- ベストアンサー
寿命
理科の何の分野になるかは分かりませんが 質問させていただきます。 Q1. 地球の寿命はいつでしょうか? Q2. 人類の寿命、また地球上の生命の寿命はいつですか? 根拠をそえてより詳しく回答して頂けると嬉しいです また、できるならば参考になるサイトや本などを紹介していただきたいと思います あと、マヤの予言については回答しないで下さい 注文が多いことには申し訳なく思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「寿命」という言葉は、次のように使われることが多いようです。 (1)寿命とは、命がある間の長さのことであり、生まれてから死ぬまでの時間のことである。(2)転じて、工業製品が使用できる期間、あるいは様々な物質・物体の発生・出現から消滅・破壊までの時間などを言うこともある。 (2)の言葉の使用法を拡張すれば、地球の寿命という言葉の使い方はあると思います。ただし、寿命に関しては、類体(同じもの、同じ作り方をしたもの、同類)について詳しい調査などをした結果で初めていうことができるものです。 地球が唯一で同類がないのなら、地球に関して同類のものを定義するか、見つけるかしないと、地球の寿命という言い方で何かを述べるのは不適当だと思います。 (誰かが28才で殺人や事故、病気、自殺で死亡した場合に、その人の寿命を28年間という言い方もするのですが、この場合、死ぬまでは寿命をいうことはできません) 単に地球が冷え切ってしまう、高温になる、生命が住めない天体になる、他の天体と衝突して破壊される、太陽に飲み込まれるというような事態は起きるかもしれませんが、そうなるまでは、地球の寿命は何億年だったという言い方はできません。 一般的に地球のような位置にある天体はどのくらいで変化してしまうかということに関しては、まだ、科学の調査研究がそこまで進んでいないようです。 太陽のような恒星に関しては次のように推定されています。『太陽の質量のすべてが核反応を行うわけではないので、太陽が核反応を続けられるのは100億年程度と考えられている。現在の太陽の年齢は約50億年と考えられているので、核反応が続くのはあと50億年程度が上限。あと30億年くらい立つと太陽は巨星へと進化して、地球の軌道も太陽に飲み込まれてしまうかもしれない』 http://www.s-yamaga.jp/nanimono/uchu/kousei-8.htm 人類あるいは地球上の生命の寿命というのは、用語法として適当とは言い切れないのかもしれません。三葉虫、恐竜やネアンデルタール人、サーベルタイガー、マンモス、ニホンオオカミ、日本産トキの寿命とは何でしょう。 絶滅状態になった時が推定できたとして、開始時期がはっきりしません。【種としての寿命】が話題になることもありません。 話題にされるのはせいぜいいつ頃絶滅したのかということだけです。 【種の寿命】は概念としても、用語としても一般的なものとは思えません。 また種が絶滅するのは、自然環境の変化や突然の事態とは限りません。P-T境界のような大量絶滅時期があるので、それをシナリオとして説明していることもあります。こういう大絶滅は何度も起きています。人類の出現はごく最近です。現生人類はせいぜい20万年前に出現し、この数百年、100年間で爆発的大急増しています。 生物種は急増したら絶滅が近いと思われるので、あと10万年は持たないで、数千年以内に絶滅する可能性はかなり高いと私は思います。 病気治療や疾患・障害の防止策も急速に進んでいますし、食料やエネルギー関する状況も急激に変わっていますが、一方生物種としてのヒトで異常や障害の発生している割合(生きているヒトの中での比率)も急激に増加しているようなので、かなり早い時期にヒトは絶滅時期を迎えるのではないかと私は思っています。 しかし、科学的に、我々現世の人類が絶滅する時期を推定するのは困難です。 種としての絶滅時期よりは、個々の個体の平均生存期間(寿命)の方が、どの生物種でも推定しやすいでしょう。 一応高等生物の平均寿命では人間が異常に長生きです。細胞が再生しなくなる(分裂できずに死ぬ)ことが生理的限界を決めている一つの要素らしいです。 http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/byouri/vphome/web-rouka/rouka/di1zhang_lao_huato_shou_ming.html なお、人間の平均寿命に関しては、次のサイトに地域的分布色分け地図があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%AF%BF%E5%91%BD 最近の統計の年次推移グラフもあります。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1610.html 日本での平均寿命も大昔は15歳前後、江戸時代でも50歳前後という話がありますが、60歳以上まで生きていた人はいます。 なにを「人間の寿命」というのかも難しいところです。
その他の回答 (3)
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
#1の者です。 赤色巨星の外層の密度は、地上の大気の100分の1程度で、 たとえば高度100kmの宇宙空間の「真空」とも言える濃度ですが、 高度100kmは、人工衛星の軌道としてはほぼ限界で(静止衛星 軌道は高度35,000km)、摩擦により次第に軌道低下して落下する のは、ご存知の通りです。 また、赤色巨星となった太陽の表面温度は、現在の表面温度の 6,000度から3,000度近くまで低下しますが、太陽の表層の外側の コロナは約200万度あり、そこから噴き出す太陽風は、地球付近 でも10万度前後です(今は距離のおけげで大気と地磁気で守ら れていますが)。 当然、表層付近に惑星が持続的に存在する事は不可能です。 (赤色巨星が希薄だから、その内部や表層付近に惑星が持続的 に存在し得るという話は聞いたことがありません)
お礼
二回も回答して下さってどうもありがとうございます。 宇宙は複雑で難しいですね。 でも複雑で難しいからこそ、その本質の面白さがででくるんですね。
>Q1. 地球の寿命はいつでしょうか? 不明です。太陽が赤色巨星になって膨張して行き、地球公転軌道も飲み込むほど巨大化しますが、3~4千度程度のため、蒸発しないことはもちろん、そのガスの薄さのため、公転軌道を維持できる可能性があります。もちろん、その状況では生命が存在は困難ですが(おそらく絶滅するでしょう)。 ですので、太陽が赤色巨星から白色矮星になっても、地球は残り、公転を続けるかも知れません。 >Q2. 人類の寿命、また地球上の生命の寿命はいつですか? 不明です。もし太陽が赤色巨星となって地球を飲み込むような事態になっても、外宇宙を航行できるだけの科学技術力を身につけ、人類は他の住める惑星を目指して地球を離れるかもしれません。スペースコロニーだって、いつもでもSFの世界のものではなく、実現するでしょうし。 もちろん、そのはるか以前に何らかの理由で絶滅するかもしれません。これが人類だけに留まるか、他の生物種全てが巻き込まれるか、予断は許されません。たとえば、直径400kmの小惑星が地球に落下しただけで、全生物種は死に絶えます(そういうシミュレーションがあり、映像化されています)。噴火しただけで氷河期を招くような火山も実在します。 まあ、こうした天災は仕方ありませんが、人災で滅びないよう、気をつけたいものですね。
お礼
詳しくありがとうございます 地球がどうなるか、私たちが生きている間にたくさん解明されるといいですね(^u^) 地球を滅ぼさない為に、地球にやさしくなります!!
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
生物ではないものの寿命は、存在しません。 その物質は、形を変えて変転するだけですので。 「地球」という形が壊れることを指すならば、太陽が燃え 尽きかけると赤色巨星となって膨張し、地球を飲み込む、 60億年後でしょう。 地球上の生命の寿命は、人類以外に宇宙空間に進出 する生命が現れない限り、上記の直前には生存不可能な 環境になって、死滅しているはずです。 人類の寿命は、それ以前かも知れませんし、宇宙に進出して 地球の消滅後も生き延びるかも知れません。 それは誰かに聞くことではなく、あなたが決める事です。 あなたも「人類」なのだから。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます(^-^)
お礼
まず私は「寿命」という概念について、あまり深く考えていませんでした。 そこを説明していただいたことはとてもありがたく思います。 リンクをたくさん貼って頂き、とても深く理解することができたかのように思われます。 本当にありがとうございます