- ベストアンサー
地球温暖化の真因とは?それを止める方法とは?
とある過去質問を拝見してから、ずっと気になっています。 まず、地球温暖化が進行しているということは肌身に感じるところもあり、まず間違いないと思うんです。 そして、それを何らかの手段で抑止しなければ、進行度合いによっては地球上の殆どの生命が存続の危機に到る可能性も否定できないことだと思います。 気になる問題は、地球温暖化の原因と、その進行度合いについてです。 私はこれまで、地球温暖化は人類が産業革命をきっかけに大気中に増加させてきた、CO2を初めとする温暖化ガスが原因であり、その排出を抑制・減少させれば温暖化は抑制できるものと認識していました。 ところが、過去質問の中のご回答の幾つかには、 人類による温暖化ガスの排出はきっかけに過ぎず、主因になっているのは自然界からの温暖化ガス放出が指数関数的に増加していることによる、というようなものがあります。 人為的排出を抑止するだけでは温暖化は止められず、最悪の場合400年後には平均気温が100℃を超えるということも言っておられ、本当にそうなったら火山性バクテリアのような原始的な生命以外は本当に全滅してしまいます。 当面の温暖化ガス排出抑制は必要であり、それも継続すべきだとは思うのですが、私達は真に何をすべきなのでしょうか? 直接の御回答の他、参考になるサイト等もご紹介頂ければ有難いです。どうか宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (11)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
(まとまりの無い回答ですが) <<現温暖化の原因>> 現温暖化の原因、そのアウトラインは、 (4)現温暖化← (3)大気中のCO2の増加← (2)その直接原因← (1)根本的原因 <その直接原因> 大気中のCO2がどこから来たかです。 地球で、大気と海洋は一体のシステムです。 そうするとCO2の起源は2つ(2過程)あります。 ア、人為的排出(拡散の過程) 大気中に排出されたものは、大気と海洋に拡散します。 海洋は大気に比べにCO2の容量が現状温度では桁違い大きいため、人為的CO2はほとんど海洋に拡散します。 結果、大気中に残るのは非常に少ない割合(1%ぐらい)です。 イ、海からの放出(平衡の過程) 温度により支配されていますが、海に含まれるCO2は大気に放出されます。 これには、悪循環の連鎖があります。つまり、 →大気中増加→温暖効果で温度上昇→放出増→大気中増加→。 多くのデータと理由で、大気中に増加し続けているCO2は海からと結論されます。 人為的排出分は無視できる低レベルです。 根拠: ・大気中で増加するCO2濃度の観測データと人為的CO2排出は、次のような点不一致、海放出は一致 整然とした指数関数性(過去200年のデータに現れている)、部分における直線性(年増量が一定)、(長期)エルニーニョ変動の関係、季節変動エルニーニョの関係、海中への拡散割合など。 (例えば、直線性(長期、季節変動エルニーニョの影響を除いたもので、最近は年増1.5ppmの一定)では、人為的CO2排出はそのように一定では決してありません。;また、2002年、2003年は、(長期)エルニーニョによりそれぞれ2.4ppm、2.3ppmの異常増です。この状況は、全く人為的CO2の考えと合いません。) ・人為的CO2は過去の氷河期、間氷期(温暖期)の変動と現温暖化の関係を一貫して説明できない。 ・人為的CO2排出説は「拡散」の物理過程なのですが、 第一に考えるべき、必須の「平衡」と言う物理過程が排除されている議論は非科学的。 <根本的原因> では、なぜ海洋から放出? 200年前から増加しています。それ以前はなかったのです。 何かが変わったのですが、それは人間による「森林縮小」が考えられる。 200年より前、「海からの放出量」-「森林による吸収量」=0で、大気中の増加は無しでした。 森林減のため、吸収量が減り、余った分が大気中に増え始めた訳です。 <過去の温暖化、寒冷化の理解> 氷河期・間氷期の仕組みが問題です。 氷河期・間氷期の変動は、 →[間氷期]→寒冷化→[氷河期]→温暖化→[間氷期]→寒冷化→。 この内、温暖化と寒冷化の部分については、その進行の直接原因は、現温暖化と同じで、 大気と海洋でのCO2の出入りによります。 寒冷化については、 海から放出減→大気中減少→温暖効果量減少→寒冷化→海から放出減→。 さて問題は温暖化、寒冷化の停止と反転の仕組みで、それがある訳です。 それを地球の森林がしていたのです。 温暖化と寒冷化の過度の進展が、自然の森林の盛衰で制御されていたのです。 つまり、 温暖化が進むと、その温暖気候とCO2の豊富さをカテに森は繁栄します。 その森林は大気中のCO2を吸収し減らし、温暖化は止まり、今度は寒冷化になります。 温暖化→温暖化進展→森の繁栄→ 温暖化停止→[間氷期]→寒冷化開始→寒冷化 寒冷化-温暖化の反転も、同様で、 寒冷化が進むと、森はその低温のために衰えます。 吸収量が減り、海からの放出が上回り、大気中に増えだし、温暖化になります。 *現温暖化がなぜ起きたのか 最後の間氷期の所で自然の森林の繁栄によってその自然の温暖止められ、少し寒冷化が始っていました。 ところが、その森林を、8,000年前から、人間が開発のために減らして来て、その保全の仕組みに障害を与えて続けて来て、ついに200年前に森林量は限界を超えて少なくなっため温暖化が始ってしまった。 そして今、過去に無い速さで進んでいます。 *対策 この温暖化を止めるには、手遅れにならない内に、少なくともCO2増加が始った200年前に森林を戻すしかないです。 *どこまで 氷河期、間氷期は200から300ppmの間の変動でした。 現温暖化で400ppmに近づいています。 海洋のCO2が全部出ると約30000ppmで、100度以上の昇温になり、水蒸気H2Oの温暖効果が加わり数百度になります。
その他の回答 (10)
- moby_dick
- ベストアンサー率33% (77/228)
(とりあえず) 拙文へご理解感謝します。 少し誤解があるようです。 1)この温暖化の問題では、化石燃料(人為的排出)は、付加的で微量な影響なので無視できます。 (それは呼び水ではありません、後に出たことですから。) 2)現温暖化の異変は、8,000年前から、人為の森林縮小を唯一の原因として進んできて、今後進むことが予想されるものです。 200年前とは、温度が上昇に転じただけで、この8,000年間の異変の中の、この森林減少進行中の、1つの時と言うだけで、特別の状況があった訳ではないです。
- resista
- ベストアンサー率25% (117/461)
まあ身近なところから出来る環境問題対策は ゴミをポイ捨てしない リサイクルできるものはリサイクルする 出来るだけ自転車、徒歩または公共の交通機関を使って通学、通勤をする (パークアンドライド方式などが理想) エアコンなどをあまり使わない(ウォームビスやクールビズはいいと思う) こんなところだと思います 正直国家レベル、企業レベルで推し進めて欲しいと私が思うのが ポイ捨てなどに対する罰金の増加 ガソリンに変わる車の燃料の開発 (水素が理想だが一般市民が買える値段ではないのでその改善なども含む) 二年以内に環境関係のISOの取得をしていない企業は営業中止とか (二酸化炭素か何かわからないけど空気の酷い地域が日本でもあるから) まあ正直森林を元通りに戻すのはほぼ不可能です 理由としては発展途上国の資金源だから、どこの会社とは言いませんが牛肉を仕入れるために広大な土地に目を付け食用牛を買うためのスペースとして森を伐採したりなど様々な理由があります 確かにヨーロッパのほうの砂漠はどうにかなっても(マングローブとか植えてね~)正直他が無理です 正直そんなに環境の事をお思いになるなら電力系の職業にいって新しいエネルギーの開発をしたほうがいいですよ(原子力と違って扱いやすいものを) 実際一般人は無力ですから(最初に挙げたことぐらいしかできないので) まあ全員が自覚を持って細かい事に気を付けたら効果はあるかもしれませんけどね・・・ (正直アメリカや発展途上国がある時点で進行を防ぐのは難しい)
「地球生物会議」というNGOの資料によると、家畜のメタンガスは、二酸化炭素の次に温暖化の原因となっているそうです。また、毎年世界では、九州ほどの面積の森が、家畜を生産するために伐採されているそうです。 アメリカでは消費される化石燃料の3分の1が家畜の生産のために使われているようです。家畜の輸送などにもエネルギーを使います。 と考えると、家畜を減らす=肉食を減らすことが良いように思います。家畜に与える分の穀物を人間に回せば飢餓問題も解決するといいます。二酸化炭素を吸収する森も壊されなくてすみます。生活習慣病も防げますしね。 また、友人から「木は二酸化炭素を体内に固定する働きがある。故に木を切って何かを作るのはいいが、木を燃やすということは、木に留められていた二酸化炭素を放出することでもあり、とても罪深いことなんだよ」と聞きました。なので、やはり木を増やすということでしょうか…。
トヨタがさらに自動車を増産して、今後、世界一になっていくようですね。環境問題への取り組む姿勢が全くないことを表明したようなものです。 PCやTV程度の小型のものであれば、問題ないですが、車は大きいので、社会悪大でしょう。 昔は馬車を使ったり、大名も徒歩だったし、大目に見ても、蒸気機関車で、十分生活してきたのだから、本来「車」などなくても人類は生きていけるのです。 これ以上、世界中の発展途上国に、この環境を破壊する「車」というものを大量にばらまく事はやめて欲しいです。
- K29_2005
- ベストアンサー率27% (15/55)
No.5 No.5 現在の一般的な温暖化説に対抗するHPとして下記の参考URLが有名だと思います。 簡単に一部を言うと、人間が排出する温暖化ガスは地球全体からすれば微々たるもの。 まして自動車の排気ガスがちょっと減った程度じゃ全く変わらない。 というような事が書いてあります。 詳しくはHPを見ていただければいいと思います。 温暖化については左メニューの 「2-3 二酸化炭素による地球温暖化」 に詳しく載ってます。 温暖化だけでなく、現在の環境問題を全般に扱っており、殆どが現在の主要たる環境問題説に問題提起しています。 面白いですよ。
お礼
非常に参考になる情報を有難うございます。 ご紹介いただいたサイトをじっくり読んでみます。
- K29_2005
- ベストアンサー率27% (15/55)
原因は色々ありすぎて実際自分で調査研究してる人でもない限りどれを信じていいかわかりませんよね。 とりあえず温暖化についてはあまりにも説がありすぎて、原因も科学的に実証できてないので対策は不要だと思います。 他に原因がわかってて対策できるものがあるはずですから。 例えばゴミ問題、核廃棄物問題、砂漠化問題、化石燃料枯渇問題などなど…。 特に森林伐採などによる砂漠化はすごいものがあると思います。 中国など大変なことになってますね。 ここらへんの対策をまずしたほうがいいと思います。 温暖化によって受けるメリットは現在寒冷な地域にある国などで多いと思います。 そもそも地球上では平均気温が氷点下なところがあったり、ロシアなど冬は普通にマイナス40度とか行きますよね。 つまり全体的に見れば地球は寒い星だと思いますよ。 1950年~70年あたりは平均気温が下がってたそうです。 アメリカなどがこのままだと寒冷化で大変なことになると発表してたことがあると思います。 この寒冷化の時に寒い地域では港が全部凍ってしまって経済活動もままならなかったそうです。 最近の温暖化によって経済活動ができるまでになってありがたがってることでしょう。 さらに大昔は現在よりもっと温暖な時期もあったらしいです。 そんな中で生物はちゃんと生きてきたわけですから、今の程度の温暖化は大して問題じゃないという人もいますね。 そして温暖化は地球の自然のシステムで暖かくなったり寒くなったりするもので、今後温暖化が進み続けることはなく、寒冷化がもうすぐ起こるだろうという人もいます。 そうなったら今言ったように元々寒い地域の多い星ですから、それらの地域の人間は食料生産もできず経済活動もままならず大変なことになりますね。 しかしこれらは全部説ですから、科学的実証も何もないです。 となるとやはり結論は一番最初の現在わかってることから対策を、ということに。
お礼
なるほど、と思いました。 最近なんかのドラマのセリフに『どれが正解なのか判らなかったら、信じたい方を信じればいいのよ』というのがありました。 少し気持ちが楽になってきました。(^^; 私も明らかであることについて、信じて進めていこうと思います。 どうも有難うございました。
- moby_dick
- ベストアンサー率33% (77/228)
とりあえず。 現温暖化が止められないとすると、 地球の過去と将来は、 ・・・→(13万年前)間氷期→寒冷化→最後の氷河期→温暖化→最後の間氷期→寒冷化→(8000年前)寒冷化減速→寒冷化停止→(200年前)現温暖化開始→現温暖化加速→未経験の高気温→生物死滅→400年後気温200度→・・・ ・8000年前からの異変は人間の森林伐採縮小によります。 ・人為的排出の影響はゼロではありませんが、無視すべきものです。
お礼
ご回答どうも有難うございます。 温暖化・寒冷化のサイクルと、8000年前からの人類の関与という点について、非常に参考になりました。 そして最後の、”人為的排出の影響はゼロではないが無視すべきもの”とおっしゃっているところ、そこを具体的に御教示頂けませんでしょうか? 人類の8000年前からの活動が引き金となって、『温暖化の主たる原因』を誘導したのですよね?それは何なのでしょうか?どうか、ぜひ、何卒、具体的に御教示お願い致します。
- h2o2
- ベストアンサー率55% (35/63)
連鎖による地球温暖化促進について! 危惧されているモヤモヤとした事について、可能性が高い連鎖による爆発的に温暖化が進む例を一つ挙げてみます。 例:オゾン層の崩壊により急激に地球表面温度が上昇し、海底にあるメタンハイグレード(固体のメタンガス)が一気に気化する事により大気中に分散し、地球がお釈迦になる。 解説:オゾン層は現在30年位前に大気放出したフロンガスが劣化し、その主成分であるふっ素により常時破壊されております。ですから使用規制を強化しても最近まで大気放出されてきたフロンガスやハロゲン類(ふっ素が主)により今後更に破壊活動が活発化します。これらの大気汚染は人類が原因です。(オゾン層は約10年で自己修復の限界が来る可能性あると指摘されております。)次にオゾン層が薄くなると太陽の紫外線などにより温暖化が更に進みます。通常は南極の氷が溶けて、海面上昇による水没と言われておりますが、先にメタンハイグレードが気化する方が早いと推測します。このメタンハイグレードとは深海部に高圧縮されたメタンガスの地層があります。(将来の地下資源で天然ガスの一種です。)形状としては、二酸化酸素がドライアイスとして固体になっているのと同じ様なものです。水温が上昇して気化しだすと爆発的に進みます。こうなるともう駄目です。人類にできる事はオゾン層保護技術開発(オゾン層付近にあるハロゲン類の回収)や揮発性有機物類(VOC)の大気放出の削減などによるオゾン消費量の低下などです。あまり深く考えると怖いので参考程度で流して下さい。
お礼
ご回答どうも有難うございます。 うーむ、VOCもかなりの悪さをするのですか。 散らばってしまったハロゲンの回収はかなり難しそうです。どこか一定の高度に集中するとか、”クセ”みたいなものもあるのでしょうか。 メタンハイドレードは考えるだけでホントに怖いです。大放出の前に捉まえて燃料にした方がまだマシでしょうか。それができればの話になっちゃいますが・・。
- aburakuni
- ベストアンサー率30% (470/1562)
真因と言う点については、学術的に決着がついていないし、こういった複合スパイラルの中で何をもって「真因」とするか自体に無理があります。 我々としてしなければいけないのは、真因を追究するより、温暖化・寒冷化に対して有効な対応策の研究に人的資源を始めとするリソースを集中する事でしょう。 温暖化に対しては、温暖化ガスの排出抑制だけでなく、二酸化炭素の分解・炭素固定や、気象変動を望む方向に誘導する大型土木プロジェクトの検討等が考えられます。 しかしながら科学的研究だけでは不十分で、温暖化によるメリットを享受する国もある事などから、国際的合意という政治的課題の克服も必要です。 現在の温暖化ガス排出抑制についてさえ合意が得られない中、個人的には先行きに悲観的ですが、日本においては後者より前者における貢献の方が個人的貢献ができる気がしますので、将来の進路を定めていないなら是非その方面(科学研究)で頑張って下さい。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 温暖化でメリットを享受できる国もあるんですか?ううむ。 恥ずかしながら、私は現役のエネルギー管理士です。 研究というよりエネルギー起源CO2排出抑制の実務を日々やっているわけなのですが、もしスパイラルの只中にいるのなら、それどころじゃないわな、という焦りから質問させて頂きました。 とりあえず今の仕事はマジメにやっていこうと思います。(^^; もしスパイラルが始まっているのなら、本日この日をもって人類による温暖化ガスの放出をゼロにしたとしても既にどうしようも無い訳で・・・。これを是正するには、真因掴んでピンポイントで全力を投入しないととても無理だと思うんです。なので真因にこだわっております。(^^; スパイラルは生じていなくて、今の方向の努力で対策が間に合う規模のものであることを、私も切に願います。
- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
まず、人類としては、「当面やれること」を徹底してやることだと思います。 化学の進展の中でいろいろな理論が出てくるのだろうと思いますが、そうした不確定な事項を思い悩むことも必要かも知れませんが、「今分かっていて、やれること」ができていない現実を解決することが大切なことだと思います。
お礼
御回答有難うございます。 「当面やれること」をやることについては、私も全く異論ありません。 私が心配なのは、心配の要因が不確定というより、最悪の場合、今まで放出してしまった温暖化ガスを引き金として、眠っていた温暖化ガスの放出がスパイラル的に始まっていることが観測されているのではないか?ということです。 これは言い放つ方は簡単ですが、ではどうしたらよいのか?ということがずっと頭の隅に巣食って離れないんです。
お礼
詳しく判りやすいご説明に、多謝致します。非常に参考になりました。 化石燃料起源のCO2が”呼び水”となって、”眠っていた”CO2の放出も加速している、というふうに理解致しました。非常にリーズナブルだと思います。 重ね重ねのお願いで申し訳ないですが、200年前の森林分布の状態を公表しているサイトをもしご存知でしたら、教えて頂けないでしょうか?自分でも探してみます。