#3です。
#4様ご回答は、最も基本に忠実な方法ですね。
ですから、仮に、問題が、基本に忠実な方法を要求しているのであれば、もちろん × でしょう。
弾性荷重法というのは、たわみを、微分方程式を解くこと無しに求める方法として考案されています。
構造力学で、EIが入ることを別にすれば、
たわみ → 2階微分 → 曲げモーメント
曲げモーメント → 2階微分 → 荷重
となるのは、ご存知と思います。
ですから、荷重を与え、微分方程式を解けば、当然、曲げモーメントは求まります。
同様に、曲げモーメントを与え、微分方程式を解けば、たわみが求まります。
しかし、荷重から曲げモーメントを求める際、多くの場合は、微分方程式を解くこと無しに、力の釣り合いから容易に曲げモーメントは得られます。
ここで、上の「たわみ → 2階微分 → 曲げモーメント」の関係に注目すると、これは、EIが入ることを別にすれば「曲げモーメント → 2階微分 → 荷重」の関係と同じです。
つまり、曲げモーメント(正確には曲げモーメント/EI)を仮想の荷重と思って、その荷重に対する仮想の曲げモーメントを(力の釣り合いで)求めれば、それが、実際には、もとの荷重のたわみになります。結局、微分方程式を解くこと無しに、たわみが得られることになります。これが弾性荷重法です。
私は、現在は構造力学担当ではなく他の科目の担当ですが、構造力学を担当していた頃は、この弾性荷重法を変断面はりの解法として学生に勧めていました。
あっ、この回答ではわかりやすくするために「仮想の荷重」「仮想の曲げモーメント」などという表現をしてしまいましたが、これらは、当然、仮想仕事や仮想変位などとは別物です。
お礼
回答有難うございます。 実際 リフティング ビ-ムの最大撓みを求めなければならないので実行してみて 実際の測定値と比較してみたいと思います。 snzsさんの弾性荷重法は知りませんでした。私なりに調べてみたいと思います。有難うございました。