※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「人間原理」と「トーナメント原理」)
「人間原理」と「トーナメント原理」
このQ&Aのポイント
予言書として知られる「トーナメント原理」とは、予言が偶然的に的中することに起因して生き残っているという考え方です。
一方、「人間原理」は宇宙の成り立ちや地球の歴史を偶然の連続と捉え、運命や神の創造ではなく、偶然の産物と述べています。
この二つの原理を結びつけることで、「トーナメント原理」が宇宙の成り立ちにも適用される可能性があるのではないかとの問いが生まれます。
予言書に関して、昔何かの本で「トーナメント原理」というのを見たことがあります。これは予言というものは本質的に偶然でしか的中しないが、現在生き残っている予言書は数ある予言書の中でたまたま予言があたって生き残っているだけ、という考え方です。過去の予言の的中は偶然であり、次の予言が当たる確率は偶然以上でも以下でもないということになります。ノストラダムスは1999年のトーナメントに敗れて姿を消しました。
さて、宇宙の現在の成り立ちを説明する考え方に「人間原理」があります。宇宙の定数や、地球の位置、環境はこれで説明できます。
また、地球の生命がこれまで生き残ってきた歴史を考えると数多くの偶然があります。たとえば、地球の初期では太陽の放射熱は弱かったが、そのころは二酸化炭素がたくさんあったため保温効果で地球は氷の惑星にはならずにすみ、そのあと太陽の放射が大きくなりましたが、そのころにはシアノバクテリアが光合成を始め二酸化炭素濃度を減らしてくれたので、灼熱の惑星にならずにすみました。
また、地球にはこれまで何度か大隕石が激突して大絶滅うぃ起こしていますが、どの激突でも運良く地球の生命は全滅をまぬがれました。数年前にシューメーカー・レビー彗星が木星に激突しましたが、あのレベルの彗星が地球に激突したら
人間原理では今の宇宙の定数や地球の歴史は神の創造などではなく、偶然のものということになりますが、それにしてもものすごい数の失敗作を考えますと、私たちの宇宙や地球はなんとなく「神に選ばれた」という安心感があります。
しかし、ここに「トーナメント原理」で使われている考え方は適用できないでしょうか? この考え方では、いままで偶然トーナメントに勝ってきたが、次も勝つ可能性は偶然以上でも以下でもないということになります。
この私の妄想にも似た考えに、識者のご意見をいただけないでしょうか?
補足
お答えありがとうございます。 やはり、そう思われますか? でも、こういう考え方って世界観がものすごく変わってしまいませんか? 科学関係の読み物などで、地球は数十億年後に太陽が赤色巨星になって最後を迎えるなどという記述がありますが、 これは逆にいえば、人間が暴走などしないで順調に行けば、それまでは地球はなんとか無事だろうということが前提だと思います。 でも、「トーナメント原理」を受け入れると、このような前提はまったく成り立たないことになります。これまでの地球の歴史を 考えると1億に1回はトーナメントに勝たないといけないのですから。 たとえばジャンケンのトーナメントを1000人で行えば、優勝者はだいたい10連勝くらいしてるはずです。 でも、この優勝者はジャンケンには特別強いかとそういうことは全く無くて、次のジャンケンで勝てる可能性は1/2です。 これは、あたりまえの事として理解可能です。しかし、地球の将来が同じようなものだというのは、頭ではもしかしたらそうなんじゃないかという気がしてるのですが、なかなか受け入れがたい気持ちがあります。