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進路の悩みについて
- 現在、高校3年生の私は進路について悩んでいます。行きたい学部が2つあり、どちらに進むべきか迷っています。センター試験の成績も良く、どちらの学部でも行ける可能性があるため、ますます悩んでいます。
- 2つの学部とは人文学部とデザイン系学部です。私は作ることが好きで切り絵などをよくやっていたが、最近では歴史にも興味を持つようになりました。どちらの道に進むべきか真剣に考えていますが、常にどちらにもメリットとデメリットがあり、決められません。
- 先生からは人文学部の方が幅広くいいと言われますが、現在の不況を考えると手に職をつけた方が良いとも思います。また、デザインの道に進んだ場合、人文学部の知識を生かすことは難しいと思います。悩みの種が尽きません。どうぞアドバイスをいただけないでしょうか。
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あくまでも個人的な意見として受け止めてください。 と前置きの言い訳をして・・・ 大学は勉強をするところです。本来勉強が好きでない人が行くところではないのですね。 それがいつの間にか就職予備校みたいな扱われ方をしています。人生の中で一番吸収できる4年間をそのような意識で過ごすのは非常にもったいないことだと思います。 歴史を'勉強'したいのであれば大学に行きましょう '手に職'をつけたいのであれば大学ではなく就職をしたほうがいいと思います。 大学をでないと就職ができないのでは?そんなことはありません。 大手じゃなければ就職口はたくさんあります。そこで4年間で身につけた技は、大学4年間で身につけた技に遥かに勝ります。 将来に備えて早いうちから色々と対策を取るのは素晴らしいことです。それができる未成年はなかなかいないものです。 ですが若いからこそ、将来というものに縛られずに突き進むことが大事な局面もあります。 将来の夢が明確に定まってないのであれば、将来幅広く対応できるから人文学・・・とかで選ぶのではなく、今やりたいことをやるということが一番大事です。 >趣味と仕事としてやっていくのは違うからね 誠にそのとおりです。ただし、人間どうしても好きなことを仕事にしたいというのは当たり前ですよね。 『デザインの才能がないのに、ただ絵をかいたりするのが好きだからという理由だけで、その道に進んでも就職の時困るのでは?』とお悩みのようですが、ではズバリ聞きます。 あなたはどのようなことに才能があるのでしょうか? 分からないですよね?当たり前です。40歳50歳になっても自分は〇〇に才能がある!なんてことは断言できないものです。 やってみないとわかりません。やればいいのです。人生やり直しなんていつでも可能です。 かくいう私は専門をでた後5年間就職し25歳で脱サラして大学に行きました。今では大学の研究室で薄給ながらも楽しく勉強(研究)をしています。 (奇遇なことに、東洋史を研究している身となっています) 人生は高校→(大学→)就職というものだ、そのレールから外れたら取り戻せないなどと思う人が多いのは事実ですが、そんなことはありません。 『急がば回れ』という一休の言葉は人生の本質をついた名言だと思います。
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- tomban
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芸術にとって大事なことって、いくつかあげられると思うんです。 その中のひとつで、そして「絶対にはずすことが出来ないもの」っていうのが「観察眼」だと思います。 大学という場所で遊んだり、友達と悪さをしたり、徹夜マージャンすることは、私は決して無意味とは思わない。 むしろ、歴史を学ぶにせよ、美術を志すにせよ、大事なのは「インスピレーション」だと思いますから、そういった「発見のきっかけとなるべき引き出し」を、数多く持っている人のほうが、私は大成できると信じています。 観察眼を養うには、興味と、快感と、探究心などが要ります。 これすべてみな「遊び」から得られます。 そして空想と実体験と知識が合わさることで、研究なら新発見や、常識の刷新が可能になりますし、芸術ならば新たな世界を開拓するのに役立ちます。 …長い時間、遊びながら学んでください。 そういった意味で、私は4年生の大学で人文学部をお勧めします。
お礼
お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。 ご回答本当にありがとうございます。 あれから、かつてないほど真剣に悩みました。 生まれてから今までで一番長いこと悩んだと思います。 皆さんに人文を推してもらって、自分自身でも人文にしよう!と息巻いていたので、どちらにしたかの報告は申し訳なさすぎてしないつもりだったのですが、一緒に真剣に悩んでくださった皆さんに対するけじめとして、報告だけはしなければならないと思いました。 結局 デザイン系の大学を前期に受けることにしました。 あのあと、人文にしようと何度も思って、願書も書いたのですが、最後の最後までデザイン系の大学が頭に残っていて、何かを作りたいという気持ちを捨てきれませんでした。 せっかく皆さんに素晴らしい意見を聞かせて頂いたのに、このような形になってしまって申し訳ありませんでした。 まだ受かるか分からないし、後期は人文系の大学にしたので、もしかしたら将来人文の道を進んでいるかもしれませんが 皆さんの助言を頭に置きながら、自分で決めた道で、自分にできることを限界まで精一杯頑張りたいと思います。 取り上えず2月25日の二次試験に全力で望みます。 tombanさん kushiroaiさん そしてraionsmanshonさん 私なんかの為に一緒に悩んでくださって、本当にありがとうございました。
私ならこう考えます。どちらが『大学でないと学べないか』。 私は歴史が好きなのですが、大学には行けませんでした。社会人になってから随分、本を読んで歴史の勉強をしましたが、やはり大学で専門的に勉強するのとは違うので、今でも「大学に行きたかった」と思うこともあります。 デザイン系の学部と言っても、様々ですよね。大学でしかできないようなデザイン系と、そうではないものと。内容がわからないので、人文学との比較はできませんが、就職のことを優先して考えるより、自分のしたいことは何なのかを考えた方がいいと思います。 大学には何となく、就職に有利だからという理由で行く人が少なくないと思います。逆に自分のしたいことが2つもあって、どちらでも選べるというのはとてもラッキーでハッピーなことだと思いますよ。 どちらを選んだ方がより後悔しないか、考えてみて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 どちらが大学でしか学べないかと考えたらやはり歴史だとは思います。 デザイン系は仰る通りほんとにいろいろあって、建築とかも学べるのですが私はインテリア系を学ぼうと思ってました。 でも確かに今はユーキャンとかもありますし、余裕のある大学生活中にやろうと思えばできそうです。 (資格を取るのは簡単なことではないですが。) 大学でしか学べないもの、というのは考えていませんでした。 参考にさせていただきます。 本当にありがとうございました。
お礼
わざわざご回答ありがとうございます。 1つ1つの言葉に、本当に感銘を受けました。 確かに大学は学ぶ為の場所ですよね。 歴史を学ぶ過程でどうしてもデザイン系(私が学ぼうと思ったのはインテリアなんですが…)をやりたくなったらやればいいんですよね! 何か少しふっ切れたような気がします。 実を言うと願書をもらって書かなければならないのが明日だったので、すごく助かりました。 人生はやり直しがきくという言葉はこれからも心に大事にしまっておきたいと思います。 本当に、ありがとうございました。