頼んだとしたら、請求書の内容も異なるのではないのかなとも思います。 実際、私は請求書に商品---円(送料---円)と記載しておりますし、 楽天市場等で買い物すると、領収書には商品---円、送料---円と書かれてます。 もちろん、水道光熱費---円とは書かれてません。 今回の私の事例では、yosifuji2002さんの考えの方が近いように思います。 決して、mukaiyamaさんが間違っているのではなく、 yosifuji2002さんの回答にもありましたが、 絶対にどちらが正しいというわけではないとことを知りました。 今回は数日に渡り、色々とお考えを頂戴したことを感謝しております。 恐らく、今後も解らないことをここで聞く機会が多くなると思いますので、 また、機会がありましたら、よろしくお願いします。
- yosifuji2002
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個別の顧客の運賃の負担は細かに考えないで、受け取った運賃と、あなたが支払う運賃は別なものと割り切りましょう。 どのような相手の運賃負担であっても、頂いた金額は運賃の戻り(運賃の減少)と考えます。 実際あなたが運送会社へ払った場合はその金額を運賃とします。 従って、顧客からの入金時はAさんからの場合は 現金 7000/ 売上高 5000 運賃 2000 とします。その他の顧客も同様です。 一方、運送業者の精算カードに10,000円を現金で積み立てた時は 運賃 10000/現金 10000 とします。 厳密には期末にこのカードの未使用残高を前払費用に振り替える必要があります。 前払費用 999/ 運賃 999 でもこの取引件数が非常に多く残高も僅かな場合はここまでは必要ないかもしれません。 上記の方法で、顧客から受け取った運賃が実際に支払額よりも多ければ、それだけ貴社の運賃が少なくなり、従って利益も多きくなるので差額を売上等にしなくても課税所得は同じことになります。 従って問題はありません。
お礼
yosifuji2002さん ご回答ありがとうございます。 配送料を「売上」に含めるのか含めないのか判断できませんでした。 yosifuji2002さんのご回答は含めなくてもよい。 No.1のmukaiyamaさんは含める。 お二人とも差額は利益という点では一致しているので、 記載方法の違いだけで内容は同じとなるのでしょうか? 根本的に考えが違っていたらすみませんが、 売上高が違ってくると消費税の算出に影響は無いのでしょうか?
- mukaiyama
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>質問II.いただいた配送料(合計4,000円)と実際に支払った配送料(合計2,600円)との差額(1,400円)を費用として計上することは… 根本的な考え違い。 いただいた配送料は商品代とともにすべて「売上」。 実際に支払った運送費が「荷造運賃」。 いただいた配送料と支払った運送費の差は「利益」。 >1.2 顧客Aさんから代金7,000円を受け取りました… 【現金 7,000円/売上 7,000円】 >2.1 顧客Bさんから下記の注文がありました… 【売掛金 9,000円/売上 9,000円】 >3.1 運送業者の精算カードに10,000円を現金で積み立てました… 【前払金 10,000円/現金 10,000円】 >4.1 顧客Bさんから代金9,000円が振り込まれました… 【普通 (or当座) 預金 9,000円/売掛金 9,000円】 >3.2 精算カードにて顧客A・顧客Bの配送料を支払いました… 【荷造運賃 2,600円/前払金 2,600円】 >質問III.現金出納帳には『1.2』と『3.1』の金額の… はい。
お礼
mukaiyamaさん ご回答ありがとうございます。 配送料を「売上」に含めるのか含めないのか判断できませんでした。 mukaiyamaさんは含める。 No.2のyosifuji2002さんのご回答は含めなくてもよい。 お二人とも差額は利益という点では一致しているので、 記載方法の違いだけで内容は同じとなるのでしょうか? 根本的に考えが違っていたらすみませんが、 売上高が違ってくると消費税の算出に影響は無いのでしょうか?
お礼
yosifuji2002さん 再度、ご回答ありがとうございます。 なんとなくスッキリしました。なんとなくで申し訳ないのですが・・・。 今回のポイントはご指摘されたように、 運賃を相手によって貰ったり、貰わなかったりしまして、 そこで人によって売上が異なってしまうことにもやもやがありました。 それに、「会計は絶対的というよりは相対的概念・・・」という言葉、 恥ずかしながら、勉強不足で知りませんでした。 色々、ネット調べると偏った回答しか見つからなかったので いつの間にか、これじゃないと駄目じゃないのかという変な感じになっておりました。 しかし、これによりだいぶ楽に考えることができ、会計の本質を知ることが出来ました。 数日に渡り、アドバイスいただき、感謝します。 ここで解らないことを聞く機会が出てくると思いますので、 その時はまたよろしくお願いします。