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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:スポーツ力学的に・・・(走動作における接地問題))

スポーツ力学的に考えると、足の接地はどうすべき?

このQ&Aのポイント
  • 長距離ランニングで接地について考えることが多いです。
  • 速いランナーは足の外側から接地する傾向がありますが、力学的には平行に接地した方がエネルギーロスは少ないはずです。
  • 外側から接地するメリットやリスクについて理解したうえで自身の走法を見直すか悩んでいます。

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回答No.2

1)の回答を寄せた者です。早速のお礼、恐縮です。 その中での、ご質問ですが、当方、少々、思い違いをしておりました。この数年に流行しつつあるフォアフット論を推奨、実践しておられる方かと思い込んでおりましたが、そうではなくて、短・長距離走の走りの垣根、差異を取り除いて、新しい長距離、短距離概念を組み立てようとしている方なのですね。そういう姿勢の方とは知らず、当方の思い込み、失礼致しました。 トラック競技としての長距離ということでしたら、論点が違ってきます。トラック走路は、ややクッションも利いた平坦なものですから、フォアフットで問題ありませんね。母趾球という小面積での着地でも衝撃は少ないでしょう。また、接地時間(償却期間)短縮の為の蹴り動作もスピード向上に資するものと思われます。通常流布されている一般市民ランナーのフォアフット論とは別世界のこととなりますから、そういうことになります。 短距離走でのSSC(伸張-短縮サイクル)を利用してのフォアフット、「素早いエキセントリックな筋活動後のコンセントリックな力発揮を増大させる伸張反射と弾性エネルギーの利用」と、そのメカニズムを定義されるSSC。これを長距離走に生かすべく、母趾球接地直後、殆ど、踵がトラック路面に触れるまで下りてくるという感覚ならば、長距離の完走に耐えられるのでしょう。バーナード・ラガト選手も、全くトラック路面に踵が触れていないということではないと思われます。それでもSSC理論が消滅してしまうのではなく、SSCは、大いに生きているのだと思います。ですから、短距離走よりは、つま先を上げた格好の着地になるミッドフットランディング(フラット着地)により、バーナード・ラガト選手も駆け抜けているのではと思われます。 以上、個人的な見解のみ、申し上げました。

noname#163797
質問者

お礼

あけましておめでとうございます。 帰省していたためにお礼が遅れてしまいました。 なるほど。非常に参考になりました。 ありがとうございました。 自分はこのような話には非常に興味・疑問がありますので、また質問した時には宜しくお願いいたします。

その他の回答 (1)

回答No.1

ヒールカップストライクは当然として、フォアフットというのも、足先接地から踵付近接地に移行するのですから、どちらも推進力となる重心移動の起点は踵です。フォアフットは、踵への移動など無いということならば、母趾球の方が踵部より小さいことは明らかでして、それだけ衝撃力を高めることになるわけですから、フォアフットの衝撃減少効果とは相反するものになります。若干、足首が衝撃吸収するかも知れませんが、踵への接地を堪える為に足首は固まっていますから、足首の衝撃吸収はあまり期待できません。で、重心は踵から足踏まずの外側を経て母趾球、親指へと抜けていくわけですから、外側着地の方が時間的なロスは少なくなります。足の中心線に着地したら、一端、それを外に持ち出さなければなりません。一瞬のことではありますが、見ようによっては、そういう遠回りの軌跡を描く重心移動によって、地面を強く押すとか、強く踏む感覚が出てきます。足の中心線(例えば、土踏まずのすぐ後部)への接地から、即、真っ直ぐに母趾球(親指)というのでは、まさに、ヒールカップストライク特有の蹴る走法の感覚になる可能性があります。接地時間を出来るだけ短縮する為に蹴ってしまうわけです。こうなりますと、そもそもフォアフット走法ではありません。フォアフットの理念を捨て去っています。 ハーバード大のDaniel Lieberman教授のNature誌(2010.1.27)論文でも、フォアフットによる衝撃減少を証明しているだけです。ですから、衝撃によって膝や腰に問題を抱える選手には有効かも知れぬもの、つまり、「柔らかく足を運ぶ、靴が発明される以前の快適な走り方」を求めてのものなのです。単に、これはケニアの若者たちの裸足実験だったわけです。競技に対する見解ではありません。 近頃のマラソンでの国際大会を見ましても、男女ともに踵着地です。着地の瞬間、つま先が上がっていることは静止画像で確認できます。また、中山竹通(元オリンピック代表)氏も「フラット走法といっても、前足部を意識した着地の方が速く走れる気がするだけ」と言って、実際に前足部着地であると言っているわけではありません。踵で着地する感覚よりも、前足部着地の感覚がよろしいのではと言っているだけなのです。そうすることで、脚の切り返しが速くなるのだと補足しています。 以上、フォアフットに対する疑念を申し上げました。勿論、多くの逆の立場の見解もあろうかと思われます。それを承知の上で個人的見解を、ということで失礼致します。

noname#163797
質問者

お礼

いつもお世話になります。 詳しい回答ありがとうございました。 非常に参考になりました。 >接地時間を出来るだけ短縮する為に蹴ってしまうわけです ちなみにこれはスピードの向上にはつながりえないのでしょうか?やはり単なるエネルギーロスに終わってしまうのでしょうか? ちなみに自分はトラック専門なのですが、トラックの世界大会を見ると圧倒的につま先接地(フォアフット)が目立ちますよね。自分の憧れのバーナード・ラガトも例外ではありません。これについてはどう思われますか?マラソンにおいてはスピード≦スタミナなのに対し、トラックではスタミナ≦スピードですから、それによるものなのでしょうか?

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