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税効果会計を適用する場合の全部純資産直入法
その他有価証券を全部純資産直入法で処理する場合、 損益は発生しない(税額は変わらない)のになぜ税効果 会計を適用するのでしょうか。 その他有価証券評価差額金 100 投資有価証券 100 とだけしては(税効果会計を適用する場合)なぜ誤りな のでしょうか? よろしくお願いします。
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その他有価証券は、将来売却等でその評価損益が顕在化したときに課税が生じます。すなわち、売却益には課税され、売却損の場合は他の所得から控除され節税効果を生じます。 そこで、その他有価証券評価差額金の内、評価益については未払税金として繰延税金負債を、評価損については前払税金として繰延税金資産を計上する訳です。 言い換えれば、純資産の部の留保利益はすべて税引後ベースに揃える趣旨とも解釈できます。