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擬古文の書き方
学校で擬古文を書くことが課題になっているのですが、どこから手をつければいいのかも分かりません。 方法や、参考になるホームページ、書籍でも何でもいいので、ヒントをお教えください。
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- arcus _lucis(@arcus_L)
- ベストアンサー率70% (7/10)
これは難しいですね…… 古文が分かっていなければマネることもできないですしね。 学校の先生としてはきっと古文で遊んで親しんで欲しい、という考えなのでしょうが。 この際、一番かんたんに参考になるのは古文の教科書だと思います。 というと身も蓋もないので具体的に例を挙げます。 ・過去形に「けり」を使ってみる。 ・丁寧語に「はべり」を使ってみる。 ・主語は省く。 ・打ち消しに「ず」を使ってみる。 これだけでずいぶん「平安時代の古文」ぽくなりますよ。 「そうろう文」でもいけると思いますが、こちらは江戸時代ぽくなります。 では、ご質問の文章を擬古文にしてみましょう。 *候ヴァージョン 学校で擬古文を書くことにあいなり候ところ、いずこから手をつくべきかも分からず候。 方法、参考になるべきほぅむぺぇじ、書籍、何でもかまわぬ候間、ひんとをお教えくださいたく候。 *平安ヴァージョン 学校にて擬古文をかくことになりけるが、いずこから手をつくべきかも分かりはべらず。 方法や参考になるほぅむぺぇじや冊子など何でもよし、ひんとをおしえたまへ。 こんな感じでどうでしょうか。 最大のコツは、 「それっぽければ文法なんて気にしない!」 ということです。 がんばってください!
- cyototu
- ベストアンサー率28% (393/1368)
大変簡単です。候文(そうろうぶん)を書きましょう。コツは、「何々しました」を「何々し候」と書けば良いだけですから。 今日学校に行き候。その途中の日だまりでパンジーが咲いてい候。春が待ち遠し候。 どうです、立派な擬古文でしょう。
- yanhua
- ベストアンサー率72% (508/701)
辞書の解説は兎も角、各種作品については、擬古文、雅文、明治期文語文 など人により解釈や評価が異なるのが実情。更に受験対策での擬古文となると、出題側の過去問や教師陣の対応もあって、残念ですが私は実態を把握していません。 ■評価の高いのは、 アンデルセン作、森鴎外訳『即興詩人』が擬古文として評価が定まっているようです。もっとも、雅文だ/文語文だという人も多くいますが。 http://book.asahi.com/reading/TKY201009210175.html?ref=chiezou すでに言文一致の時代だったのに、あえて擬古文として訳し、多くの読者を得た...。 ■森鴎外『即興詩人』の部分・・・解説(加藤淳平) http://www008.upp.so-net.ne.jp/bungsono/Bunsenkaku/5.html ご参考: 1.擬古文-係り結びの法則 http://blogs.dion.ne.jp/mado/archives/7039502.html 2.狩野文庫 > 第4門:語学・文学 単品複写サービス13. 和文〔擬古文〕 http://kw.maruzen.co.jp/ln/mc/mc_kano4_13.html 3.古語法 http://members3.jcom.home.ne.jp/balloon_rhetoric/example/archaism.html 3.擬古文、雅文、明治期文語文 など見解と実態:意見交換 http://okwave.jp/qa/q4336957.html