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仕訳をご指導下さい
事情があり実家の経理を頼まれたのですが、簿記初心者で基本がよく分かりません。 初歩的で申し訳ありませんが、正確な仕訳の仕方をご指導下さい。よろしくお願いします。 以下に例として、予想されるひと月の簡単な取引内容を示します。 会計ソフトは弥生会計の予定です。 1月1日 お客様から注文あり 1月2日 お客様から口座Aに1500円入金(品代1050円送料450円) 1月3日 商品発送 1月4日 お客様から代金引換で2件注文あり 1月5日 商品発送(品代1050円送料450円代引手数料300円) 1月5日 商品発送(品代2100円送料450円代引手数料300円) 1月6日 取引先に口座Bより支払い(税込代金10500円振込手数料210円) 1月7日 運送会社から送料の引き落としあり(口座Bより1800円) 1月8日 運送会社より口座Aに入金あり(3945円)注1 注1:集金代金は4650円ですが取扱手数料600円振込手数料105円が引かれています。 1月9日 口座Bより給与(役員報酬)支払い(180000円振込手数料210円) 1月9日 口座Bより口座Cへ給与の所得税、保険代を振替(20000円)←額は適当です。 1月10日 口座Bより電話代自動引き落とし(5000円) 1月11日 現金で事務用品購入(税込2100円) 1月12日 取引先と打ち合わせ(食事代4000円現金支払) 1月31日 口座Aより口座Bへ振替(5445円) おおまかですがこんな感じです。 こちらで頂く送料は一律450円で、差額は負担しています。 運送会社と契約しており、1ヶ月分まとめて引き落としされます。 口座Aは入金用、Bは売上と支払い用、Cは税金等保管用になっています。 よろしくご指導下さい。
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yumirin3さん こんばんは #2です。 私は薬局を経営している者なんです。薬局の場合は、保険調剤の売上が消費税非対象売上・それ以外の売上が消費税対象売上なんです。うちの場合、総売上-保険調剤の売上(つまり消費税対象売上)が1000万円行くか行かないか位なんです。yumirin3さんもご存知の通り年間の消費税対象売上が1000万円を越えたら課税業者とならなければならず、極力消費税対象業者になりたくないため「売上高」」で計上しなくて済む物は極力計上しない方針で帳簿処理しています。従ってお客様から預かる送料450円は商品売上ではなく右から左に即支払ってしまう意味合いの物ですから、売上でなく「預かり金」で処理して売上を極力上げない処理をしているわけです。 上記の理由より今回は常時私が行なっている処理方法で仕訳をしましたので、お客様から預かった送料を「預かり金」と言う科目で仕訳しました。#4さんの言われる通り、仕訳は概ね1つしか正解が無いと言う物でないので、お客様から振り込まれた送料の450円を込みで「売上高」に計上しても正解です。この場合は、運送会社に支払う送料が、請求額と言う事になります。 口座Aの運送会社からの3945円の入金に付いてですが、正しい内訳を書くと「運送会社が4650円分の預かった売上を振り込む」「yumirin3さんが運送会社に取り扱い手数料と振込み手数料を支払う」と言う無い能ですよね。実際にこの内訳通りに処理するとしたら、yumirin3さんが2回分振込み手数料を支払うと言う事になります。その振込み手数料の金額を考えた上で、計算上の差額3945円を運送会社が振り込んで頂けたんだと想像します。(もしかしたら、yumirin3さんが取り扱い手数料と振込み手数料を振り込んで頂けない最悪の可能性も想定して差額だけを振り込んだのかもしれませんね。)従って実態の通帳上の金額とは違いますが、記載した方法が解り易いだろうと言う事での仕訳を記載しました。 もし口座Aへの運送会社からの振込みを3945円で仕訳してしまうと、多分取り扱い手数料と振込み手数料の支払い資金の出所が悩む(現金??預金??)か素直に預金から支払って705円分口座Aに入金するかの処理をすると思います。もし取り扱い手数料と振込み手数料を口座Aから支払った場、705円の入金をしないと口座Aの残高が合わない事になります。従っていずれにしても通帳記載の数字以外の数字を仕訳に使わないとならないです。だったら素直に私がした方法が一番解り易いかと思います。 全ての帳簿処理は色々な方法が考えられても、統一性を持って1つの方法で処理するのが常識となっています。そうしないと、後々の消費税処理に苦労する場合が有ります。従って過去の振替伝票を見て同じになる様に仕訳して下さい。 何か解らない点が有りましたら再度質問して下さい。
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仕訳の仕方には、いろんな方法があるため、ひとつしか正解がないというものでもありません。会社だと、振替伝票を書いておられるでしょうから、まず、過去の振替伝票綴りをみられるとよいと思います。どこの企業でも、参考になるのは、過去の元帳や振替伝票(仕訳帳)です。小さな会社だと、経理規定のようなものがないので、新しく入った経理社員は、過去の資料にあたって、この会社は、どのような仕訳をしてきたか勉強します。そうでないと、継続性がなくなり、継続して適用しておれば認められる処理も認められなかったりするからです。 仕訳の仕方については、すでに回答があるようですが、たとえば、お客さんから頂いた送料も含めて一括でもらっている場合は、かならずすべてを売上計上しないといけません。そうしないと、消費税の計算の時に困るからです。ただ、お客さんからもらった送料をそのまま運送業者に支払う場合は、すでに回答があるような仮払い処理も認められます。しかし、これは、例外的な処理です。1/6の取引も、支払ったときに仕入れを計上しているときは、仕入/普通預金 10500 手数料/普通預金 210 となります。 また、給与や報酬の支払いの際には、社会保険料や源泉所得税を差し引いて支払うので、預り金をたてないといけない場合があります。というか、たぶん、役員報酬の月額が、20万円で源泉が2万なのでしょう。 そういう場合は、役員報酬/普通預金180000 役員報酬/預り金20000 という仕訳をします。 おなかも減っているので、全部は書けませんが、一番の参考書は、過年度の決算資料や元帳などです。これさえあれば、見よう見まねで、だいたいできるようになりますよ。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございます。 仕訳には正解が複数存在することも理解しました。 肝心な過去の帳簿を参考にするのを忘れていました。 急な事だったので頭が回りませんでした。 お恥ずかしい限りです・・・ ご指導ありがとうございました。
- sionn123
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追伸 #2です。 弥生会計を含めた全ての会計ソフトは、ここに記載が出来る位の文字入力が出来る方だったら誰でも使える様に使い勝手は簡単になっています。しかし、マニュアルもサポートの回答も簿記が解っている事が前提になっています。従って最低でも質問された内容が自力で仕訳が出来ないと、何か有った時にマニュアルを読んでもサポートに質問してもチンプンカンプンです。従って再度最低でも日商簿記3級程度の知識を勉強される事をお勧めします。
お礼
初心者でお手数をかけてしまってすみません。 現在がんばって勉強しています。 簿記初心者に役立つ、わかりやすサイトがありましたら紹介して下さい。
- sionn123
- ベストアンサー率53% (1910/3592)
yumirin3さん こんばんは まず商品売上に付いては「売上高」・お客様から一時預かった送料は「預かり金」・お客様から預かった送料より実際の送料が高く会社で負担した分は「送料」・運送会社に支払う送料は「送料」・運送会社の取り扱い手数料は「販売手数料」・振込み手数料は「支払い手数料」・役員報酬分の給料は「役員報酬」・電話代金は「通信費」・事務用品購入は「事務用品費」・取引先との打ち合わせ食事代は「会議費」と言う科目を使います。 取引先への支払いは、銀行振込ですと掛けでの購入でしょうから「買掛金」と言う科目で良いと思います。 以上を使って実際に仕訳してみれば良いわけです。 質問に記載のある内容を上記の科目を使って仕訳してみると以下の様になります。 1/1 仕訳なし 1/2 普通預金(口座A)1500/ 売上高 1050 預かり金 450 1/3 仕訳なし 1/4 仕訳なし 1/5 仕訳なし(お金の入出金が無い為) 1/6 買掛金 10500/ 普通預金(口座B) 10710 支払手数料 210 1/7 預り金 450/ 普通預金 1800 送料 1350 (1/2のお客様からの入金分に対しての送料だけの請求があった場合) 1/8 普通預金(口座A) 4650/売上高 ○○ 預かり金 ◇◇ (この○○は運送会社からの振込みがあった客数に対しての売上のトータル額、◇◇は運送会社からの振込みがあった客数x450です) 販売手数料 600/普通預金(口座A) 705 支払手数料 105 1/9 役員報酬 180000/普通預金(口座B) 180210 支払手数料 210 1/9 普通預金(口座C) 20000/普通預金(口座B) 20000 1/10 通信費 5000/普通預金(口座B) 5000 1/11 事務用品費 2100/現金 2100 1/12 会議費 4000/現金 4000 1/31 普通預金(口座B)5445/普通預金(口座A) 5445 以上の様になります。
お礼
大変親切にご指導下さいまして、ありがとうございました。 なんとなくですが理解できました。 質問ですが、例えば代金と送料をまとめて売上げにして、 運送会社からの送料はそのまま送料とするのは間違いですか? 1/2 普通預金(口座A)1500/ 売上高 1050 預かり金 450 上記を、普通預金(口座A)1500/ 売上高 1500として 1/7 預り金 450/ 普通預金 1800 送料 1350 上記を、送料 1800/ 普通預金 1800とするのは問題がありますか? もうひとつ代金引換での処理がよくわかりません。 運送会社より口座へ入金された額は3945円なのですが > 1/8 普通預金(口座A) 4650/売上高 ○○ 上記だと4650円が一度入金されたように思うのですが・・・ 本当に初歩的ですみません。
まず、事業の内容に応じて、具体的な帳簿組織を策定します。たとえば、小売り業でも、宝石の販売なんかだと、日にひとりかふたりのお客さんが来られればいいほうなので、商品も個別に管理しますが、そうでなければ、期中は、入金時点で売上を計上し、決算時に売掛金分の計上を追加するのが、多くの販売店で行われている方法です。また、現金売り分については、通常レジスターを通しますから、その日の閉店後にレジを締めて売上を求めます。 一日の売上規模にもよりますが、一日に1000円のものが一個しか売れないと言うことはないでしょう?
お礼
ご回答ありがとうございます。 実家は産地直送の野菜等を販売しています(有限会社です)。 経理をしていた母が入院した為、私が変わりに帳簿をつけることになったのですが、帳簿をつけるのに基本が分かりません。 急遽勉強中なのですが、仕訳の仕方がまったくわかりません。 とりあえず会計ソフトを導入して負担を減らそうと思います。 ですが、基本が分からない為、正しいつけ方を教えて欲しいのです。 どなたか、上記例の場合でつけ方を教えて下さい。
お礼
度々お答え頂き本当にありがとうございます。 1000万円の事は知っていましたが、仕訳によって違いがあることを過去ログを拝見して学びました。 同じ取引でも複数仕訳の方法があることも理解しました。 代金引換の取引は過去の帳簿でよく調べてみます。 こちらの過去ログも見ましたが、回答者によって色々仕訳が違い、簿記の奥深さを知りました。 これからも、また分からない事が出てくると思います。 なるべく自分で調べてみますが、どうしても分からないときは、またお力を貸して下さい。 この度はお世話になりました。 ありがとうございます。