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山登りのときの歩き方-「ハの字」って?
- 山登りのときの歩き方-「ハの字」って? 小学校の遠足での山登りの時、先生に「足をハの字にすると安定する」と言われたのを覚えています。その時、先生の足を実際に見たわけでもなく、深く考えないまま、自分で勝手に思い込んでいるのが以下の解釈です。それが正しいか間違っているか教えて頂きたいです。
- 「ハの字」って内股?外股? 山登りのときの「ハの字」とは内股の歩き方を指しています。山道は中央部分が削れていて、断面にするとU字型の溝になっている場合が多いです。そのため、足を道と平行にするとすべりやすそうなので、内股にして足の外側に力を入れる(エッジを効かせる)のが良いです。登りも下りも同じ歩き方が効果的です。
- 外側のエッジを効かせるのはおかしいし、登りの時は外股の「ハの字」? 「エッジ」とはスキーのイメージを思い浮かべるかもしれませんが、山登りの際に外側のエッジを効かせるのは正しくありません。山道の断面はU字型の溝になっているため、内股にして足の外側に力を入れることが重要です。登りの時も同様の歩き方をするのが良いです。
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山登りの歩き方の基本は外股で爪先がハの字に開いた歩き方です。 平らな場所で無理にハの字にする事は有りませんが、山道は 傾斜が有ったり、凸凹なので基本ハの字には常に留意してください。 理由は次の通りです。 歩行時に体重は足首から足裏と爪先へと掛かります。体が前後左右に 振れた時には無意識の内に爪先に力が入りバランスを取ります。 爪先がハの字に開いていると、爪先に力が入りやすく振れに対して バランスを取るのは容易です。足首と爪先の張る三角形も面積が 大きく安定性には有利です。 これに対し、爪先が逆ハの字か真っ直ぐですと無意識の踏ん張りが 効かず、体が外側に倒れやすくなります。転んで足首の捻挫が起こる 場合はほとんどこのケースです。 日本の山で良く転落事故の話しを聞きますが、年輩者女性の場合には 疲労から足取りが雑になり(ハの字基本が守れない)転んで 落ちるのではと推察しています。 ロッククライミングの話しも有りましたが、その時の握りや足場の 状況により様々で、基本XXとかは有りません。 例えば、足場が1cm程度有れば爪先、0.5cm程度なら爪先から 足の内側の側面と云う具合です。 スキーのハの字が反対側なのは、登山と同じハの字ではスキーが 開いて股裂き状態に成ることもありますが、次の理由からです。 体重は足首からスキー靴に掛かります。この状態で膝を前に入れるか 体を前傾すると体重は爪先に移動し、同時にスキーの外側エッジは 雪面から離れるか、これに掛かる力は小さくなります。 歩行の時の捻挫転びに相当する外側への転倒はしなくなります。 前傾した姿勢では、爪先に体重が掛かっているとスキーを コントロールし易いのもスキーでハの字を採る大きな理由ですが。 色々な意見は有るでしょうが、登山は「外」ハの字、スキーは「内」 ハの字が基本と指導してください。
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私も以前同じようなことを聞いた気がします。 恐らく遠足時の先生の指導。 でも、たぶんでたらめ。 基本真っ直ぐです。 特に登りは。 物理学的に1番力伝導のロスが少ない。 中学物理の菱形を思い出せばいいでしょう。 横に広がるほど前への力が伝わらなくなる。 ロッククライミングも同じ。 足がポイントに直角なら安定、横向きになるとグリップが落ちる。 陸上選手もパワーロスが減るように真っ直ぐに足を置きます。 とは言っても常に足が腰幅の位置にあるわけではないです。 腰幅より広ければ自然とガニ股になります。 足場が悪ければそれに従うしかない。 無意識に体が効率のよい足の置き方を選びます。 無理にがに股にすると膝に負担がかかります。 内股も同じ。 平坦な上り下りは真っ直ぐ。 足場が悪ければ地面の形に任せる。 それでいいのです。 特にがに股のクセがなければ自然に歩けばいいのです。 足の置き場を考えてるとかえって疲れますよ。 学校の先生が登山者とは限りません。 必ずしもまに受ける必要はないです。 歩きやすいよう歩く、それが1番。 無理して内股、がに股にする必要なし。 参考まで。
お礼
ご回答ありがとうございます。 たしかに先生が登山家ではないかもしれませんが、でたらめとは 思えず、真意が知りたかったです。 ただ、もし私が「内股」で人に教えていたら、「でたらめ」でしたね。 ありがとうございました。 以上
>山登りのときの歩き方-「ハの字」って?- ガニ股(外股)のことだと思います。 山道は傾斜がついているので、まっすぐ足を向けたのでは 足首が曲がった状態で荷重がかかるようになり 疲れやすいのです。 またU字になっているところでは、 地面に対して足をまっすぐ体重をかけることになるので、 滑りにくいということもあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 外股だったんですね。とんだ思い込みでした。自分がもともと若干内股だったこともあり、 その方が安定すると思ってました。私にとっては、外股にした方が足首に無理が掛かるような 気がして、、、 危うく、子供や知人に間違った教え方をするところでした。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 非常にわかりやすい説明で納得できます。私の思っていた「内股」説は 脆くも崩れ去りました。まあ、内股ナ訳ないですよね。 ところで、登りの際も下りの際も同じでしょうか。 >登山は「外」ハの字、スキーは「内」ハの字 ということは、下りの場合と思って良いですか。では、登りは? スキーは「外」ハの字 ですね。 もしよろしければ、そういったところに視点を置いて教えてください。 以上 ありがとうございました。